HCG注射で男女の産み分けができるの?

HCG注射で男女の産み分けができるの?

産み分けについて専門病院では、CG注射を用いて産み分けをする場合があります。

これが産み分けが注射でできるのか?ということのなのでしょう。

hCGとは、

絨毛性腺刺激ホルモンのことです。

hCGとは、妊娠検査薬で検査を行った場合、陽性になる成分であり、

卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌を促す作用があります。

HCG注射が使われる場合は、主に2つあります。

これらはよく不妊治療で用いられます。

1・熟成された卵胞を排卵させる目的(LHサージを人工的に起こす効果)

2・hCGは黄体ホルモンの補充の目的

 

産み分け目的で使用される場合は、1の成熟された卵胞を排卵させるのです。

HCG注射が投与されてから、おおよそ24~36時間後に排卵が起きるのです。

その期間中に性生活の仲良しのタイミングを合わせることで妊娠の確率が上がります。

男の子を産み分けしたい場合はY精子の特徴をいかします。

X精子とY精子が同時にスタートした場合、先に卵管にたどり着くのはスピードの速いY精子です。

でも、それが排卵前であった場合は寿命が短いので卵子を待っている間には死んでしまうのです。

これを利用すると、排卵日当日を狙うのが最もY精子の特徴を生かせることでしょう。

他にも男の子を授かるための方法もご参考になさってください。

 

HCG注射の副作用

HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とは、※HCG=Human chorionic gonadotropinのことで、

妊娠が成功すると急速に分泌される糖タンパク質のことです。

ヒト絨毛性ゴナドトロピンたんぱく質を構成するアミノ酸分子は237個のアミノ酸分子であると言われております。

このHCGは、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌を促す作用があります。

そのため、排卵させる目的や、妊娠を維持するために、これらの働きに着目し治療を行っていくものです。

しかしHCGは卵胞に直接作用する事から、

女性特有の体調の不良を感じたり、

OHSS症候群と呼ばれる症状を発症するケースも確認されております。

また、体調不良や治療に対する不安から精神的にも憂鬱になったりという事も

人によってはあるでしょう。

HCG注射をもちいての産み分けを考えている場合は、

事前に正しい副作用症状を認識しておく事が最も大切です。

そして、医師にも確認して、夫婦で話し合って取り入れて行ったら良い方法なのでは

ないでしょうか?

HCG注射の副作用としては

・腹痛(人によっては刺し込むような激痛に感じられることも)

・頭痛

・吐き気

・めまい

・下腹部のはり

などの症状が現れやすいでしょう。

また、HCG注射を1回行った程度ではOHSS症候群になる可能性は低いようです。

hMG注射+hCG注射を合わせて用いると、このOHSS症候群は約16%程の確率で発症すると

言われています。

そして、もっと怖い副作用が実はあります。

HCG注射投与の翌周期に、少し大きめのホルモン産生嚢腫(さんせいのうしゅ)とよばれる

遺残卵胞というものが出現することがあります。

これは閉鎖不良卵胞と呼ばれるもので、

次に、良好な卵子を排卵しないだけでなく、

黄体機能も十分にならない作用があるので、

高温期を維持することができなくなり、すぐに生理がきます。

その短い高温期がまた新しい、閉鎖不良な卵胞(ホルモン産生嚢腫)をさらに作り、悪循環をおこします。

月経周期は連鎖的に乱れてしまい、妊娠できる良い卵子が排卵されなくなる

という妊娠したい方にとってはとっても悲しい結果になる可能性がありことも事実です。

 

 

OHSS症候群とは?

卵巣過剰刺激症候群のことで、

こういった症状が確認されています。

・めまい

・腹痛

・下腹部のはり

・息苦しさ

・腰痛

・急激な体重増加

・吐き気症状

・尿量減少(乏尿)

・下痢

・胸水・腹水

上記のような症状がかくにんされています。

この、OHSS症候群は、人によって程度は違い、軽傷な方から、重傷な方までいます。

もちろん、こういった症状が出ない方もいらっしゃるでしょう。

薬にプラセボ効果があるように、心配性で副作用になったらどうしようと

不安が強い方は、副作用も出安いでしょう。

以前とちがってホルモンバランスが変わるので、

めまいや吐き気そういった症状が普段なかったものが現れるので、辛い事でしょう。

そして、この症状については基本的には自然療法で経過を見ていくでしょうから

医師とよく相談していく事が大事になってくるでしょう。

また、おなかの赤ちゃんへの注射の影響も心配される方もいらっしゃるでしょう。

HCG注射の赤ちゃんへの副作用を心配されるよりは、

ご自身のカラダへの副作用が楽であるように、

日々リラックスして過ごすことが大事ですし、

ママの心身が良い状態だったら、

当然赤ちゃんへも良い影響が行くものです。

 

私としては、

こういった点で不安が残る様でしたらこの方法での不妊治療及び、産み分けはお勧めいたしません!!!

 

ただ、産み分けの成功・失敗を分けるものの根本は

産み分け方法にあるわけではない事は知っていて下さい。

産み分けがうまくいかない本当の原因は医師も教えてはくれませんが、

もっと別のところにあります!!

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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