妊娠しやすい体つくり 運動は自律神経などのネットワークを活性化

妊娠しやすい体つくり 運動は自律神経などのネットワークを活性化

妊娠しやすい体つくりを考えた時、

全身をいい状態に=健康度が高い

という視点で考えていただくのが一番近道になるといえます。

そのためには運動が最適となります。そのための運動についてご紹介します。

 

妊娠、妊活というと、

細胞でいえば卵子や精子ととらえてしまいがちですが、

全ての細胞も器官も体の一部です。

自律神経やホルモンバランスや免疫系といった全てが連携しながら

体のバランスを保ちながら全身を総合的に働かせようとすうるメカニズムが働いています。

すべての連携が取れてこそ、体はいい状態になっていきます。

 

そのために日々のちょっとちょっとした体を動かす習慣によって、

運動刺激によって細胞に刺激が伝わり活性化します。

妊活=検索しては試してみるという習慣よりは、

ごくごく自然だけど、昔から生物が当たり前にしてきていることに

着目して取り組んでみることこそが案外近道になります。

妊娠・出産は卵巣や子宮だけが働いておこるものではないという事です。

生殖活動も、全ての生命活動の一部であって、

自然なリズムでバランスが取れた時に順調に整ってきます。

 

適度に体を動かす習慣がない場合はもちろん、

体全体に運動刺激が加わっていないため、

自律神経やホルモンをはじめ免疫系にもアンバランスが生じてきます。

 

激しい運動はかえって生殖機能に悪影響を与えますが、

心拍数が安定した状態でできる適度な運動は、

元気な赤ちゃんへの第一歩といえますね。

 

ただ、妊活のためとばかりにウォーキングもやりさえすればいい、

やらないと・・・と思って義務的になってしまえば、

せっかくの運動も台無しです。

おススメは、朝気持ちの良い空気を吸い込んでみたり、

体内リズムを整えるためにも、朝日を浴びながら5分間からでも歩いてみると

気持ちいいですよ~。

 

ウォーキングはずっとやっているんだけど・・・でも妊娠しない

そういう方は、心地よさを感じながら行っているか、義務的になっていなか

という点もチェックしてみましょう。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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