ストレスが不妊症リスクを高める 運動でストレス発散自然妊娠へ

ストレスが不妊症リスクを高める 運動でストレス発散自然妊娠へ

妊活中に限らず、ストレスがかかる現代社会では、

ストレスになる事があふれています。

自分自身がストレスに感じていなくても、体が反応している事も多いのです。

そして、妊活を始めるとさらにストレスやプレッシャーはかかってきますよね。f37990339d2bdb2844daded4b6e13f2f_s

次こそは・・・。今度こそは・・・。

またダメ。また今回も・・・・。本当に授かれるかな。不安不安不安・・・・。

うまくストレス対処することが、妊娠力に直結すると言ってもいいくらいです。

【ストレスが不妊期間を引き延ばす】

ストレスが強いほど妊娠するまでに時間がかかり、

不妊症リスクを高めることが研究で明らかになっています。

アメリカで実施された環境中の化学物質や生活習慣と妊娠する力の関係を調査した

LIFE研究で得られたデータから明らかになっています。

 

不妊症ではないカップルを対象に妊娠までの期間とストレス度を示す、

ストレスマーカーとなる唾液中のアルファアミラーゼ濃度

と妊娠するまでにかかった期間の関係をみています。

その結果、唾液中のアルファアミラーゼ濃度によって測定されたストレス強度ea228da4cd1368b81861b7f06389d7ec_m

は妊娠するまでに要する期間や不妊症リスクに関連することがわかりました。

ストレスを感じたりため込むカップルの場合は、より妊娠までに期間がかかったり、

不妊症になるリスクも高いと言えます。

 

【ストレスをため込まない生活習慣に切り替える事がとても大切】

ストレス自体は誰にでもあります。でも、生活習慣を変える事で、

その対処能力を引き上げる事はできます。

現代は食事もストレス対処能力を下げやすい食事バランスになりがちです。

テレビやスマホの普及により、睡眠の質も意識しないと下げてしまいます。

運動不足も、ストレス対処能力を下げてしまいます。

 

【ストレス解消には有酸素運動が効果的】

 

人間の体は心(精神)の状態によって様々な症状を起こします。

ストレスは私達の体にマイナスの症状を与える代表的なものだと言えます。

運動をすること(体を動かすこと)は有効なストレス対処法の一つです。

また、運動を続けている人は、運動をあまりしない人に比べると、

ストレスに対しての対応力があることが明らかになっています。

激しい運動をするほどストレスが解消されます。

運動とストレスの関係はいわば反比例しているのです。

運動の種類は有酸素運動がより効果的だといわれていますが、

なぜ有酸素運動がストレスに効果があるのか、それは、

ドーパミンや、セロトニン、オキシトシンといった幸福感に関係するホルモンが

たくさん分泌させるようになるからです。

効果的なドーパミンを出させるには、ウォーキングが有効になります。ウォーキングpng

 

ウォーキングといっても、妊活で効果を出すには、

呼吸法と合わせることと、歩き方にポイントとなる点が出てきます。

強弱をつけた歩き方で、ストレス発散効果をさらに高めます。

 

日頃からあまり動いていないなぁ・・・。そう感じられる方は、

ぜひ、お日様にあたって、歩いてみてくださいね。

 

それでも

なかなか運動は・・・。忙しいし、苦手で・・・。

そういう方も、

歩いてはいるけれど中々妊娠できずにいるという方、

本当にこのままで妊娠できるのか不安な方

今までの妊活で成果が出せず焦っているという方、

医学的意外な不妊の原因はもっと別のところにある可能性も高いです。

 

妊活を長期化させたくない方、

結果を出せるように変わりたい方、

ママになって赤ちゃんを抱きたい方は

のちのち後悔しないためにも妊娠に必要な3つの力についてチェックしておいてくださいね。

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この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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