ストレスが不妊体質を作り上げる

ストレスが不妊体質を作り上げる

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人間にとってストレスが良くない事はご存知かと思いますが、

このストレスは赤ちゃんを授かるという事を本当に遠ざけてしまうモノなのです。

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ストレスそのものはあってもいいものなのですが、長期にわたりかかってくると非常によくないのです。

なので、ストレス対処の能力の高さは、妊娠力の高さと比例してくるでしょう。

ストレスの元となるものは、現代ではあふれかえっています。

仕事での問題、人間関係、家族間の問題、人工的に作られた環境、

自分自身がストレスだと意識できるものから、無意識のうちにストレスになっているモノまで

ありとあらゆるものに囲まれてすぎています。

人間も動物ですので、できるだけ自然に近く動物がやっているような行動をとれれば色々なストレスは

随分軽減できるのでしょう。

なぜストレスがよくないのか・・・

ストレスを感じるとコルチゾールやアドレナリンと呼ばれるストレスホルモンが出てきます。

このホルモンが出続けて1週間も続くと、脳の海馬と前頭葉前野の神経細胞が死んでいき萎縮していきます。

その部分が小さくなってしまうのと同時に神経細胞の突起(シナプス)もなくなってしまうのです。

記憶力も低くなることはもちろん、前頭葉前野の活動が低下してしまいます。

人間が健康でイキイキと生き、夢をかなえて幸せに暮らしていくうえで、

脳を修復、活性化させることはかかせないのです。

あなたの全てを司るのが脳だからです。妊娠できない本当の理由は脳にあるからです。

何かしらのストレスや精神的ショックな事は脳の神経を物理的に損傷させます。

その損傷がおきた部位が病気が起きた部分のところと関係がある事が脳科学で証明されています。

ネガティブな事を思考するだけで脳内のネガティブ神経回路が

構築され、太くなります。そうすることで、交感神経を優位にしてしまいます。

ネガティブいっぱい、ストレスいっぱいでいるとどうなってくるのかお話ししましょう。

ネガティブ感情いっぱいでいると、脳からはアドレナリンなどのストレスホルモンが分泌され、

筋肉が収縮します。そして、毛細血管が圧迫されて血流が悪くなります。

そうすると、様々なところに病気をもたらし始めます。肩こりや腰痛もそうです。

血液を送り出す心臓にも負担がかかり、エネルギーが無駄に使われて疲れやすい状態になります。

アドレナリンのホルモンなどは、すべての内臓器官の調子や自律神経のバランスも崩します。

呼吸は浅く、はやくなります。この時、脳波はβ派が出ています。

こういう時には実力が出し切れなかったり、勘が鈍ったり、

集中できなくなったりして、ますます失敗を引き寄せてきます。

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ストレスはうまく発散させて、対処することが大事です。

1 ゆっくり寝て休息をとる

2 意識して呼吸を整え深呼吸をする

3 楽しい食事を心がける・おいしいものを食べる

4 程度な運動をする

 

これらは妊娠力を上げる事へ直結します。

 

 

 

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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