40代不妊で悩んでいたら 妊娠しやすくイメージ療法

40代不妊で悩んでいたら 妊娠しやすくイメージ療法

バラとアロマキャンドル

イメージ療法は、イメージすることによって体と心に変化を生みだし、

リラックス効果を高めたり、疾患の治療に用いられていたりもしています。

目をつぶり、イメージしていきながら問題や悩みなどを解決していくための

心理療法です。このイメージ療法は心身ともに作用するため、

精神的なリラックスにより自律神経の不調が整う、ホルモンバランスが整うといった面で

妊娠希望の女性の手助けにもなる方法ともいえます。

イメージ療法についてみていきましょう。

 

40代の妊活では焦りやすく不安がちに

30代後半から40代にかかると、

年齢的な心配から非常に焦りやすくなるという事、また高齢出産に関係するリスクなどから

妊娠したいけど同時に不安にもなるという心理でストレスから解放されにくくなります。

ストレスは活性酸素をうみだし、卵子や精子といった生殖細胞の劣化にも直結します。

 

心身ともに良い状態であることがもとめられる子供が欲しい女性にとって、

イメージ療法を用いた妊活は、自律神経の失調を緩和し、免疫力の活性化、

ホルモンバランスを整えていくという面でもとても役立つことでしょう。

イメージ療法には主に、催眠療法・誘導イメージ法・フリーイメージ法などがあります。

 

イメージ療法・催眠療法と効果

イメージ療法は海外では医療と合わせて用いられることがあり、

癌治療の治癒の貢献寿命を延ばすといった点でも有効とされています。

 

催眠療法では、クライアントが催眠誘導によりトランス状態(催眠)になり

覚醒はしているけれども精神はリラックスし副交感神経が優位になり集中力が高まった状態で

言葉がけに合わせてイメージしていきます。

催眠療法は、精神療法の1つであり、様々な病気や精神疾患の治療に効果を発揮しています。

何かの恐怖症の克服をはじめ、偏頭痛、円形脱毛症、気管支喘息、神経症、頻尿、おねしょ、

チック、不感症、乗り物酔い、吃音などにも有効とされていますし、

疼痛の緩和にも有効です。

 

また妊活など、心身の状態をよくしていきたい、思考を前向きにしたい、行動をポジティブにしたい場合にも

有効で、クライアントに対し、イメージを想起させるよう促したり、

クライアントが望むイメージを強く鮮烈に潜在意識へ植え込んでいきます。

イメージに合う自分でいたい、現実化させたいと変化させていくための

なりたい自分、得たい未来を叶えていくためにも役立てられ、悩みの解決や問題の軽減や解消にむけて

有効な療法とされています。

 

カウンセリングでも催眠・イメージ療法を実施

海外の生殖医療の現場でも体外受精と合わせ、イメージ療法を用いることもあり、

その場合はイメージ療法を受けた人とそうでない場合とでは妊娠率に違いが出て

イメージ療法が妊娠をのぞむ女性にとって有効になっているようです。

 

不妊で悩む女性はやはり、生理が来ては落ち込む。結果がでなくて悲しむ

という事を繰り返しながら、自分自身で自信喪失にもなりながら、

自己嫌悪になったり、感情がコントロールできずにイライラしたり泣いたりと

不安定になってしまいがちです。

自分の心を穏やかにすることが難しいくらい、ストレスとプレッシャーをかけながら

取り組んでいるので、心のケアを大事にしてあげて欲しいですね。

 

意識してイメージのいい色に囲まれる

日々の生活の中で、目から入ってくる情報が

もっとも多いのですが、

意識していないと、見えていても

目に留まらないものばかりです。

目から入ってくる情報を良いものに意識して、かえるということも大切です。

 

そんななかで、色のもつイメージにも着目したいと思います。

 

色はひとの心に影響を与える

私たちの生活の中には、ほんとうにたくさんの色が溢れています。

そんな色には不思議な力が宿っていて、

色がストレスや不安を少なくしたり、

力を発揮させてくれたり等、

身体に影響を及ぼす不思議な効果を妊活中にも

取り入れていきましょう。

妊活中には積極的に取り入れたい色

ピンク

ピンクは女性ホルモンなどの分泌を促す色とされています。

多くの女性にとって、美と若さをつかさどる色といえます。
穏やかなピンクは筋肉の緊張、弛緩を数値として

表したライト・トーナス値が最も低い色とされており、

交感神経に働きかけ脳を活性化したり、

血行を良くしたりする効果があると言われているので、

妊活中の方は、服装やメイク、ワンポイントにも、

日々の生活のインテリアなどにも

取り入れて、いいイメージを入れていくと楽しいですね。

 

オレンジ

ひまわり

オレンジ色は、暖色系の中でもとくにやわらかく、

ぬくもりに満ちた色として扱われています。
それは、炎の色、太陽の色などを見ても分かるように、

人間の潜在意識の中おいて、

無意識に暖かい色としての認識があるのでしょう。

喜びや幸福感を感じさせる色。

ポジティブなイメージが強く、いろんなシーンで使いやすい色です。

 

グリーン

ハートの木

緊張感を和らげ、目の疲れを和らげます。

緑を見たり、手入れをすることによって緊張感がやわらぎ、

心の癒しになることが実験で確かめられています。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

プロフィールを詳しく見る

みなさんに読まれています

妊娠された方々も読んだ
「妊娠するための教科書」を無料プレゼント。
みなさんにお役立ていただき、
喜ばれたLINEメッセージです。

LINE登録はこちらから

トップに戻る

もっと知りたい