まさか?子供ができないと思ったら妊娠するための9つのポイント

まさか?子供ができないと思ったら妊娠するための9つのポイント

妊婦 妊娠

結婚して、それなりに夫婦の営みもあったけれど、妊娠しない。友達や同僚がどんどん

妊娠していく。年齢的にもそろそろ不安だなぁと思ったら、

妊娠するために考えてほしいこと、大切な事11のポイントをまとめました。

ちょっとチェックしてみましょう。

 

1不妊症とは

避妊をせずに、二年間セックスをしていても妊娠しない事を医学的には不妊症といいます。

不妊症とは、せっくすをしていても、結果として妊娠しない状態の事で、

決して、病気ではありません。

何かの病気が原因があって、不妊になっている事はありますが、

不妊そのものは、病気なのではなく、何かしらの原因で

妊娠する力が低下していると考えた方がいいのでしょう。

「未妊」といった言葉もあります。

まだ妊娠していないだけですね。

本当は妊娠する能力はもっているし、妊娠できるけれども、

色々な原因によって、その能力が低下して、

分に発揮できなくなってしまっているだけなのです。

赤ちゃんも、その妊娠できる状態になるのを、楽しみに待っていてくれている状態なのです。

 

 

2 正しい妊活とは

不妊夫婦もめる不仲

妊娠するためには、正しい妊活が必要です。

子供がができない!そう思えば不安になるでしょう。インターネットはとても便利なツールです。

調べれば、いろいろな情報であふれかえっていて、みなさんとても翻弄されています。

調べれば、調べるほど、何が正しくて何が間違っているのか

わからなくなり、不安はどんどん膨らむばかりです。

だからこそ、正しい知識を持ち、ご自身の体、女性ホルモンを整えて、

夫婦で家族になるための大事な過程として赤ちゃんが授かるまでの期間をお過ごしいただきたいと思います。

 

不妊治療もときには必要でしょうし、それで授かれる方も、もちろんいらっしゃいます。

しかし、私としては、不妊治療へ踏み込めば、妊娠できると思って、

辛い不妊治療を頑張り続けて、くたくたになってしった方の相談もたくさん受けてきたので、

不妊治療さえ進めば授かれるわけではないという現実をお伝えしておきたいと思います。

 

不妊治療を受ける方が増える一方で妊娠率は低下の一途、

そして増えているのが、流産率、不育率となります。

不妊治療をはじめれば陥りやすいのがセックスレスですし、

抱え込むのは大きな不妊治療ストレスです。生殖において、タイミングのコントロールや

薬の使用はメリットもあればデメリットも多く、特に不妊は期間が長引かせるほど

悪循環になるという点がありますので、

治療に進むことばかりが良いわけでもありません。

あくまで原因にあった治療方法であるという点をカバーしてくれていることです。

不妊治療が担う部分は、卵子と精子の距離を物理的に縮めるという事だけです。

つまり、細胞の質をよくするとか、

受精卵が着床して、そのあとも定着できる体つくりをしてくれるわけではないという事です。

正しい妊活とは、妊娠するために必要な卵子の質を高める、

受精卵が着床でき、定着できる体つくりです。

それには、体と密接につながった心を安定させ、

コントロールできるようにすることが最善です。

 

そのための知識を得て、それを活用することを言います。

 

3基礎体温をはかり女性ホルモンのバランスの乱れチェック

赤ちゃんが欲しい場合、まずは基礎体温を測り、

基礎体温表をつけてみましょう。

一度はグラフを手書きで書いてみることがおススメです。

妊娠しやすい時期、排卵日近辺の日がわかるようになります。

また、グラフをつけてみることで、女性ホルモンの分泌がスムーズなのか、

バランスが整って、妊娠しやすい状態になっているのか知ることができます。

2層になっていない場合、月経はあっても無排卵という可能性もあります。

基礎体温表をつけてみて、そのグラフによって、

ご自身の状態がわかるようになりますし、

思いがけない病気を発見するきっかけになることもあります。

毎朝基礎体温を測定するのは面倒という場合は、記録までしてくれる

使いやすい基礎体温計を使用するのもおススメです。

 

 

4 妊娠しやすい日・排卵日前を知る

女性基礎体温測定

妊娠しやすい日を見極めるには、基礎体温の測定と、基礎体温表だけでは不十分です。

基礎体温表からは、排卵日前を事前に知ること難しいのです。

かといって、病院で受けるタイミング療法においても、

超音波検査でしっかり排卵したかどうかを確認していた場合、

排卵後の性交渉となるため、妊娠しやすいタイミングを逃しやすくなります。

卵子と精子には寿命の差があります。卵子は24時間程度ですが、

精子は3~5日程度と差があります。

排卵されたときに、精子が受精できるように待ち構えている状態を作ることで

妊娠しやすくなります。そのために、排卵検査薬を合わせて使用します。

詳しくはこちら

 

 

5生活習慣を見直す

夫婦食事つくる

ホルモンバランスの乱れは体や心にかかる負担から始まります。

不規則な生活習慣によって引き起こされることも多々あります。

外食や加工食品をとることが多い偏った食事、不規則な時間に食べたり、朝食や昼食を

抜いたりといったことはないでしょうか。

最近太ったかな、もしくは痩せすぎといった、体型についてはいかがでしょうか。

妊娠には女性の体形も大きく影響します。

忙しく働き、帰りも遅いといったライフスタイル、

運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙、飲酒なども誘因となります。

細胞の老化や劣化は、酸化ストレスにさらされることで進行が違います。

細胞を傷つける生活、傷ついた細胞の修復を妨げる生活は

卵子の質の低下を招いてしまいますので、見直しましょう。

 

 

6 仕事について考える

仕事でのストレス、忙しすぎる生活では、不妊治療を検討していく場合、

仕事の調整に苦労されたり、治療費用の捻出のため、働き続けるしかないと、

頑張りすぎてかえって妊娠しにくい状況を作り出しやすくなります。

不妊退職という言葉があるように、

不妊治療と仕事の両立は難しいことがうかがえます。

妊娠しやすい体を作るには、女性の体、

心にかかる負担を減らすことがとても大事です。

働き方、仕事についてもご夫婦でよく話し合って

決めていくことが必要になるでしょう。

 

 

7 ストレスをため込みすぎていないかチェック

不妊落ち込む女性

ストレスは妊娠の敵。ストレスを受けることによっておこる

体への生体反応は妊娠を遠ざけるものばかりです。

交感神経が優位になり、血管が収縮して、血液の流れが悪くなります。

ホルモンや、細胞が必要とする酸素や栄養などはすべて血液に乗って運ばれます。

これらの運搬が滞ることで女性ホルモンのバランスは乱れ、

細胞には必要なものが届けられずに劣化していきます。

妊娠しやすい体つくりには、ストレスに適した対処を行い、

副交感神経を優位に、血の流れをスムーズに整えていってあげることが不可欠です。

 

ストレスがかかるとコルチゾールやアドレナリンといった物質が分泌され、

ホルモンコントロールしている脳のなかの視床下部という部分の働きを悪くさせていきます。

ストレスが多いほど、不妊体質になりやすく、さらに流産といったリスクも増えてしまいます。

 

イライラする、不安になる、ストレスが溜まっているな、

ご自身でストレスをためていないか、

定期的にチェックしてメンテナンスしてあげることが大切です。

 

 

8 不妊治療について大事なことを知っておく

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不妊治療における不要な治療、不要な投薬なども起こります。

一般的には、ステップアップで治療が進んでいきますが、

不妊治療に潜む落とし穴があります。詳しくはこちら

ご自身のお体の状態に合わせて不適した妊治療が提案される病院を選んでいくことが

不可欠になります。いつまでも妊娠できないまま、不妊治療を続けることで、

本当の不妊体質が出来上がる可能性すらあります。

不妊治療は、あくまでも卵子と精子の距離を縮めてくれる場所だとお考えください。

どれだけ体外受精をしても移植に至らないケース、

移植後に着床しないケースも

非常に多いという事です。

妊娠しても流産してしまったり、

不育症で悩んだりといったことがでてきます。

卵子の質を高めること、受精卵が着床できる整った状態を作っておくことこそが

一番大事なのですが、生殖医療への期待が高まる一方で見落とされてしまう点です。

 

 

9 義務的セックス 性生活の見直し

性生活の回数が少なすぎるというのも妊娠にはつながりにくくなります。

避妊せずセックスをしていたとしても、その回数が月に1~2回では少なすぎます。

海外での不妊の方へのガイドラインでは性生活は、ほぼ毎日という事が記されているようです。

アメリカの生殖医療のクリニックで、性生活の回数を単純に2倍にするように指示を

出したところ妊娠率が飛躍したそうです。

日本での夫婦の性生活は不妊とか関係なくかなり少ない傾向があります。

妊活を始めてしまうと性交そのものがかなり苦痛に感じる女性もおおく、

回数も排卵期に合わせ限定的であり、苦痛に耐えながらという感じになってしまいがちです。

赤ちゃんを授かる、夫婦ででしかできない、愛情表現し合うコミュニケーションです。

羞恥心や嫌悪感だけで終わらせてしまうのはもったいないです。

夫婦にとって大事なスキンシップでありコミュニケーションになるように見直してみましょう。

 

まとめ

もしかしたら、不妊?こどもができないなと思ったら、

一度は産婦人科で検査を受けておくことも大切でしょう。

自分では気づかない、思いがけない病気が見つかることもあります。

治療できる病気でしたら治療した方が早くに妊娠できるようになったりします。

ご夫婦でよく話し合い、不妊治療を検討するのか決めていくことが大切でしょう。

 

また、不妊治療をしても、しなくても、妊娠したい場合には、

卵子という細胞の質を高めること、

受精卵が着床できる母体となる女性の体を整えておくことは、

妊娠するために、何よりも必要なこととなります。

病気ではなくても、体に不調がある、基礎体温表が乱れている

そういった場合は、インターネットで妊活情報を集めるよりも

ご自身の体とそれと密接につながる心の部分を

しっかりと整えておくことが大切でしょう。

メンタルサポートを受けた場合、妊娠率は飛躍して、

海外でも不妊治療での妊娠率を88%も高めたりしています。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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