妊活食事は高タンパク質・低炭水化物の食事で自然妊娠へ

妊活食事は高タンパク質・低炭水化物の食事で自然妊娠へ

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妊活女子がとても気にして力を入れる1つに食事があります。

食べる事は、体をつくることに直結

授かるカラダ・妊娠しやすい体質へと本来人間が持っている生殖能力を
取り戻していくには、自然な形に近い食事を心掛けていく事が大切になってきます。
その中で、とても大事なキーワードがあります。

【高タンパク・低炭水化物食】

これは、質の良いタンパク質をたくさん摂取して、
炭水化物の摂取を控えるという事です。
炭水化物といっても種類は様々ありますが、
なぜ、炭水化物を減らすといいのかという点がポイントになります。
そもそも、炭水化物は主食になるもので、
分解されてブドウ糖としてエネルギー源になるので、非常に重要視されているのに、
なぜ減らさなくてはいけないの?
本当に減らしても大丈夫?といった不安も出てくるでしょう。
炭水化物でも血糖値を急上昇させてしまう精製された穀物や砂糖は
控えた方がいいのです。一方で、食物繊維や水分を多く含む
玄米や、雑穀などや果物は血糖値を緩やかに上昇させていくので代謝は安定します。
カラダの細胞にとってエネルギー源として必要としているのは
ブドウ糖やケトン体や酸素です。
エネルギー源をブドウ糖にのみたよる食生活では、
ケトン体をうまく作り出すケトン体回路が作動しません。
エネルギーにブドウ糖を使用してばかりいると、
代謝の過程でビタミン群を浪費して、さらに活性酸素も大量に産生してしまいます。
また、とりすぎた糖質はインスリンというホルモンによって脂肪に置き換えられて
蓄えられるようになります。そうしてできた脂肪細胞からはサイトカインという
炎症性物質を放出されるようになってしまいます。
カラダの細胞は酸化してさびやすく、体内で目には見えない炎症を引き起こしてきます。
細胞の修復や増殖もうまくは整うはずがありません。
そして、血糖値は上昇後、下降します。
この時に、人はとてもイライラするようになり、また糖質を摂取したくなり
食べるというサイクルに陥ります。
甘いものが好き、お酒が好き、食後なのにまだ何か食べたい
休んでも疲れがとれずに気だるさが残る、こいった状態は
糖質の多い食事をとっているとおきてきます。
一昔前は、糖質といっても今ほど精製された穀物ばかりを食べていたわけではありません。
玄米や精製され過ぎない穀物や果物から摂取していたのです。
長い人類の歴史をみてもこれ程糖質を多く摂取している時代はないのでは
ないかといわれるくらいです。

【生殖機能を高める食事についての研究】

生殖機能には「高タンパク低炭水化物食」ふさわしいことが、
マウスを使った実験で確かめられています。しょくじ3png

オーストラリアのシドニー大学の研究チームは、

生殖機能や長寿には3大栄養素をどのようなバランスで食べるのがふさわしいのかを

調べるためにマウスを使った試験を実施しています。

その結果、生殖機能には「高たんぱく低炭水化物食」が、生殖機能にふさわしいことがわかりました。

 

【心の栄養として食べたいものを食べた方がいいのでは?】

もちろん、食事において、我慢しすぎてストレスがたまるというのは良くは

ありません。

食べてはいけないのではありませんが、

極力控えなくてはこの体質を変える事はできませんね。

甘いものも、お酒も摂取してもいいので、量は少なくという事が大切です。

高炭水化物の食生活をリセットして、しなやかで、イキイキとした

本来の自然妊娠力を高めたカラダにするには

そして、必要な摂取カロリーはしっかり補ってあげてほしいでうね。

主食の量を減らす分、

3大栄養のである脂質からエネルギーを補います。

脂質はとても大事な栄養素です。でも、太りたくないとか、ダイエット中という理由や

コレステロールなどは悪といったイメージから避けられがちです。

この脂質を控えた食事も不妊体質を招きます。   詳しくは→ こちら

脂質は大事です。

良くないのが、糖質と一緒にたくさん食べる事によって問題となるのです。

脂質とタンパク質をしっかり取っていると、エネルギー源としてケトン体を使うようになれます。

そうすると、活性酸素をたくさん生み出さずにエネルギーを生み出すことができるように

なり、安定した代謝にもなります。

ではいったい、3大栄養素はどれくらいのバランスを保ったら

もう一つのエネルギー源であるケトン体を

うまく使えるようになるのでしょうか。

これは摂取している栄養素の量を計算式にあてはめてケトン指数という形で

求める事はできますが、計算するのも

毎回面倒になってくるはずです。なので、意識してほしい事は、

炭水化物(糖質)を減らして、タンパク質と脂質を多めに摂取するという事です。

こういった食事に変えるだけで、余分な脂肪分もケトン体に変わり、

不要な分は尿中へ排泄されていくので、無理なくダイエットにもなり、

体の不調も改善されます。

これは、目に見えて効果を実感でき、

さらに妊娠体質へ導くので非常にお勧めです。

 

 

食事に気を付けていても中々結果が出ない、

サプリで栄養を補っていても変わらない、

食事に気をつけなくてはいけないと思っていても変えられないという方。

 

これから本当に妊娠できるのか不安な方は

ホルモンバランスを整え、もっと自然妊娠力を高める事で

結果がすぐに追いついてきます。

今のままでは不安という方はこちらもチェックしてみてくださいね。

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ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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