今すぐできる!妊娠したい人が不妊改善する食べ物・食事のポイント

今すぐできる!妊娠したい人が不妊改善する食べ物・食事のポイント

妊活女性にとって食事から体質改善を気をつけるという、意識が高い方は多い傾向にあります。

妊娠したすい体つくりには、栄養素同士が連携して体が元気に

動くように、修復したり細胞が作り変えられることが大事です。

本来持っている身体を健全な方向へ働かせようとする力を取り戻させながら

女性ホルモンのバランスを整えていきましょう。

今からでもすぐにできる不妊改善のための、食事や食べ物についてのポイントを

お伝えしていきます。

 

よい食事について4つのポイント

1 妊活中に取った方がいい食べ物

2 とらない方がいい食べ物

3 食事のバランスのとり方

4 食事の仕方

これらを順にみていってみましょう。

 

1 妊活中のに取った方がいい食べ物

体にとって大事な3大栄養素をはじめ、色々な栄養素をバランスよく

とることがだいじになります。

そのため、基本的には3度の食事を規則正しくとることで

栄養補給はできるようになるため、この部分は大事にしていきましょう。

ホルモンの素になるもの、体の細胞や器官を作り上げるためには

タンパク質や質の良い脂質をはじめ野菜や果物、海藻類などは欠かせないものになりますね。

その結果、生殖器官をはじめ妊娠に関わる部分も

元気や若さを取り戻していかれるようになります。

 

食べ物からとったものは、全身を巡り、

どの臓器や器官も同じ元素で出来上がるので、

全身が健康的で活性化される食事が大切になってきます。

 

この部分にだけ良いという栄養素はない

バランスを大事していくことを一番に考えて、妊活に良いといわれる

食べ物にこだわり過ぎないことも大切です。

精力がつきそうな食べ物ばかりを並べられたら男性パートナーはプレッシャーを感じて

しまうかもしれません。大豆エストロゲンを含む大豆なども

バランスをとって他の栄養素と連携するからいい働きをしてくれるという点があります。

栄養素同士が手を取り合っているため、偏らないという事はとても大事です。

地中海式の食事療法を参考にできるだけ取り入れたい食べ物は頻繁に摂取し、

食べない方が良いものは控えるというバランス感覚を大切にしてくださいね。

 

2 妊活中とらない方がいい食べ物

妊活中という事に限りませんが、体の調子を整えたい場合には

とらない方がいい食べ物はあります。

例えば、こんな食べ物・・・

 

・砂糖の入った甘いものは控える

・加工食品ではなく自分が材料から調理する

・食品添加物の多い人工的なものは避ける

・炭水化物中心の食事は控える

・カフェインの入った飲み物は控えめに

 

なぜ甘いもの砂糖は不妊に影響?

砂糖を多くとったり、炭水化物中心の食事では血糖値の変化が急激になります。

血糖値は上がったあとは、下げようとして体が働きます。

血糖値が下がるとその時に、イライラしたりしてきます。

イライラしてストレスがたまってくると身体では、

ストレス反応とともにストレスホルモンが出てきて、

妊娠しにくい体を創り上げてしまいます。

 

加工食品には、入れて欲しくないものまで入ってる

加工食品に保存料、添加物色々なものが入っています。

これらは、細胞の奇形を誘発したりします。保存料の効果には驚かされます。

パンでも、自分が作ったパンなら3日くらいでカビが生えてくる一方で、

1週間たっても10日放置しておいてもカビも生えてきません。

加工してレトルトパウチなどに入って売られているモノにも入っています。

仕事などで忙しい場合、加工食品は心強い味方です。でも、頼りすぎない事も大事です。

 

ダイエットの味方 カロリーオフに潜むリスク

これらの表示のあるものには人工甘味料が使われています。

人工甘味料は、自然界にはない化学構造をしています。

これらを摂取し続けたら出てくる影響というのは

未知数なところがありますが、免疫系へ悪影響を及ぼすという説があります。

妊娠と免疫力の関係は研究でも報告されていて、

免疫力を下げるものはできるだけとらないようにしたいですね。

 

甘いものは、栄養素の無駄遣に!

外食では、どうしても糖質過多になる食事が多くなります。

ラーメン・うどん・そば・カレーライスなどは炭水化物が中心で、

食物繊維やタンパク質も少なくなりがちです。

代謝の過程で酵素をたくさん使うため、栄養不足の状態になり

体がうまく機能してくれなくなります。

なので、こういった食事が多い場合は野菜やサラダを付け合せたりバランスをみましょう。

炭水化物でも白米や小麦は精製されているため血糖値を急激に変化させやすいので

気分にむらが出やすくはなります。

また、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる

食物繊維を先に食べておくという工夫で血糖値を安定させる事ができます。

気分も不安定になりがちで疲れやすく不妊体質になっていきます。

 

ほかにもある 妊活中の食べない方がよいNG食品についてはこちらを参考に

 

3 妊娠しやすく食事のバランスのとり方

妊娠しないのは、あれが足りないのかも、これが足りないのかもと、

栄養の不足を意識しすぎて、かえって神経質になりすぎたり、

サプリなどから過剰摂取になりがちに。

食事のバランスを欠くと代謝が悪くなってしまいます。

食事は、栄養を補う事だけではなく、バランスを整える事も欠かせません。

 

食事は、バランスを崩すことで、細胞が傷つく

食事の内容によっては、せっかくバランスを考えたり、サプリをとっていても

ムダに栄養素を使いすぎてしまう状態になってしまいます。

代謝の際に出る活性酸素が、細胞を傷つけてしまい修復が間に合わなくなるり

細胞の劣化、老化につながります。

活性酸素が多く出てしまう食事というのはエネルギーにブドウ糖ばかりを使って

エネルギーを作り出す場合です。そのためブドウ糖を多く含む炭水化物を

多くとる食事内容は妊娠しにくい体になっていってしまいます。

 

ダイエットなどで、過度に肉や油を避けていませんか?

女性であれば、多かれ少なかれ興味があるのがダイエット

このダイエットにおいて、肉や、油、コレステロールが悪者のように言われてきたので、

無理もありませんが、妊娠したい女性にとって、ホルモンの素になる

脂質成分は肉といったタンパク質や

ナッツ類やオリーブオイルなど脂質もとっても大事になります。

こういった栄養が不足するほどホルモンバランスも乱れてしまうので、

排卵障害なども起こりやすくなります。

 

いいというものに偏ってはいませんか?

〇〇にはコレがいい そう聞くと、すぐにブームになっては

スーパーマーケットから品薄になったります。

偏れば、なんでもアンバランスです。

妊活のためにいいという視点だけでなく、みんなが健康で、そしてそれを食べて

授かった子が食べてさらに次の子孫を残せるようにという遠い視点で見れば

今だけという事ではないので、未来の自分たちの健康や、子どもが次の世代の子を残せるよう

良い習慣を作れるようにしてあげてください。

 

4 食事の仕方

何を食べるのかという事も大事ですが、

どのように食べたらいいのかということも大事です。

どういった食べ方に気を付けていくといいのかポイントをまとめました。

 

1 楽しく、美味しく食べる

2 この食事で自分のカラダが元気でイキイキと活性化して、健康になると思って食べる

3 食べる事に集中する

4 家族で一緒に食事をする時間をつくる

5 よく噛んで食べる

6 野菜から食べる

7 腹八分目以下を心掛けて、空腹で次の食事をむかえる

 

何かと考え事をしたり、テレビを見たりスマホを見ながら食べたりなど同時に

何かをしながらといったマルチタスクは思った以上に不健康な事態を招いてしまいます。

目の前の食べ物に意識を向けて噛んでいる感覚や味わうという事も楽しんでみてください。

マインドフルな食べ方をするほど、過食や暴飲暴食も自然と防げるし、不健康な食べ物の摂取が

自然と減少するといいます。

 

妊活中の食事において、特に整えたいところ

自律神経が整ってくるようにすることが第一です。

その自律神経だってコントロールするのは脳です。

副交感神経が働かなければ消化吸収もよくならないですよね。

外国では1食に2時間かけてゆっくりお話ししながら食事をとる習慣があったりもします。

 

忙しい日本では中々難しいですが15~20分程度の時間は作ろうと思えばなんとかなるものです。

それでも時間は確保できない場合は、その時食べる食事に

集中して、美味しいな、楽しいな、体がイキイキしてくる、

元気がでるそう真剣に向き合って食べてみることもいいでしょう

 

女性はとくに食生活と性生活が実は直結?

妊娠したいけれど回数が減ってきた。

夫婦仲はいいんだけど、妊娠できないセックスになっている方、

食生活を変えれば、性生活も変わります。

女性はとくに、食生活と性生活が直結していると言われています。

夫婦生活もスキンシップであり、1つのコミュニケーションです。

食事を一緒に食べて、仲よく楽しく会話が弾む食生活がある夫婦ほど、

セックスにおいてもお互いのコミュニケーションがスムーズだと言われています。

さらに、魚を食べる食生活があるご夫婦ほど性生活の回数が多く妊娠までの期間が短いなんていう研究もあります。

 

心地よいと感じるセックスでは、男女ともホルモンの分泌が充分で、

妊娠のためのメカニズムから見ても必要な精子を卵管まで一気に進めて受精をサポートしてくれる

オキシトシンなどのホルモンのサポートがおこります。

 

何を食べるかに必死になってしまうと、男性も妊活を意識しすぎてしまいますね。

楽しくたべる習慣からは少しづつ遠のいてしまいます。

栄養が足りていないかも、食べてはいけないものを食げてしまった、

そう思うと、食事そのものが楽しめなくたってしまいますものね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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