流産が不妊の原因に!子供欲しいを叶えるストレスケアの必要性

流産が不妊の原因に!子供欲しいを叶えるストレスケアの必要性

夫婦

流産を経験してからショックと悲しさから、

その後が中々整わずに少量の出血が続く、基礎体温が整わない

という事で悩まれる方もいらっしゃいます。

ストレスが子供欲しいのにできないという状況を悪化させていってしまいます。

そのため、上手にストレスケア、心の中の悲しみやつらさを

ケアしていってあげる必要性があります。

 

流産ストレスとホルモンが乱れていくわけ

女性ホルモンバランスが乱れていて、なかなか整わない。

基礎体温グラフをつけていてもガタガタで整ってこない。

妊娠できない原因に、結局はメンタル面を指摘されている方は多いです。

 

心の状態は、体の状態にも大きく影響していきますので、

ストレスを感いれば、ホルモンのコントロールの中枢はにすぐに

誤作動を起こし始めてホルモンバランスを乱し始めます。

妊娠しやすくするには、心を整えることは必須といえます。

さらに、不育症の原因は不明な事も多く、ストレスが関与します。

産婦人科の医師からもストレス対処の重要性が指摘されています。

 

 

結局色々なところからも指摘されるのは心

例えば、漢方薬局などで漢方を飲んでいるのに、なぜ妊娠できないのか

という問いに、○○さんの場合はメンタルも整えないとね…といわれたり、

あれだけ漢方を飲めば体質が変わるって言われていたなずのにと思われるかも

しれませんが、漢方を飲んでいても

心からでてくる影響の部分、

自律神経やホルモンバランス、免疫系を整える事ってできません。

当然と言えば当然ですが・・・。

それは、サプリにも言えるはずですし、

不妊治療にも言えます。

だからこそ、みんな結局は、色々なところで、口を揃えていわれるのです。

○○さんが妊娠できないのはメンタルにも原因がありますねって!!

 

そのネガティブな心を、

神経質なところを、

不安と落ち込み、焦りや恐怖心をコントロールして、

もっと穏やかに過ごせるように、

明るく取り組んだ方がいいですよ、

もっと気楽に取り組めるように、気の持ちようが大事ですよ、

結局はメンタルを何とかしていないとダメということを突き詰めてきます。

 

不安が強ければ強いほどに不妊に

子宮という臓器は特に感情の臓器ともいわれて、

悲しみや、悔しさ、絶望、強い不安、焦り、妬み、不満、緊張

そういったネガティブな感情を伴ったものを抱え込んでいると、

不思議とトラブルがあらわれ出てきます。

特に家庭とか親子そういったところに抱えている感情は

子宮のトラブルとなって現れ出て教えてくれます。

自律神経を介して、子宮の筋肉は緩むようになっています。

筋肉って本来は伸びて、縮んでとしなやかなゴムのように

動いているといい状態を保てるのですが、

どちらかに偏ると、ゆるみっぱなしの状態になって、

血液とかの流れが滞るようになります。

そうして、子宮内膜症など、炎症がおこりやすくなって病気を引き起こします。

私たち女性の体は、すぐストレスの影響を受けるようになっています。

 

ストレスは、免疫にも関与して、流産を繰り返してしまう

また、そういったストレスがさらに次の流産を招いてしまいます。

妊娠したい。でも妊娠したらしたで、ただ喜べずに、

どちらかというと、恐怖心との戦いになります。

もう、二度とあの悲しみを味わいたくないと思うので、

もし流産したらどうしようと不安に駆られるようになります。

心拍を確認するまで不安で泣いて、次の受診で確認できるまでを

過度の確ストレス状態で過ごしてしまいがちです。

 

専門家も指摘ストレスと流産

不育症専門医で、青木産婦人科クリニックの青木耕治院長は、

過度のストレスが流産につながると考えています。

 

ストレスは免疫機能と関係があり、

ストレスを感じた時は、アドレナリンが分泌され、

免疫機能をもつナチュラルキラー細胞が増えます。

受精卵や胎児を異物としてみなして攻撃してしまうようになるという説があります。

また、不安や緊張すると、自律神経の交感神経が有意になり、

血管がギュッと収縮を起こします。

そのため、血流が悪くなり、胎児への血液量が悪くなります。

そのため、原因不明不妊という方、

多くはココに原因があるといえるでしょう。

 

カウンセリングをしてきた中でも、心のトラブルをそのままに、

体外受精をがんばってしまって結果を出せずに苦しんだクライアント様もいらっしゃいました。

 

厚生労働省研究班の調査によると、不育症の原因が見つからなかった患者さんのうち

カウンセリングを受けた人の出産成功率はカウンセリングを受けなかった

患者さんより20%も高い確率で出産に至れるようになっています。

妊娠前の適切な心理的ケアが受けられた場合、流産率を下げられるという

海外の研究結果もあります。

また、ストレスケアは妊娠までにかかる期間を短縮するという研究結果もあります。

 

多くの方が、心のケアの重要性がはっきりしているにも関わらず、

そのケアを受けずに、不妊不妊と悩み続けている状態です。

妊娠したいという本人が心のケアを重要視しないために、

未だ妊娠できずに困っていることに気づいてください。

 

繰り返す流産では、サポートの必要性が高まる

繰り返す流産を体験したカップルへのフォローアップの必要性がこちらの

2017年にデンマークで行われた研究でも発表されています。

ストレス度は1度2度より3度目になるとより強くなっています。

1人でも失ったらショックは大きいものなので、やはり繰り返すほど

つらい思いをしています。しかし、女性と男性とでは感じ方が違う部分もあり、

男性がとてもサポート的に女性に接しているという事も見受けられています。

個々の状況の違いから一概にいう事はできないものの、必要な情報提供や、

夫婦への精神的なサポートの必要性が結論付けられています。

 

 

ストレスケアのポイント

ストレスの対処というと、発散と考えられがちですが、

有効なケアは発散ではないことが心理学で科学的に証明されています。

なので、何かお買い物や、やけ食いなど何かで発散させようとすると

かえって、心の状態は悪化してしまいます。

そのため、ストレスへのケアは、物事のとらえ方を変えていくという事が

非常に有効になっていきます。

妊活においてアドバイスしていく際は、妊娠しやすい人になるために

心のケアは最重要と考えて、関わるようにしています。

1人で抱え込まずに、相談したり、苦しみや辛さを打ち明けながら寄り添ってもらえる

カウンセリングなども有効になります。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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