子宝温泉への正しい入り方

首までしっかり浸かる全身浴では、心臓が拡大し、肺の容量が少なくなるため、

心臓への負担が大きくなります。

特に高血圧や心臓に病気がなければ、全身浴でも問題ありませんが、

ゆっくりのんびり入浴する場合は、半身浴の方が適しています。

リラックス効果を期待する場合は、ぬるめのお湯にゆっくりがポイントです。

下半身をできるだけ伸ばして、らっくりと日頃のストレスや疲れを癒しましょう。

1．まず「かけ湯」

お湯の温度に体を慣らすため、かけ湯をかけましょう。

心臓から遠い足から腰、肩、胸と順にかけていきます。

2．体を慣らす半身浴

いきなり全身を浸すのではなく、温度や水圧による急激な負担を減らすために

まずは半身浴で体を湯に慣らすとよいでしょう。

3．入浴時間は長ければよいというものではないです

入浴時間は、額がほんのり汗ばむ程度が目安となります。

汗が流れ出るほどの長湯は体への負担が大きく、やめましょう。

4．途中で休憩も

浴槽から出て、ふちに腰かけ、足を湯に浸すだけといった一休みや、

洗い場で体を洗うなどして一休みをしましょう。

5．入浴後のシャワーは浴びないで

温泉の種類にもよりますが、

せっかくの薬効成分を流してしまっては効果が薄れもったいないです。

体を軽く拭いて水滴をぬぐう程度がベストです。

6．水分補給を十分に

入浴により体内の水分は少なくなっています。

ぬるま湯やお茶、スポーツドリンクなどで体を潤しましょう。

子宝温泉に入る際の禁忌

温泉といっても注意するポイントはあります。

強行スケジュールでの温泉旅行や体調がすぐれないときの入浴は避けるようにしましょう。

入浴中に倒れるといった事故につながらないようにしたいですね。

・飲酒したら入浴は避けましょう。

お酒と入浴は、ともに血管を拡張させ血液の循環をよくする働きがあります。

そのため、血液は大量に皮膚表面へ移動して脳の血流が減少し、

脳貧血が起こりやすくなり危険です。

お酒と入浴は同様に心拍数を増加させるため、不整脈が起こりやすくなり、

心臓発作に結びつくこともまれではありません。

お酒を飲んだら入浴は厳禁ですね！

ほろ酔い程度でも、必ず酔いがさめるのを待ちましょう。

・食事直後の入浴は避けましょう

入浴すると、血管が拡張して血流が促進されます。

体のすみずみの毛細血管にまで血液がめぐるようになりますが、

本来胃や腸に流れるはずだった血液が、

その分だけ減ってしまい消化・吸収の働きが低下してしまいます。

また、お湯の圧力が胃を押し上げるので、

食物が胃から腸へ移動しにくくなるという欠点もあります。

なので食べてすぐの入浴は控えましょう。

食前の入浴が望ましいのですが、

どうしても食後に入るのであれば30分から1時間の休息をとってからがよいでしょう。

日頃、お風呂に入るときのポイント

日頃はお風呂に入るときは、寝る2時間前くらいに熱めのお湯に数分入る、

免疫力を高められるようになるのると、深い睡眠に導けるようになるため、

細胞が活性化してきます。

そういった卵子の質を高める入浴法がおススメです。

不妊症　Ｑ＆Ａについてはこちら（順次更新していっています）