妊活お役立ち基礎体温表の正しい使い方とポイント

妊活お役立ち基礎体温表の正しい使い方とポイント

基礎体温計と基礎体温表

妊娠したいと思った時から、基礎体温表をつけ始めたという方は

きっと多いことでしょう。また、不妊治療と合わせているため

毎日の義務のように頑張ってしまっている方も少なくないでしょう。

なので、妊活中の女性が基礎体温表を正しく、

効率的に使っていくためのポイントをお伝えしていきます。

 

基礎体温をつけ始めたら気をつける事

はじめは、自分のホルモンバランスってどうなんだろうとか、

排卵がおきているのかなとか、排卵のタイミングを知りたい、

そういった目的からつけ始めてはいるとは思いますが、

不妊で悩みだすと、そのグラフのちょっとした変化や

体温のズレ、周期が伸びる縮むにとても過敏に神経質になってしまうという

トラブルが出てきてしまいます。

 

私たち女性の体は、ちょっとしたストレスや外的な要因で

ホルモンが乱れたり、生理周期にずれがでることはよくあります。

長引く問題や、異常なグラフを描くといった場合は別ですが、

誤差の範囲のことも不安な要素として心が落ち着かなくなってしまいがちになります。

その方が、妊活にとっては損です。

なので、基礎体温表をつける場合は、グラフだけではなく、

ちょっとした日記のように、コメントを加えてみたり、

体調のこと、心のこと書き出してみたり自分の心と体に向き合って気づいたことを

書き綴っておくと新たな発見があったり、

またよく働いてくれている体に感謝できたりと、楽しい気持ちになれたりします。

 

数字とグラフとにらめっこよりは、

ちょっと肩の力を抜いてみましょう。

神経質になりすぎていくとホルモンバランスを崩すきっかけにすらなってしまいます。

 

基礎体温表から読み取る妊娠しやすい時期

タイミングにおいては、

排卵検査薬や子宮頸管粘液の状態などと合わせた結果を書き込みながら、

ご自身の排卵日を含めた妊娠しやすいゴールデン期間5日間を

把握できるようになっておけば、この日が排卵日だ~~~!という

1日を特定する必要は一切ありません。

 

もっと、らっくりと、ざっくりとが妊娠しやすさみ結びつきます。

もし、過敏になっていたら、いったんはお休みしてみたっていいのですから。

タイミングや排卵期にこだわりすぎると

不妊で悩む方に比較的共通してくるセックスレスや男性の性欲減退、

勃起障害、射精障害などをひき起こしやすくなってしまいます。

 

悪循環に陥らずに妊活を終えていくには、

一番は、気負わずに、いかに肩の力を抜いきながら、

夫婦で足並み揃えて男女になれるかにかかっているといえます。

仲良し夫婦ではなく、リラックスした男女関係を作れるかだといえます。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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