子供を二人授かりたい家庭では20代のうちに子作り計画

子供を二人授かりたい家庭では20代のうちに子作り計画

20代で結婚し、夫婦の時間を大切にしたいと

子作りの話題が出てこないご家庭もあるのではないでしょうか。

年齢と共に妊娠率は低下していくため、

今は欲しくないと思っていても子作り計画は大切。

特にお子様を二人希望するのであれば二人目不妊に要注意です。

2人目は妊娠しやすいって本当?

二人目は妊娠しやすいとも聞きますし、

二人目不妊という言葉も良く耳にするようになった今では、

結局どっちなの!?と思ってしまいますよね。

実は、YESともNOとも言えないようなのです。

2人目が授かりやすいと言われている理由にはいくつかあります。

不妊に悩みやっと授かる事ができたという方でも初産を機に

妊娠しやすい体質に変わった、赤ちゃんの栄養バランスを考え健康的な食事になる、

育児で運動時間が増えるといった生活習慣の改善が考えられています。

また、二人目出来たら嬉しいなと思う心の余裕から、

妊活へのストイックさがなくなりストレスからも

解放された妊活が行えるといった事も理由の一つ。

妊娠しやすい体作りを意識的に行わずとも

近づけているというところもポイントと言えるでしょう。

二人目不妊の危険性

医学では、一人目不妊を原発不妊、

二人目不妊を続発不妊と言われていて、

続発不妊が増加している大きな理由は晩婚化と言われています。

2子を授かるための妊活を行う時には、

男女共に精子や卵子の老化による妊娠率の低下が

大きく関係していると考えられているようですが、

続発不妊の原因には、出産後に生理不順など体質の変化、

育児に追われセックスレス、子宮内膜症、子宮筋腫などの

疾患の加齢による悪化など様々なものがあります。

二人目不妊に悩んでいても克服できた、

妊娠できたという報告はありますので、

決して妊娠できないというわけではありませんが、

「兄弟作らないの?」という言葉に敏感になり、

友人に相談すると「一人いるからいいじゃない」と言われてしまうケースも少なくありません。

一人目とは違った言葉でストレスを感じてしまうようになり、

心の問題に直面してしまうのです。

不妊治療のためにクリニックに子供を連れて行くと、

不妊に悩む人々の嫉妬やイラダチといった冷たい視線を受け、

なかなか病院での検査に踏み出せない方も多いようで、

人に相談できない孤立感と精神へのダメージが不妊体質を加速させている理由でもあります。

まとめ

20代といった若い年齢でも不規則な生活、ストレスを受けやすい環境、

喫煙、飲酒など自由や娯楽が増えた事で不妊リスクを抱えている、

妊娠したいと思った時に必ずしもスムーズな妊活ができるわけではありません。

そのため、若いうちから旦那様と奥様で家族は何人欲しいのか、

二人目は何年後に希望するのかきちんと計画を立てておく事が大切なのです。

もちろん、子作り計画を立てるだけではなく、

赤ちゃんを望むのであれば妊娠しやすい生活習慣を心がけて下さいね。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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