早期閉経の危機!30代の子作りで知っておきたい不妊知識

早期閉経の危機!30代の子作りで知っておきたい不妊知識

加齢とともに訪れると思われがちの閉経ですが、20代30代でも閉経の可能性はあります。
 
そのため、30代で子作りを希望される方は「生理が来ないのはいつもの事」と放っておく
 
危険性や早期閉鎖にならないための生活改善を知っておきましょう。
 

早期閉鎖の特徴

早期閉鎖は急にはおこりません。
 
生理間隔が広がり、回数が減って、そして生理が全くやってこなくなります。
 
そのため、初期段階では生理不順と放っておかれる事が多く、
 
生理が来なくなってから数ヶ月後に不安を抱え病院に駆け込み
 
発覚するケースも少なくないようです。
 
 
また、卵巣機能が休止状態である無月経と勘違いされやすいのも特徴。
 
無月経では生理が止まってしまった原因を取り除く事で自然回復や治療で
 
妊娠機能を取り戻す事は出来ますが、早期閉経ですと自然回復が
 
難しく治療が必須となります。
 
 
早期閉経は女性ホルモンの分泌が減少するので更年期障害のような症状が発生します。
 
そのため、うつ症状や集中力の低下、動機、耳鳴りなど体への異変を感じたら
 
特に注意して下さい。
 
 
月経前やストレス、自律神経の乱れと似ている症状なので分かりにくいかもしれませんが、
 
いずれにしても心や体が助けを求めている証拠。
 
赤ちゃんが宿りたいと思う妊娠しやすい体を作るためには
 
自分の事も大切にする必要があるのです。
 

早期閉経になりやすい人は?

早期閉経の原因には、甲状腺機能低下、化学療法や卵巣手術の影響がありますが、
 
残念ながらはっきりと分かっていない原因があるのも現状。
 
しかし、卵巣機能を低下させない、ホルモンバランスに悪影響を与えない
 
生活習慣の改善で早期閉鎖になるリスクを減らす事が出来きます。
 
 
もともと生理不順が日常茶飯事という方は卵巣機能に異常があると考えられますので
 
放っておかずに病院に行くのが解決策。
 
そして、過激なダイエットは生理不順を起こすように早期閉鎖へのリスクが高まりますので、
 
運動を取り入れて健康的に痩せていきましょう。
 
 
他にも喫煙、睡眠不足、ストレスなどがございますので、
 
禁煙を行う事や寝る前のスマホの使用を控える事も大切。
 
また、ストレスは溜めないようにと考えれば考える程に
 
ドンドン溜まっていってしまうものです。
 
そのため、発散やリラックス方法を考え脳や体に休息を与えてあげましょう。
 

まとめ

早期閉経では妊娠する事が難しいと言われていましたが、
 
不妊治療での体外受精での出産や卵巣機能が回復し出産に至ったケースもあります。
 
しかし、妊娠が困難になってしまう事は変わりません。
 
妊娠を希望される女性にとっては不妊に繋がる診断は心身ともに非常に辛いものです。
 
過去を後悔しても取り戻す事はできません。今からできる事をコツコツと始めていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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