40代の子作りは流産しないための強い心と体作りがポイント

40代の子作りは流産しないための強い心と体作りがポイント

高齢になると妊娠率だけではなく流産率も気になってしまいますよね。
 
しかし、あまりナイーブになりすぎてピリピリしていては
 
余計に流産率は上昇してしまいます。
 
40代の子作りでは流産しないための生活だけではなく
 
ポジティブな心も大切にしていきましょう。
 

高齢での流産原因

40歳を過ぎると流産する確率は約50%。
 
高齢流産の大きな要因となるのが卵子の老化で、染色体異常によるものです。
 
年齢と共に卵子も老化していき、流産の他に不妊やダウン症などのリスクが高まります。
 
初期流産の多くの原因は染色体異常によるもので、
 
受精した時にはすでに流産が決まっている状態。
 
高齢の方だけではなく若い人でも妊娠初期は流産になりやすい時期でもあるのです。
 
 
妊娠初期が終わり中期に入るとお腹が張り出し、
 
切迫流産や稽留流産など様々な流産になる可能性がありますが、
 
喫煙、飲酒、激しい運動など気を付ける事は若い人達と一緒。
 
加齢で流産リスクは上がりますが、無事に出産し子育てライフを
 
楽しんで笑顔で過ごしている方もたくさんいらっしゃいますよ。
 
不妊に悩み不安で辛い日々をたくさん乗り越えたからこそ、
 
赤ちゃんに出会いたい気持ちが強くなりすぎてしまう事でしょう。
 
しかし、ストレスは流産率を上昇させてしまいますので流産に敏感になりすぎない。
 
これも流産しないためのポイントですよ。
 

ストレスと流産の因果関係

眠気、だるさ、妊娠による体調変化が起こりやすく妊娠中は母体への負担はつきものです。
 
体に負担がかかると思うように体調のコントロールも難しく家事や仕事が出来なくなり、
 
回りに迷惑を掛けたくないと余計に気を張り詰めてしまう人もいると思います。
 
職場では仕事しない人にイライラ、通勤電車で妊娠マークを付けているのに席を譲って貰えない、
 
加齢による流産への恐怖心など妊娠中でもストレスを受ける事は多々あるでしょう。
 
 
妊娠中にストレスを受けると免疫力の低下で感染症、
 
血流の悪化で胎児へのスムーズな栄養や酸素の供給不足になってしまい、
 
結果流産へと繋がってしまうのです。
 
妊娠中は体から心へ、心から体へ影響が出やすい時期。
 
特に心は目に見えずに影響を与えているのかもはっきりわかるものではございません。
 
しかし、不妊、妊娠、出産全てにおいてメンタルケアは最重要。
 
リラックスタイムを作る、不安な事は人に相談するといった
 
心のケアは予防法でもありますのでしっかりと行っていきましょう。
 

まとめ

加齢と共に流産率は上がりますが、誰しも流産を経験する可能性はあります。
 
妊娠する事、出産する事全てが奇跡の出来事。
 
流産ばかりを意識して眉間にシワのよったコワイ顔では
 
赤ちゃんもビクビクしてためらってしまいますよ。
 
ママとパパは赤ちゃんが喜ぶようなお腹の環境作りや、
 
幸せであたたかな家庭作りを行う事を最優先に考えてあげて下さい。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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