40代子作りでの心配や不安解消はお酒で発散すると逆効果

40代子作りでの心配や不安解消はお酒で発散すると逆効果

高齢になると妊娠しにくくなると言われ、
 
年齢を重ねると妊娠への焦りは増していってしまうものです。
 
40代子作りでの極度の不安や心配からお酒に頼ってしまう方もいると思います。
 
実はお酒ってメンタルにとても悪影響を与えてしまい逆効果なのです。
 

お酒が及ぼす悪影響

イライラや不安を感じた時に、発散方法として選んでしまいがちなのがお酒。
 
アルコールは鎮静剤として働いてくれるのは間違いありませんが、
 
その効果は長時間持続する事はありありません。
 
 
お酒がまわったはじめのうちは楽しくても
 
途中から悲しい気持ちがまた襲ってくるのです。
 
悲しい気持ちになるとまたお酒を飲むという
 
悪循環が飲みすぎてしまう原因とも言えるでしょう。
 
不安を抱える度にお酒を飲むとアルコールへの耐性が付き、
 
どんどんお酒に強い体質に変化。楽しいと思うために、
 
必要なアルコールの量が増えてしまい
 
アルコール依存症のリスクも高まります。
 
 
そして、お酒を飲むと楽しい気持ちになるけれど、
 
アルコールの抑制作用により幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが減少。
 
お酒を飲んで幸せと思うのはお酒の効果ではなく、美味しい物を飲めている、
 
自分の好きな仲間と飲める喜びが与えているものだと言えます。
 
 
翌日飲みすぎてしまった事で体調不良、睡眠のリズムの乱れや質の低下、
 
疑似うつと呼ばれる形而上的二日酔いからも
 
不安感やイライラを感じやすくなってしまいます。
 
不安解消のために飲んだお酒が余計に
 
メンタルへダメージを与えているという事を十分に知っておきましょう。
 

まずは、飲み過ぎない努力から

不安解消方法にお酒を選ばないという事が、
 
飲み過ぎないための一番の対策方法だと言えますが、
 
ストレスによる飲酒が日課だった方にとっては、お酒は安定剤みたいなもの。
 
依存している事で禁酒がさらなるストレスになり、
 
すぐにやめる事は難しく悪化してしまう人も中にはいるのではないでしょうか。
 
お酒は日にちを決め適量であればさほど影響はないと言われています。
 
まずは飲み過ぎない努力から始めてみて下さい。
 
 
毎日のように飲酒している人は休肝日を作る、
 
飲み会があるとついついお酒が進んでしまう人は
 
美味しくないと思うお酒をあえて選ぶ事で飲む量を減らす事が出来るでしょう。
 
お水やソフトドリンクを合間に挟む事でお腹がいっぱいになってお酒が入らない、
 
二日酔いのリスクも減らせるのでおすすめ。
 
 
家で飲んでしまう方は家にお酒を常備しておかない、
 
または一定量以上購入しないといった事でも改善に向けて
 
努力する事はできると思いますので、
 
男性も女性も自分の健康のためや妊活のために少しずつ取り入れていきましょう。
 

まとめ

落ち込みにくいメンタルトレーニング、ストレスを溜め込みすぎず
 
上手に発散するといった事も大切になってきますので、
 
想、リラックス効果のあるアロマ、ストレッチなど日頃から心が鍛えられ
 
お休みできる時間を作ってあげるようにして下さい。
 
また、笑顔でいる事で幸せホルモンのセロトニンが分泌されますので、
 
妊娠が出来ない事ばかりを考えずに赤ちゃんが産まれたらどんな洋服を買ってあげようか、
 
男の子だったら女の子だったらどんな名前を付けようか、
 
思わず笑みがこぼれてしまうような楽しい想像をたくさんするようにしていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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