子作りで自然妊娠を目指す50代では男性の冷えに要注意

子作りで自然妊娠を目指す50代では男性の冷えに要注意

冷え性は女性特有の悩みではありません。
 
筋肉量低下により代謝が衰え加齢と共に男性も冷えを感じやすくなっていきます。
 
冷えは男性にとっても不妊体質の危機。
 
子作りで自然妊娠を目指す50代の男性でも冷えに負けない体を作っていきましょう。
 

男性にとって冷えも人事ではない

女性よりも男性の方が筋肉量も多く、代謝が良いので汗も掻きやすい。
 
そんなイメージが強かったのですが、近年では食生活の乱れや運動不足に加え、
 
夏にガンガン冷房をつけて体を異常に冷やしてしまう、ストレス要因の自律神経の乱れなど、
 
男性にとって遠い存在であった冷えも身近なものになってきました。
 
女性の多くは冷えや血行不良が不妊体質を招くと認識を持ち、心と体を冷やさないように努めている方がほとんどだと思います。
 
 
体が冷えるからよくないのではなく、冷えは体の不調を教えてくれるサイン。
 
男性にとっても冷えは黄色信号なのです。
 
血流が悪いと男性ホルモンや栄養が十分に生殖器へ運ばれてはいきません。
 
結果、質の悪い精子が出来上がってしまうのです。
 
冷えは不妊だけではなく、男性が良く悩まされる体臭や薄毛とも関係があるので冷えを感じた時には改善、
 
症状が出る前に対策・予防するようにしていきましょう。
 

男性の温活方法

最近指先が冷たいな…と感じても、大丈夫でしょ!と男性は楽観的に考えてしまいがち。
 
奥さん一人では赤ちゃんを授かる事はできませんよね。
 
妊娠にストイックになりすぎて悲観的な心もよくはありませんが、
 
努力を怠る事も男性不妊の原因になってしまうので放っておかずにしっかりと改善していきましょう。
 
実は、冷え予防や改善方法は女性と共通するものがほとんど。
 
 
お風呂はシャワーばかり、喫煙・飲酒、運動不足などの基本的な生活習慣改善、
 
外側からではなく温かい飲み物で内側から温める、ストレッチやヨガを取り入れるなど冷え改善方法はたくさんあるのです。
 
入浴でも体を芯から温める事ができますが、精子は熱に弱いので熱いお湯にササっと入るや長風呂は妊活中は控えておきましょう。
 
また、ストレスも冷えと大きく関係がありますので、リラックスして心を元気にする取り組みも忘れずに行って下さいね。
 

まとめ

冷えが無縁であった男性もいつ冷え性に悩まされるか分かりません。
 
冷えなんて女性みたいで恥ずかしいと、なかなか奥さんに打ち明ける事が出来ない人も中にはいるかもしれませんが、
 
女性の方は末端冷え性と長く付き合っているプロフェッショナル。
 
これから情報を調べるより、冷え知識が豊富な奥さんに聞いてみるのが早いかもしれませんよ。
 
赤ちゃんを自然妊娠で授かるためには、男女ともに心と体が健康でいる事が必要不可欠。
 
妊活では女性だけではなく、夫婦で一緒に心も体もポッカポカ生活を意識していきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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