花粉症の時期の妊活のポイント

花粉症の時期の妊活のポイント

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春先になってくると花粉症でお悩みのではないでしょうか?

日本国民の30%近くが花粉症と言われています。

花粉症の症状は程度に違いはあっても辛いものですよね。

また、妊活中ですと日々のストレスに加えてさらに花粉症の症状でうんざりです。

かといって体のことを思うと、

できるだけ薬に頼らずできるだけ自然に症状をかるく過ごしたいものですよね。

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自分でできる花粉症対策

・自律神経のバランスを整え、自分の免疫力を高める

自律神経のバランスが崩れてくると、アレルギー症状を悪化させます。

自律神経のバランスを整えるためにできる生活習慣を取り入れましょう。

規則正しい生活リズムが大事です。

 

☆質の良い睡眠

☆バランスのとれた食事

花粉症に効く食品として以下のものがあります。

 

リンゴ にんじん パプリカ なす かぼちゃ レモン、みかん、オレンジの皮、

すもも 桃 あんず ブルーベリー 洋梨 さくらんぼ いちご 

 水溶性食物繊維ペクチンに、アレルギー症状の原因物質を減らす効果がある

 

 

ジャガイモ ほうれん草 ブロッコリー トマト ニンジンなどの野菜 レバー

花粉症の緩和に効果のあるαリノレン酸、アルファリポ酸(αリポ酸)が多く含まれて、

体内で細胞レベルでのエネルギーの生成や、他の酵素が働くために欠かせない成分で、

非常に強力な酸化防止の役割をします。

 

 

ミニトマト スイカ グレープフルーツ トマト 

リコピンを摂取することで、花粉症の自覚症状の改善できる

 

 

大豆製品 魚介類 海藻 木の実

炎症を起こした鼻や目の粘膜の症状の緩和にマグネシウムが効果的

 

にんにく 玉ねぎ にら

ニンニクなどのにおいの元であるリアシンにはNK細胞が含まれ、活性化すると、
アレルギー性の過剰な免疫反応が抑制され、IgE抗体の産出を抑制してくれる作用がある

 

ただ、バランスが大事です。良いからと言ってそれだけをたくさん摂取しようとすると、

バランスが崩れ、他の栄養素が足りなくなったり偏る原因です。

あくまで、参考程度にとる事がいいと思われます。

それよりは普段からバランスをとり、楽しくおいし食事を心がける事の方が大切です。

食事内容に神経質になりすぎると食事そのもの楽しめなくなってしまいますから。

 

☆免疫力を高める入浴法

☆心地よい運動

 

・楽観的にポジティブ思考に切り替える

神経質な人ほど花粉症などのアレルギー疾患にかかりやすいと言われています。

ネガティブ思考の癖がついていると、免疫力も下がり症状も悪化しやすいです。

ものごとをポジティブに受け止めて、まあいいかと楽観的な対処をしていく事も有効です。

ストレスはため込まずに発散させるようにしましょう。

 

・鎖骨マッサージには要注意

花粉症に効く?ということで鎖骨マッサージをお勧めする情報もあるようです。

これは、鎖骨のあたりを軽く叩いたり、マッサージするモノの様で、

鎖骨下にあるリンパの流れを良くして、白血球の働きを正常化させて、

症状を軽くするためのもののようです。

しかし、リンパ腺はとても繊細な組織なため、揉まれたりさすったり、

叩いてしまうと壊れてしまうのです。

壊れたところからリンパ液が漏れ出てしまいます。

気休め的なモノで、実際は自分の組織をボロボロにしてしまう行為です。

リンパの流れをよくしたい場合は、運動をしていればよく流れるようになります。

結局は体を動かす事が健康には良いのです。

リンパマッサージには十分気を付けていただいた方がよいでしょう。

 

・アレルゲンに触れないようにする

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花粉症の症状はアレルゲンに接触すると症状が出るので、そのアレルゲンを取り除く、

持ち込まないといった対策をとる事が出来ます。

☆外出時にマスクやゴーグル(伊達メガネでもOK)の着用

☆玄関の外で上着についた花粉を落とす。

☆布団や衣類を室内に干したり乾燥気にかける

☆こまめに掃除をする

☆空気清浄器を使用する

 

・花粉症の薬は妊活中はよくない?

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妊活中であっても、花粉症の薬自体は特に問題がないのです。

それよりは、ママが妊娠初期に薬を飲んでしまうと、

おなかの赤ちゃんへの影響が心配されるという事です。

なので、妊娠したことが判明したら辞めれば大丈夫です。

ただ、不妊治療中で通院中でしたら、

治療中に使用している薬などとの関係もあるでしょうから、

通院先の先生に相談して内服するようにしましょう。

妊活中の男性であっても花粉症の薬によって妊娠しにくくなるといった事はないでしょう。

ただ、薬に抵抗がある場合は漢方薬などでも

花粉症の症状が軽減するのでうまく使って乗り切るもの手でしょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。妊活に少しでもお役立ていただけたら嬉しいです。

そして、赤ちゃんに早く出会える日が来るように応援しています。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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