男性の性欲減退 セックスレスを解消するには?

男性の性欲減退 セックスレスを解消するには?

夫(男性)の方に性欲がなくて・・・私の方は求められたいのに・・・

なんとなく回数が減っていって、気づけばタイミングをみては

自分で誘わない限りほとんどなし。セックスレスを本当に何とかしたいのに。

自分ではなくて、相手の性欲のなさをいったいどうしたらいいの?

そう悩まれている女性もいます。

妊活セミナーをしていても、そういうお声をきくのは、少なくありません。

男性の性欲減退タイプのセックスレスを解消していくための

アドバイスをお伝えしていきます。

 

男性の性欲が減退している原因をさぐる

デリケートな内容なので、たとえ夫であってもなかなか夫婦で

うまく話が進まない部分でもありますが、

なぜ男性パートナーが性欲が減退しているのか、そこを探っていくことがまずは大切です。

性欲に左右するのは、ホルモンの影響が多くあります。

男性のホルモンバランスが整うように日々の生活が整っているのかどうか

ということはもちろんですが、

カウンセリングなどでお話しさせていただくと、

男性自身が、セックスに対して自信を持てずにいたり、不安が強くあったり

という事もありますし、幼少期両親との関係性から、

男の子として生まれたことを喜ばれなった、

女の子を期待されていた、

男の子は手がかかって、厄介、

ダメな子、そんなメッセージを周囲からたくさん受け取って育った場合も

男性として生きることを肯定的にとれなくなったりもします。

 

夫が妻に求める性に対して妻が答えてあげていない

夫が妻に対して性を感じられるように、妻に

もっとかわいくいて、こんな服をきてみてなど、俺を立てて欲しい、

もっと褒めて欲しい、落ち込んでばかりいないで欲しい、

ああしてほしい、こうして欲しいという欲求を伝えている事も多いのですが、

カウンセリングでお話を聞いていると、夫から言われたことはあるけれど

やってあげたことがないと答える女性も以外にも多数!

自分の夫が、妻のことを女性としてみていくために求めている

女性らしくいて欲しい部分、かわいらしくいて欲しい部分、おしゃれしていて欲しい部分

キレイでいて欲しい部分、内面から素敵でいて欲しい部分、に

女性が答えないままスルーしてしまっていることもあります。

旦那さんの求める欲求に、応えてあげられているかも振り返ってみましょう。

 

性欲に関わる男性ホルモンの分泌を改善

原因は深く色々あることが多いですが、

できる部分から解消していくことが大切です。

特に、男性の生殖に関わるのは男性はテストステロンという男性ホルモンです。

男性は男性で、ホルモンバランスには生活習慣が大きくかかわります。

そのため、そういった部分から改善しておくことはできる部分です。

日々の生活習慣において、運動不足になっていないか、睡眠不足になっていないか、

バランスの取れた食事ができているか、ストレスをため込んでいないかといった部分から

整えられるよう、生活面でのサポートを女性が支えてあげるとよいでしょう。

 

デリケートな内容で夫婦でも理解しあえない、話し合いが持てない、

こまったまま解決していかないというケースとしては多いのですが、

そういう場合はご夫婦でカウンセリングさせていただくことで、

セックスレスが解消していくことは多々あります。

 

性体験で女性が気持ちよさを感じていないとレス傾向に

セックスがレス化していってしまう過程に、女性がセックスに好印象をもてていないという事も

関わってきます。女性がセックスに満足したり、心地よさを得られているかどうかが、

男性の性欲を掻き立てられるかどうかという点に影響が出てきます。

 

セックスをすると痛みを感じたり、楽しいとか気持ちいとあまり思えない女性は

セックスがレス化しやすく、妊活の為だけの小作りのための行為になりやすく、

そんな女性の反応は男性パートナーにはダイレクトに伝わってしまいます。

自分とのエッチが楽しいわけではなく、心地よいわけではなく、満たされているわけではない部分が

男性の性欲を失せさせてしまいやすくもなります。

女性は女性で性体験で心地よさを得るための工夫も必要です。

自分の性器に触れる習慣がない女性も案外多く、性器を触る事に対して抵抗を持っていたりもします。

男性任せであったり、羞恥心の強さや、恥じらい、いけない事をしているかのような罪悪感などです。

性にまつわる体験や性教育や両親からの教育の部分が影響しやすくもありますが、

男性の性欲を高めたいのなら、まずは自分の性についても関心をもってみましょう。

 

いずれにしても大切なことは

セックスレス解消に向けて夫婦で向き合う姿勢が大切ですが、

夫(男性)本人も何とかしたいな、女性の方も何とかしたいと

思ってくれていると、改善、解決していく糸口は見えてきます。

ただ、どちらかが全くどうでもいいこととして捉えていると

中々解決には向かわなくなってしまいます。

妊娠のため赤ちゃんのためだけでなく夫婦として、男女として

向き合いたいという姿勢をお互いに持てると理想。

そのため、夫婦の日常におけるコミュニケーションやスキンシップをしやし

気持ちや考えている事、価値観や未来像などを共有できるように関わっていきましょう。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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