男性不妊で自然妊娠できない 緊張を緩めて機能改善を

男性不妊で自然妊娠できない 緊張を緩めて機能改善を

男性不妊があると不妊治療しかないと思いこまされている方もとても多いです。

その精子の質では自然妊娠は無理とか、顕微授精でないとダメといったことを

医療機関からいわれ男性がすっかり自信をなくしてしまうケースも少なくはありません。

男性不妊があっても自然妊娠できるように変えていくことは可能です。

まずは男性の生殖機能を高めるような関り方・習慣を取り入れていきましょう。

男性不妊があると自然妊娠できない?

そう思って、自然妊娠を諦めている方は多いはず。

勃起障害や射精障害がある場合は、人工授精によって妊娠できる可能性が

高まるので、治療も選択肢の一つと言えるでしょう。

しかし、男性は勃起していなくても射精は可能ですし、

射精障害がある場合でもよくあるのは、排卵期にのみまくいかない、

奥さんだとうまくいかない、妻の膣内だと射精ができないといった、

妊活によってプレッシャーやストレスを感じるようになったことが原因で

勃起障害や射精障害になってしまっているケースも多いのです。

そのため、男性に精神的なプレッシャーやストレスがかかり過ぎないように

関わるようにしていくことで射精できるように戻る、勃起できるように戻る

という事もあり自然妊娠されているケースも少なくはありません。

 

男性不妊だからといって不妊治療へ進んでも・・・

不妊には女性側と男性側との原因が複雑に影響し合っておこるため、

どちらも整えていくことが欠かせません。その中でも、男性不妊という場合、

不妊治療によって受精させることをがんばっても中々着床しない、流産してしまう

という事につながっています。

精子の質というのもとても重要です。

基本的な部分は生活習慣を整えていくという事も挙げられますが、

精子の質はかかるストレス・精神状態や体の疲労度などによっても随分変化していきます。

射精回数がすくなく、あまり射精を繰り返していない場合も

精子の数自体は少なくなかったとしても、運動率が悪い、奇形率が高い、

DNAの損傷率が高いといったことがでてきます。

様々な点から妊娠しやすく生殖機能を高められるように改善しておく必要性があります。

 

男性機能を高める習慣で自然妊娠へ

男性機能を衰えさせる原因にストレスによる過度の緊張があります。

ストレスは自律神経のスイッチの切り替えを悪くします。

交感神経が常に優位になる生活では血の巡りは悪くなり、

筋肉は硬く緊張してしまうようになります。

男性側に不妊の原因をつくるのはほとんどがストレスや運動不足、睡眠不足、

栄養不足、喫煙・飲酒といった不規則な生活習慣が根本にあります。

 

ストレスを減らし心地よいセックスへ

ストレスは筋肉を緊張状態にしてしまいます。

するとセックスに関わる男性の骨盤周りの筋肉が固くなると

感度も悪くなり、思うように体を動かせない、途中で中折れをおこしたり

ばててしまうといった事がおきてきます。

 

また血流障害によって性器に流れ込む血液そのものが障害されても

勃起がおこらないため、勃起障害を起こしてしまいます。

 

男性の感度を高めてテストステロンをたくさん分泌していくことにより、

より精子の製造され、性欲が高まればセックスそのもの回数が増えやすくなり

自然妊娠は充分可能になっていきます。希望をもって、欲しいと思います。

特に自然妊娠は、不妊治療と違い、累積した時に30代でも40代でも

1年間・2年間という長いずパンで見た時に妊娠確率が非常に高まるように

なっています。一方、不妊治療は長期化するほど妊娠できない治療方法です。

 

性的な感度を高めるカギ「内転筋」

脚を閉じる時に使われる筋肉に内転筋があります。

陰部まわりの筋肉が固くなり感度がわるくなると

心地よさ、快感を感じにくく、セックスに焦りや自信を失いやすくなるので危険です。

 

全身の筋肉を緩めるためのストレスをためない習慣も心掛けていきましょう。

そして、この内転筋をかるくさする程度のマッサージで刺激をしてあげてゆるゆる緩めて

あげてくださいね。

 

セックスが精子と卵子の質を高めることが必須

元気働く男性

それでも、男性側も女性側もコンスタントに

夫婦の営みがあることで、ホルモンバランスが整いやすくなります。

また、精子や卵子の質も高まるように必要なホルモンが大量に分泌される

チャンスにもなるので男性不妊であっても、

自然妊娠できる体質作りは続けて欲しいですね。

セックス回数が多いご夫婦ほど妊娠確率は高まる傾向が高く、

海外では不妊のためのガイドラインでは性生活を増やすことが示されています。

日本人は性生活が少なすぎるというのもありますが、やはり妊娠を望む場合は

週に2~3回という回数が望ましくなります。

男性も年齢とともに、男性ホルモンの分泌が低下し、生殖能力が低下していきます。

WHOなどでの精液検査の基準値は最低ラインと言われています。そのため

基準値内だったからと言って妊娠しやすいという意味ではまったくありません。

 

まとめ

男性不妊だからと言っても、自然妊娠できるように変わっていくことは可能であり、

また精液の状態や精子についての検査の所見は状態によってかなり変化するものです。

一喜一憂せず、また妊活だと力が入りすぎていくことで、

さらなる不妊の原因を作り出してしまい勃起障害や射精障害にもつながりやすくなっています。

生殖機能を高めていくにはリラックスしながら精神的にもゆったりと、

そして、プレッシャーを感じない性生活を送っていくことが大事になります。

不妊治療後に自然妊娠していくケースも多々あり、前向きに改善させていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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