妊娠したい人が不妊治療前に必ずやっておいて欲しいこと

妊娠したい人が不妊治療前に必ずやっておいて欲しいこと

自分達でタイミングを合わせていても妊娠できない場合、

多くの方が不妊治療に進んでいかれます。でも不妊治療は決して妊娠しやすい治療な

わけではありません。そのため、どういったことに気をつけておくと

妊娠しやすくなるのかをしっかり押さえておいてください。

不妊治療でしてもらえることと、治療ではできないことが何なのかを知って対策を。

 

不妊治療を始めるまでに必ずやっておいてほしい事

不妊治療でできる範囲は受精を助けて、子宮に戻すまで

でも、どれだけ受精しても、

あなたの子宮に着床しないと、すべてが水の泡となるという事なんです。

そのためには、

不妊治療を開始する前に必ずやっておいてほしい事があります。

それは、着床できる子宮 ママの土台作りです。

 

受精すればすべてが着床するわけではない

普通に不妊の原因をもたないご夫婦であっても、

妊娠にいたる割合はものすごく高いわけではないんです。

というのも、

受精はしやすいけれど、着床はしにくいものだからです。

一般的に言われているのが、受精率が80%であったとしても、

その後の着床率でいうと20%程度に低下するということですね。

 

受精はしていても着床していないのです(驚)!

なので若くても、原因がなくても、妊活を始めて1年くらいかけて授かっていくという事ですね。

それでも自然妊娠でのこの確率はとても高い事も知っていてください。

 

ところが、

不妊の原因を抱えたまま、不妊期間が長くなると、

受精率も、着床率もぐっと下がるようになります。

不妊に悩んで、治療の道を選択しステップアップしていくのか迷う時があるかともいます。

でも、知っておいてほしい事としては、受精させれば着床し妊娠するわけではないという事です。

日本は体外受精大国です。世界一の実施件数を誇りますが、実際の出産率をみると

7%と最下位に近いくらいです。

(体外受精を100回受けたら7回産めるくらいです。

でも40代ではこれが2%程度なので、50回受けたら1人産めるくらいの確率です)

それは日本の生殖医療の技術が悪いのではなく、

受精させても着床しにくくなっている女性側の問題、

卵子の劣化が大きく影響しています。

 

実際に不妊治療をして7回の採卵、4回の体外受精にトライしたが

やってみて気づくことに、クライアント様が落ち込んで、お話ししてくださいました。

移植できるまでにいたらなかったり、

移植できても、着床できなかったりして、

全て水の泡になってしまいました・・・。

ずっと祈り続けていましたが、むなしく終わりました。

不妊治療にさえ頼れば何とかなると考えていたのが、本当に甘かったです(涙)。と

 

 

そうなんです。

 

 

以前では受けられなかった高度な生殖医療が受けられる今

なので、期待が高まる事はわかりますが、

ステップアップして、

人工授精・体外受精・顕微授精と進めて行けば

授かると期待をしていても、実際は違うという事を知っていてほしいと思います。

治療すれば、だれでも妊娠できるように思われていますが、

実際は違うという事です。

また、全国でも指折りの不妊治療の病院へ行けば授かるそう期待をしてもでも実際は、違います。

 

期待が高まる一方で、高度生殖医療・不妊治療では全くお手伝いできない部分が残ります。

 

 

不妊治療でお手伝いできる部分とは

細胞を採取して、受精させて分裂のお手伝いまでです。

では、

それをムダにさせないためには、

着床率をいかに高めるかということがポイントです。

移植後、赤ちゃんを、育てていく土台となる女性側の体と心が整っている事が欠かせません。

受精する、移植できるという地点がゴールではないのです

受精した受精卵が着床できる。

着床後も分裂を繰り返し、胎児として、すくすく順調に育てて

出産まで維持できる。

土台がしっかりしていなくては赤ちゃんを産んで、抱きしめるという

本当のゴールにたどり着けませんね。

 

 

着床しやすさを得るために必ずやっておくこと

アメリカの不妊治療中の方の体外受精成功率を3倍にまで高めた方法があります。

それは、カウンセリングをおこない、

ストレス緩和、メンタルサポートをきちんと取り入れた点です。

 

私たちの体と心はつながっています。

妊娠したいと考えた時、卵子や子宮という部分にフォーカスされがちですが、

心を温めてあげる事、

心も大事にしてあげることもとても大切です。

 

何もしなければ、5・6回の体外受精で妊娠が

1・2回で妊娠できるくらい妊娠確率が高まる方法、

それは、カウンセリング・認知行動療法・瞑想・イメージトレーニングなどを

取り入れ、心を癒して温めてあげる事なのです。

 

治療に進むのか、自然妊娠で頑張るのかが大事なのではなく、

どちらに進もうが、着床しやすい子宮環境づくりができているかも重要なポイントになります。

 

当サロンでも、私は、心をぽかぽかにあたためる、真心こもったカウンセリングを行っています。

 

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この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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