妊活のモチベーションを高めるには?

妊活のモチベーションを高めるには?

例えば、ダイエットでも、勉強でも、やらないといけないと分かっていても

なかなか気分がのってこない、やる気がおこらない、

モチベーションが保てない…

そういうことはたくさんあるでしょう。

妊活においても、いったい何から手を付けたらいいのか、

基礎体温も測らないと、

運動もしないと、妊娠しやすい食事にも気を付けないと、

ダイエットもしないと、

ホルモンバランスも整えないと、

セックスレスも改善しないと、

疲れ切ってしまうから体力もなんとかしないと、

心の落ち込みやそわそわ感も何とかしないと、

 

あれもこれも…

やらないといけない事いっぱいというだけで

考えただけで、すでにやる気がおきなくなってしまうでしょう。

 

何から取り組むか決めておく 一点集中

色々何からやろうかな…迷うと、迷うほどに、

選択する機会が増えます。

選択するという作業の際に人はたくさんのエネルギーを使います。

なので、迷っていることが多い人ほど、悩んで選択する機会が多いから

いつも疲れてしまいます。

やる事、自分が取り組んだ方がいいことを決めて、

まずはそれに集中することが大事です。

あれもこれも全てをうまく変えようとすると、

あれもこれもうまくいかない日々に苦しまなくてはならなくなります。

そのためには、不妊を克服するために何に一番取り組んだら

全てがうまく回りだすのかそこを見極めることが大事です。

 

決めたらゆっくりスタート

そして、それを改善するために、一気に頑張ろうとしない事です。

セックスレスを改善しようとしたら、それを改善していくために

 

一気にセックスをしようとするのではなく、必ずステップを踏むという事です。

私たちには、信じようが信じまいが、潜在意識がもつ働きが作用しています。

これは変化を許さないという、ホメオスタシスという機能です。

今まで0だったセックスを急に1にすることはできません。

今まで月1回だったのを一気に月4回に増やすこともできません。

今日こそは!と思ったら、夫が疲れていて無理だったとか、

今日こそは!と思ったのに風邪をひいてしまったとか、

今日こそは!と思ったのに喧嘩をしてそういうムードではなくなったとか、

何かしらの無意識な力が働いて、今までと変わらせないようになります。

 

そのためには、ゆっくりとですが、できる範囲のことをしながら

ゆっくりと変化を起こしていくことで、うまくいきます。

 

ケース1 夫婦喧嘩が多くてセックスレス

喧嘩をなくすこと、相手に対して不満に感じることを減らすことからスタートでレス解消

 

ケース2 仕事疲れからセックスレス

仕事疲れを理由にセックスレスになったけれど、仕事を変えても

レスは変わらず。相手を思いやることを増やことからスタートでレス解消

 

ケース3 セックスの価値観の違いからレス

相手のセックスに不満だらけだったのを、相手の自信のなさに目を向けて

セックスよりは二人のキスや触れ合う事を大切にすることからレス解消

 

私のクライアント様で、セックスレスを解消してきた事例ですが、

どなたもはじめはちょっとしたことから始めていただきます。

しかしそれから徐々に夫婦でのセックスに喜びを感じられるようになり

回数もほんの数ヶ月で一気に増えていくという経過でレスを解消されていきます。

 

ゆっくりスタートでも、それを積み上げれば

楽しい妊活になりながら、モチベーションを高められていかれます。

 

 

妊活でモチベーションが上がらないという場合、

あれもこれもと焦らずに、まずは何に取り組んだら一番妊娠に近づくのかを見極めて、

そこにのみ集中して、改善することにゆっくりスタートで取り組んで成果をだすことです。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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