嬉しい!妊娠超初期を見分ける 15の症状・兆候まとめ

嬉しい!妊娠超初期を見分ける 15の症状・兆候まとめ

妊娠喜ぶ夫婦

妊活をしていると、妊娠したら初期症状には、

いつごろからどんな症状が出るものかな?

どんな兆候が出るんだろう?と気になりますよね。

あなたも近い将来、体験するであろう妊娠超初期症状とは、

いつから始まり、いったいどういったものなのかご紹介します。

あくまで、個人差もありますが、こうした妊娠の兆候を早めに判断できることで、

赤ちゃんにとって良くないこと(お酒や薬など)を控える目安にもできますね。

妊娠による、自分自身でも感じられる体の変化は、基本的に生理予定日を過ぎ、

それから一週間後ぐらいで出てきます。

 

いつから妊娠超初期?

妊娠超初期とは、妊娠0週から、妊娠4週までのことをいいます。

最終月経の開始日を妊娠0週0日目(0w0d)として数えます。

なので、正確にはこの時はまだ妊娠していない状態です。

生理のあと、排卵が始まり、そこで受精し、受精卵は分割を繰り返しながら

3日ほどの時間をかけ子宮に移動します。

その後しばらくは子宮内を漂い、子宮体部に着床しはじめて妊娠となります。

卵子がちょうど着床する頃には、妊娠3週目(3w0d)くらいとなります。

この時期に超妊娠初期の変化を感じる方もいらっしゃいます。

生理予定日の前から、すでに何かいつもと違うなって感じる人もいます。

それを「妊娠超初期症状」といいます。

赤ちゃんができる事を期待しているので、この時期はちょっとした変化に

敏感になりがちです。

 

 

妊娠初期は大事な時期

超妊娠初期ならではの兆候に気付かれる方もいらっしゃいますが、

多くは超妊娠初期の兆候が女性特有のPMSの症状と似ている部分も多く、

自分が妊娠していることには気付きにくいのが現実です。

生理が遅れてはじめて、妊娠しているのかも?と関心をもつ方が大半を占めます。

ですが、この超妊娠初期は妊娠のスタートといえる大切な時期でもあります。

妊娠検査薬は生理予定日の1週間後でなくては判定することができません。

また、化学的妊娠は、臨床的妊娠と異なり、

まれに偽陽性(妊娠はしていないのに妊娠している)と出たり、

病院で検査をしても、はっきり妊娠が分かる時期に再度検査をするしか確認ができません。

かといって、ママも赤ちゃんも大事に過ごしたい時期ではあります。

神経質になりすぎることはありませんが、アルコールや薬など、

できるだけ体に入れない方がいいものは入れずに過ごして、大事な時期を過ごすための

予備知識としてもっているといいですよね。

 

超妊娠初期の兆候・症状とは

女性は妊娠すると、ホルモン分泌がずいぶん変わります。

それに伴って、個人差はありますが、様々な症状が現れるようになります。

妊娠すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌がはじまります。

これは妊娠することではじめて分泌されるホルモンです。

妊娠の維持に欠かすことのできないとても重要なホルモンとなります。

妊娠黄体を刺激することで、エストロゲン、プロゲステロンを促し甲状腺に刺激を与えます。

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の働きによって、

妊娠が継続されている場合には、4週目(4w0d)に来るべき生理がストップします。

生理が遅れたかな・・・と感じるころには、

すでに妊娠5週目(5w0d)を過ぎているという事も少なくはありません。

 

妊娠初期におこりやすい兆候・症状について15項目にまとめました

 

1 なんだか眠い

妊娠中に分泌される黄体ホルモンの影響が大きいといわれていて、

突然の眠気や倦怠感が襲ってくる場合があります。

とにかく眠い、とにかくだるいといったこともよくあります。

眠気やだるさを感じることがあれば、しっかり休息や睡眠をとっていくことが

大切です。

赤ちゃんを育てるために、ママが無理をしすぎないことですね。

 

2 おりものの変化

おりものに、色、においに変化が出る場合もあります。

着床出血などにより、ピンクっぽい色~茶色のような色が混じることも。

 

3 におい・香りに敏感

よく、香水やご飯の炊ける匂いなど普段は気にならない「よい香り」ですら、

においに敏感になり、気持ち悪く場合があります。

これは、においづわりとも言われています。

 

 

4 熱っぽい

基礎体温では高温期が維持されて、熱っぽさを感じるようになります。

風邪の症状とも非常によく似ていて、間違えやすいといえます。

風邪かも・・・と自己判断せずに、風邪薬などの内服は控え、

体調が悪く感じたら、よく休むことが大切です。

 

5 出血

超妊娠初期におこる着床によって、出血を伴うことがあります

これは広く妊娠出血と呼ばれています。

受精卵が子宮に着床する際に、絨毛が子宮の壁を傷つけることがあり、

そのためにおこるとみられる出血のことです。

この妊娠出血は、痛みも同時に感じる場合もあります。

この出血は生理時の出血のような褐色とは違います。

そのため、鮮明な色をしています。場合によってはピンク色をしています。

ただ、人によっては薄い茶色ということもあるようです。

生理の出血と見間違えそうですが、この着床時の出血は少量であることが特徴です。

 

6 便秘や下痢

妊娠によって「プロゲステロン」というホルモンが分泌されることでが便秘や下痢を

引き起こす原因となります。

プロゲステロンはきちんと妊娠が続くために、必要なホルモンなのですが、

腸の運動を抑制してしまう働きや腸の中の水分を奪ってしまう作用があります。

そのため、便秘になりやすくなります。

つわりなどによって胃の調子が悪くなると、消化機能も低下し、下痢をひきおこす

場合もあります。

 

7 腹痛

生理痛でもお腹に痛みを感じる方が多いですが、

超妊娠初期でもこの腹痛が兆候として表れる場合もあります。

腹痛の原因として考えられるのは、便秘や下痢によるもの、

子宮が広がることから感じる痛みなどです。

特に下腹部に痛みが現れるのが特徴です。

しかし、他の病気でも腹痛を感じることがあるため、気を付けることが大切です。

長く続く、鋭い痛み、出血を伴うという事がある場合は早めに受診が必要です。

 

 

8 むくみやすい

ホルモンバランスの影響や下半身への血流の変化に伴い、

むくみやすくなります。

また、下腹部や足の付け根がチクチクと痛みだしたり、

腰に強烈な痛みが出る場合もあります。

むくみが強い場合は弾性ストッキングや足を高くして寝るなどして、

心臓へ戻る血液循環を良くしてあげましょう。

 

9 鼻炎ぽくなる

鼻水の量が増え、鼻炎ぽくなる場合があります。

妊娠性鼻炎と呼ばれています。

風邪に似た症状で、風邪と間違えやすいですが、

風邪薬の内服には妊娠初期には注意が必要です。

 

10 胃がムカムカする

つわりによる胃の不快感がでやすくなります。

なんとなく胃がムカムカするということもありますが、

食べると落ち着く、空腹になるとすよく胃のムカムカを感じるなど

個人差があります。

 

11 食べ物の好みが変わる

酸っぱいものが妙に食べたくなったり、大好きだったものが食べられなくなったり。

食事の好みが変わったりします。

また、食欲が異常に増すこともあるようです。

逆に、食欲が低減する場合もあります。

 

12 胸やお腹にハリ

妊娠初期でも胸に張りを感じることがあります。

ホルモンがたくさん分泌されはじめるためです。

胸が張ることから、乳房が大きく腫れるように感じることもあれば、重く感じることもあります。

また、ひどい場合には乳首が服に触れるだけで痛みを感じることもあるようです。

妊娠初期から妊娠後期にかけてもよく感じられる症状です。

通常のブラジャーなどをやめて、マタニティー用のインナーに変えていくことで

快適に過ごせるようになります。

子宮への血流が増えることでお腹のハリを感じることもあります。

ゆったりとしたショーツに変えていくことで対応できます。

 

13 頭痛

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鉄欠乏性貧血を発症する人も多いようで、立ちくらみや頭痛といった症状もあらわれます。

 

 

14 体毛が濃くなる

ホルモンバランスの変化からか、体毛が濃くなる場合もあります。

 

 

15 トイレの回数が増える

生殖腺刺激ホルモンが分泌されることで、下半身の血流が変わります。

これに刺激を受け、膀胱が敏感に反応するのが原因です。

また、急に子宮が変化しはじめたことにより、

すぐそばの膀胱が同時にその影響を受けることも考えられます。

トイレにいく回数が増えることは何の問題もありません。

なかなか仕事でトイレに行きにくいという方、もともと水分摂取を控えめにしている方は

我慢はせずにトイレに行く、またこまめに水分も摂取するという事をしていきましょう。

 

妊娠兆候を判断するにあたって大事な事

妊娠の兆候を判断していくに当たっては、でる症状・兆候にとても

個人差が大きいという事がいえます。

人によっての感じ方の違いも大きいため、明らかに普段の生理前の体の変化とは違う

兆候を感じることが多い方もいればそうでない場合もあります。

そのため、一概に兆候や症状だけで妊娠!そう判断はできませんが、

これからママになっておなかの赤ちゃんを大切にしていくための妊娠のスタート時期を

大切に過ごすための予備知識として知っていることで、

安心して過ごせるようになるのではないでしょうか。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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