子作りから不妊治療。授かるためには夫婦二人がキーワード

子作りから不妊治療。授かるためには夫婦二人がキーワード

愛する二人の子供を授かりたい。そう思って始めた妊活でも、
 
赤ちゃんがなかなか授かれなくなると離れてしまう夫婦の心。
 
妊娠して赤ちゃんに出会い家族になるためには、
 
自然妊娠での子作りでも不妊治療でも「夫婦二人」がとても大切なキーワードなのです。
 

妊娠への温度差

とても仲良しだった夫婦が妊活を気に夫婦仲が悪化してしまい
 
離婚を考えてしまうというのは結構ある話です。
 
赤ちゃんを強く願うばかりに、相手に求め、自分を責め、
 
価値観が合わないと夫婦間で不信感が募っていってしまうのです。
 
愛する人との間に子供を授かって、幸せな家庭を想像していたはずなのに
 
理想と現実がかけ離れていってしまう事でしょう。
 
奥さんが「今日妊娠しやすい日」と伝えた時に、
 
夫が仕方ないと言わんばかりの態度で「いいよ」と答える。
 
妊活は二人で話し合って決めた事なのにと悲しい気持ちになってしまいます。
 
逆に奥さんも排卵日にしか夜のお誘いをしないといった場合、
 
夫側からしたら妊娠するための道具だと義務的なセックスにストレスを感じ勃起不全、
 
心が離れ最悪の場合セックスレスになってしまうなどが考えられます。
 
 
卵子は女性の、精子は男性の分身。
 
あなたは嫌悪感を抱いている相手を交際する事はできるでしょか?
 
卵子と精子も同じなのです。
 
ただ、赤ちゃんが欲しいではなく、赤ちゃんをなぜ授かりたいのか。
 
きちんと理由を忘れない心を持って相手と接する事がとても大切なのです。
 

不妊治療は男性から検査

不妊治療は男性から!と言うのも、男性に多くの原因があるというわけではなく、
 
そういった気持ちを持って取り組んで欲しいのです。
 
不妊の原因は女性だけではなく、男性だけ、男女共に卵子や精子に原因があると言われています。
 
だけど、不妊治療の多くは女性が受けてから男性が検査を行う、
 
検査結果を女性が一人で聞きに来るといた女性が孤独感を抱きながらの
 
不妊治療を行う夫婦が多いのです。
 
 
女性の不妊治療は痛みを伴うもので、痛さに動けなる辛い日もあります。
 
精子に問題がある場合、妊娠率が低い中で一生懸命痛みと戦いながら
 
頑張っていたという結果になるだけではなく、
 
男性が検査を決心し精子にも問題があると発覚する頃には年齢を重ね夫婦共に
 
妊娠率が低下していたというケースもあります。
 
それに女性は妊活をしている時から気持ちはママ。
 
ハイハイして、タッチして、ママって呼んでくれるのかなと楽しみながら想像し
 
期待に胸を膨らませています。
 
妊娠していなかったと分かる度に、我が子を失ったような想像もつかないような
 
絶望を味わうのです。
 
 
男性はプライドが高いために、不妊検査をする事が恥ずかしいと思ってしまう
 
傾向にあります。奥さんの涙の原因が自分にもあったと悔やむ前に、
 
夫婦で一緒に検査を行う事が一緒に人生を歩むと決めたパートナーとして大切なのです。
 

まとめ

妊娠は一人ではできません。そして、愛する人としかできない事なのです。
 
その気持ちをどうか忘れずにいて下さい。
 
相手と気持ちが離れる事は大切な時間をロスしているという事です。
 
子作り、不妊治療、妊娠は夫婦二人で考え、一緒に話合い協力する事がポイント。
 
赤ちゃんは愛の結晶。
 
妊娠して愛おしい赤ちゃんに出会うためには夫婦二人がキーワードになってくるのです。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

プロフィールを詳しく見る

みなさんに読まれています

妊娠された方々も読んだ
「妊娠するための教科書」を無料プレゼント。
みなさんにお役立ていただき、
喜ばれたLINEメッセージです。

LINE登録はこちらから

トップに戻る

もっと知りたい