子供は何人欲しい?子作り計画ではAMHの数値も参考に

子供は何人欲しい?子作り計画ではAMHの数値も参考に

年齢と共に卵子の数は減少し、増える事はありません。
 
そのため、卵子のストックの目安となるAMH(アンチミューラリアンホルモン)の数値を
 
参考に、だいたいあと何年子作り活動を行えるかを知っておく事で子作り計画も
 
立てやすくなります。
 

AMHと妊娠の関係

皆さんは早期閉経と言う言葉を聞いたことはありますか?
 
早期閉経とは名前の通り、本来生理が止まってしまう年齢ではないのに閉経が
 
起こってしまう事で、女性なら誰にでも起こる危険性があるものです。
 
日本人の平均閉経年齢は50歳と言われていますが、10代、20代といった、
 
驚く程若い年齢でも起こり得ますので、
 
「まだ閉経する年齢じゃないから大丈夫」といった油断は禁物。
 
早期閉経の原因には染色体異常によるもの、
 
生活習慣によるホルモンバランスの崩れなどが考えられ、
 
AMHとも相関があると言われています。
 
 
ただし、勘違いされやすいのですがAMHは妊娠率ではありません。
 
AMHが1以下と診断された場合やゼロに近いと診断された方でも自然に妊娠をして、
 
無事に赤ちゃんに出会えた方もたくさんおられます。妊娠率に重要なのは、
 
整ったホルモンバランス。卵子の質を上げる事で妊娠はできますので、
 
落ち込む事に時間を使わずに、卵子の質を上げて赤ちゃんが過ごしやすく
 
選んでもらえるような体作りに専念していきましょう。
 

AMHを知ってできる事

AMHは妊娠率ではないので意識する必要があるの?
 
と思われてしまうのではないでしょうか。
 
しかし、AMHの数値で予想よりも閉経が早く来るかもしれない
 
という事を知る事が出来き、自然妊娠活動を行える残された時間の目安を考え、
 
子供は二人欲しいのでいくつまでに初産を迎え、二人目の妊活は何歳の時に行おうなどの
 
子作りプランニングが立てやすくなります。
 
 
そして、妊娠、不妊では知ってやらない後悔よりも、知らないでできない後悔とでは
 
気持への負担も違い、とても辛いもの。
 
「あの時仕事を優先しなければ…」
「もっと早くAMHについて知っていれば」
 
と後悔への怒りは自分へと向けられてしまい、責め続けてしまうでしょう。
 
 
しかし、自分を責めるのはやめて下さい。ただ、知る機会がなかっただけです。
 
精神ストレスは卵子の質にも影響がでてしまいますので、
 
前向きに子作り計画に向け行動を起こしていきましょう。
 

まとめ

妊娠はAMHの高い・低いよりも卵子の質がとても大切。
 
卵子の質の低下やAMH低下原因には生活習慣の乱れも考えられていますので、
 
健康だけではなく、妊娠を意識するのであれば改善していきましょう。
 
 
そして、若い年代では不妊に興味がない方もおられますが、人事ではありません。
 
早期閉経により妊娠できなくなるかもしれないという可能性も考え、
 
子作りプランニングを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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