30代子作りでの葉酸摂取はサプリメントだけではダメな理由

30代子作りでの葉酸摂取はサプリメントだけではダメな理由

30代に入ると忙しくて思うように栄養バランスの取れた食事が出来ずに、
 
美容や健康のための補助としてサプリに頼る人も多いでしょう。
 
子作りのための妊活や妊娠中にお助けしてくれる葉酸ですが、
 
サプリメントだけではなく食事からの摂取も大切ですよ。
 

食事からの摂取もおすすめ

皆さんは葉酸塩という言葉を聞いた事があるでしょうか。
 
葉酸と似ているようですが同じものではありません。
 
人工的に作られたサプリなどは葉酸、
 
食材から摂取できる天然の葉酸が葉酸塩というと分かりやすいのではなでしょうか。
 
葉酸サプリはメチル葉酸塩に変わる事で、美容、胎児の先天性異常のリスク低減など
 
私たちが聞いたことのある葉酸の効能を発揮すると言われています。
 
 
効率良く葉酸効果を得るためには、
 
食事からの摂取も必要と言えるでしょう。
 
葉酸塩のサプリメントも発売はされていますが、
 
妊娠中のつわりの時期はサプリメントを飲む事すら一苦労。
 
スープやスムージーにする事で食べやすくなるので、
 
食材からの摂取もおすすめですよ。
 

食べ物から摂取する時のポイントと注意点

葉酸が多く含まれる食材には、
 
ほうれん草、枝豆、ブロッコリー、イチゴ、みかん、焼きのりなど
 
意外と食材の種類も豊富なので食事メニューに飽きずに取り組む事ができると思います。
 
ただし、葉酸は水溶性で食材に熱を加えると減少してしまうので、
 
葉酸の栄養価は加熱処理後の値を参考に
 
摂取量を考えたレシピを取り入れるのがポイント。
 
 
また、葉酸は食べ合わせなどで体への吸収率もバラバラで、
 
葉酸の吸収を妨げる飲料や食品もあるので注意して下さい。
 
野菜中心の生活であれば比較的1日の摂取量をクリアしやすいのでおすすめ。
 
ただし、葉酸を意識するあまり、葉酸中心の食生活になると
 
他の栄養素が不足してホルモンバランスの乱れ、貧血、便秘など様々な症状がでます。
 
妊活や赤ちゃんにも悪影響を及ぼすので注意しましょう。
 
妊活、妊娠では女性としての妊娠機能に必要な栄養素は葉酸だけではありません。
 
栄養バランスの取れた食生活を行うようにしてくださいね。
 

まとめ

女性だけではなく男性も葉酸は効果を発揮してくれますので、
 
食卓を夫婦で囲んで楽しみながら一緒に食事から摂取してみてはいかがでしょうか。
 
また、不妊原因となるストレスや心の問題に効くサプリメントは「笑顔」。
 
心も体も充実させるために夫婦での食事は効率の良い方法だと思いますよ。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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