冷えに悩む40代子作りにも鍼灸であったかポカポカ生活

冷えに悩む40代子作りにも鍼灸であったかポカポカ生活

年齢を重ねると筋肉量が減っていってしまうために冷えを感じやすくなってしまいます。
 
妊娠には温かいポカポカな体づくりはかかせません。
 
冷え性が増える40代子作りでは体の中から冷え性にアプローチがかけられる
 
鍼灸を試してみてもいいでしょう。
 

妊娠と血流の関係

腰回りから出ている血管を卵巣動脈、骨盤内を通る子宮へと繋がる
 
血管を子宮動脈血管といいます。
 
二つのルートの血液にのって、脳からの「卵胞を育てて下さいね」という指令と共に
 
ホルモンはせっせと卵巣に運ばれていくのです。
 
冷えで血流が悪くなってしまうと、
 
ホルモンは過酷な道をゼェゼェと息を切らしながら通り、
 
卵巣へつく頃にはヘトヘト。
 
もしかしたら、途中でリタイアしているホルモンもあるかもしれませんね。
 
 
こう考えると卵子の質が低下するのも無理ないやと分かりやすいのではないでしょうか。
 
子宮動脈は卵巣に血液を運ぶだけではなく、子宮へも血液を配達。
 
子宮ではエストロゲンが赤ちゃんのためのフカフカ布団を敷いて、
 
プロゲステロンがより赤ちゃんが好む居心地よい布団作りをしてくれます。
 
しかし、ホルモンが元気に届かないとジメジメとした、
 
いやぁ~な布団で赤ちゃんをお誘いするという事になってしまうのです。
 
もちろん、赤ちゃんが来てくれるはずはありませんよね。
 
プロゲステロンは妊娠してから赤ちゃんが無事に育つように
 
サポートしてくれる役割もあります。
 
冷えて血流が悪い体は、卵子の質、着床、
 
胎児の成長の維持に関わってくるというわけなのです。
 
冷え解消は睡眠の質向上にも繋がりますので、
 
冷えから体を守る生活を大切にしていきましょう。
 

鍼灸で妊娠をサポート

東洋医学の鍼灸は針ともぐさを使用してツボに直接アプローチをかける方法です。
 
日常生活の疲れ、肩こり、腰痛、様々な症状に効果が期待できる事から、
 
実際に施術を受けてみたいと興味がある人もいると思います。
 
ツボを刺激して血行を促す事で妊活のサポートだけではなく、
 
西洋医学を学んで着床のタイミングに施術をおこなったりする
 
不妊治療の人向けのコースを提供している鍼灸院もあるそうです。
 
鍼灸も不妊治療と同じで絶対に妊娠できるというものではありませんが、
 
妊娠したという喜びの声もあります。
 
自宅でセルフケアできる台座タイプのお灸も販売されていますので、
 
妊活だけではなく月経痛や肩こりなど症状に困っている方は試してみてもいいかもしれませんね。
 

まとめ

鍼灸院での治療は赤ちゃんを授かりたいと思い頑張っている人の強い味方ではありますが、
 
効果を台無しにしてしまうような日常生活行動にはきちんと改善していきましょう。
 
食生活、睡眠や運動不足、喫煙、飲酒など様々ありますが、
 
特に気にして欲しいのがメンタル面です。
 
どんな良い施術を受けても、心が元気で生命のエネルギーが満ち溢れていないと
 
体は冷え性、心は塞いで冷凍状態になってしまうものです。
 
体の冷え性だけではなく、心の冷えもきちんと温めてあげて下さいね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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