50代の出産は昔より少ない!昔の人から学ぶ子作り方法

50代の出産は昔より少ない!昔の人から学ぶ子作り方法

芸能人の高齢出産も話題に取り上げられニュースでも良く見かけますよね。

高齢だからと諦めてしまう人もいますが50代でも自然妊娠する事は出来ます。
 
今よりはるかに高齢出産の多かった昔の人に、
 
自然妊娠で子作りを成功させるポイントを学んでいきましょう。
 

50代出産は現代よりどれくらい多い?

大正から戦前まで毎年2000人近くの50代女性が出産に成功していたという事例があり、
 
超高齢出産は珍しくはありませんでした。
 
不妊と言う言葉が身近になってしまった現代と比べると100倍もの差があるのです。
 
もちろん当時は体外受精などの高度な不妊治療は存在しません。
 
驚きと同時にまだまだ50代でも妊娠が出来るんだと自信が湧いてきますよね。
 
50代出産が多かった理由には、国の政策とも関係があります。
 
人口を増やすために早く結婚してたくさん子供を産む事が推奨されていた時代ですから
 
初婚も早く、50代で初産を迎える方が少ないのは当然で50代を迎えるまでに
 
2人、3人と子供がいるのは当たり前でした。
 
 
出産が多くなるという事は、卵子の減少や子宮や卵巣への負担がかかる生理の数も
 
比例して少なくなるという事で、高齢になっても妊娠しやすい体が維持できていた
 
というわけなのです。
 
しかし、注目するべきはそこではありません。
 
卵子の質をあげ妊孕性を高めるためにはもっともっと大切な事があるのです。
 

昔の人から学ぶ自然妊娠の秘訣

時代の流れと共に、女性が選ぶ事のできる人生の選択肢が増え、
 
キラキラと輝いて活躍する女性はとてもかっこよく素敵ですよね。
 
しかし、その反面生活習慣の乱れを余儀なくされ、
 
昭和の半ば頃から50代の妊娠率はドンドン減少していってしまいました。
 
 
昔の女性は日を浴びる規則正しい生活を送っていたので、
 
ホルモンバランスに必要な質の良い睡眠を十分に確保する事ができていました。
 
そして、自転車に乗っている女性も少なく、便利家電がない中の重労働の家事、
 
一日の運動量は相当なものだったでしょう。
 
忙しい女性にとっては家電なしの生活を考えただけでゾッとしてしまいますよね。
 
 
また、社会進出によりストレス増加も大きな原因ですので、喫煙、飲酒、生活習慣の乱れを
 
見直すと共に心の問題の解決が妊娠するための大きなポイント。
 
そして、卵子の質を上げるために現代の人の方が有利な事もあります。
 
食材が手に入りやすくなり食事のバリエーションが増えた事で、
 
昔より栄養バランスの取れた食事をとる事が出来るのです。
 
しかし、好きな物、手軽な物ばかりでデメリットにもなってしまうので注意が必要。
 
女性の体や妊娠に必要となるビタミン、ミネラル、亜鉛、鉄などは
 
しっかり摂取するようにして下さい。
 

まとめ

不妊の原因は時代背景が大きく関わりがある事が分かりますね。
 
当時は結婚前に性行為を行う人はほとんどいませんでしたので、
 
結婚してからドキドキする新鮮さあるセックスで、
 
心も満たされ妊娠しやすい妊活が自然と出来ていた事も妊娠率に大きな影響を与えていた事でしょう。
 
作業セックスでは苦痛になってしまい、セックスレスの原因にもなってしまいます。
 
夫婦として向き合い男女として満す、満たされるを意識して妊活を行っていって下さいね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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