卵子も精子も酸化させにくくする食事で自然妊娠へ

卵子も精子も酸化させにくくする食事で自然妊娠へ

低GI 

卵子や精子の酸化を防ぐ事が妊娠には欠かせないのです。

年齢と共にどうしても酸化してさびていってしまうのが細胞です。

でも、細胞が元気でイキイキしていたら妊娠もしやすくなります。

 

受精卵自体もダメージが少ない状態になりますから、

産まれてくる赤ちゃんにとってもいい事は間違いまりません。

人間は生きているだけで加齢と共に酸化してくるものではありますが、

日々の心がけ次第で充分その進行を遅らせる事もできますし、

本来人間には酸化したものを修復する機能も備わっています。

これをうまく機能させられずにいたり、

酸化させやすい習慣をもっているだけです。

体を酸化させやすい習慣には、

運動不足や十分な休息がとれていないといった事も

ありますが、日々食べる食事についても気をつけたいことがあるのです。

 

体を酸化させやすい食事とは・・・

体を酸化させやすい食べ物として、沢山の量の炭水化物があります。

炭水化物というと、主食となるものです。

必ず三食毎回欠かさずとっている事でしょう。

それに加えて、おやつにお菓子やジュースなど

米や小麦と合わせて砂糖をたくさんとる

食生活が現代です。

 

 

昔に比べ、精製された穀物や砂糖が沢山ですので、

血液中の血糖値も急激に上がりその後

急激に下がるといった乱高下を繰り返しています。

 

 

体の酸化に血中のグルコースの値が高い事が関係しています。

糖分子はタンパク質やコレステロールとも結合していきます。

糖分子と結合したタンパク質はそうでないタンパク質に比べて

50倍の酸化作用があるのです。

 

 

また、糖分子と結合したコレステロールは酸化を促進したり、

働きが悪くなったり、

ある細胞・ニューロンの中には

入れなくなってしまうという事が起きます。

コレステロールはホルモンや伝達物質、

細胞膜になったりする非常に大切なモノです。

 

炭水化物の取り過ぎが問題になるのです。

炭水化物はブドウ糖に分解されて

細胞に必要なエネルギーになります。

 

体にとってブドウ糖はなくてはならないし、

悪いモノというイメージは

全くと言っていいくらいないのではないでしょうか。

 

でも、とりすぎはやはり問題です。

そして、あなたが思う以上に炭水化物はとりすぎになっているのが

現状なのです。

精製された穀物や砂糖をこれ程に摂取している時代は長い歴史の中で

今位しかありません。

 

 

今と昔とでは3大栄養素の摂取バランスがちがいます。

昔  炭水化物:タンパク質:脂質= 5%:20%:75%

今  炭水化物:タンパク質:脂質= 60%:20%:20%

 

炭水化物といっても、

お米は精製され過ぎない状態で玄米や雑穀

などを食べてきていました。

 

そして、砂糖もほとんどとらない食事で、

野菜が多く、卵・肉・魚・乳製品・大豆・木の実・果物なども

バランスよくとる事が出来ていました。

今は、炭水化物をおかずに、ごはんを食べるような

ラーメンライスやカレーライス・牛丼・チャーハンが人気です。

ファーストフード・コンビニ弁当、

様々なジャンクフードなどもあてはまります。

また、パンもおいしいしふわふわもちもちしているのでつい、

食べ過ぎになりがちです。

 

低GI 

どれくらいを目安に炭水化物を摂取したらよいのか

今までの半分の量を目安にしてみてください。

一気に半分にしたらつらいかもしれませんが、

その分をタンパク質や脂質の量を増やしてみてください。

ダイエット用の低脂肪、無脂肪というのはやめて

脂質もしっかりとってください。そうすることで腹持ちが良くなり、

空腹になるという事も結構避けられます。

よく噛んで食べて、それでもおなかがすいたら、それでいいのです。

しっかり空腹という状態を作ってあげてください。

おなかがすいたら水を飲み、

次の食事の時も主食は5分目と控えたままにします。

 

血糖値を上げにくい炭水化物をとる

炭水化物と言っても血糖値を上げやすいもの、

緩やかにあげていくものとあります。

その目安になるのがGI値と言われるものです。

精製されていないほどGI値も低いので血糖値が安定しやすいです。

また、食物繊維も小腸からの吸収を緩やかにしてくれるため、

一緒に取るとよいでしょう。

例えば、果物だったら、ジュースにしてしまうのではなく

果実のまま薄皮も食べた方がいいのです。

 

甘いものが食べたい場合、代用品になるものは?

それでも、甘いものって食べたくなると思います。

少量のチョコレートはドーパミンやセロトニンを分泌して

ほっとできるのでお勧めです。

カカオ70%以上のブラックチョコレートでしたらなおよいでしょう。

他にも気兼ねなくスイーツやお菓子も食べたいという場合は、

小麦粉や米粉や砂糖の代わりになる材料で代用してみてください。

おからパウダー大豆粉はタンパク質です。

小麦や米粉の代用にしてみてください。

ラカントといった甘味料は天神果「羅漢果(ラカンカ)高純度エキス」と、

とうもろこしの発酵から得られる天然の甘味成分「エリスリトール」から作られた、

植物由来でカロリーゼロの自然派甘味料で砂糖の代用にお勧めです。

病院などで行う糖質制限の食事指導でも紹介されています。

 

 

逆にそれに対して不足しているものがあります。

タンパク質や特に脂質です。詳しくは→ こちら

ここまでお読みいただきありがとうございます。

食事を気を付けるだけでも卵子も精子ももっと元気になりますよ。

それでも中々効果が出ない、

日々の食事を変えるのが難しい、

ほんとうにこのままで妊娠できるようになるのか不安という方は

 

不妊マインド・不妊体質により不妊サイクルにすでに陥っているかもしれません。

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この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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