子作り以外の肥満影響は?体力づくりも兼ねた20代運動習慣

子作り以外の肥満影響は?体力づくりも兼ねた20代運動習慣

肥満は妊娠しやすさにも影響がありますが、
 
太ったまま妊娠してしまうと母体やお腹の中の赤ちゃんにまで危険が迫ってしまいます。
 
20代で子作りを考えている方はダイエットと共に、
 
体力をつける事が出来る運動習慣を取り入れていく妊活方法がおすすめですよ。
 

肥満解消は不妊治療の一環

BMI値が高く妊娠を希望される方にとって肥満解消は立派な妊活。
 
自分で直接的に行う不妊治療の一つとも言えるでしょう。
 
肥満のままでいると卵巣の皮が厚くなってしまい胚盤胞形成率が低く、卵子の質も良くないまま。
 
妊娠率を上げるためにはダイエットは必須になってくるのです。
 
妊活中にダイエットを行おうとすると、妊娠がスムーズにいかないストレスから
 
暴飲暴食でさらに太ってしまうとケースも少なくありません。
 
妊娠を意識しすぎて過度なダイエットも不妊体質を助長してしまうのでNG。
 
 
子作り中は心のバランスを保ちながら減量するのはなかなか難しいものです。
 
将来子供が欲しいと思う方はパートナーを見つける前から、
 
毎日体重計に乗る習慣をつけ体重管理を行っていくのがおすすめ。
 
太る原因には仕事のストレスからドカ食いしてしまう、イライラして大量にお酒を飲む、
 
運動しなくなった、脂っぽい物が好きなど様々。
 
食生活や生活習慣の乱れは肥満を作り出すだけではなく、ホルモンバランスを崩す、
 
ホルモンを運ぶ血流の悪化など多方面から不妊体質と関係があります。
 
健康面を意識する生活は肥満回避だけではなく妊孕性の高い体作りには欠かせないのです。
 

肥満のまま妊娠したらどうなる?

肥満は妊娠中に胎児を圧迫してしまうなど直接的な影響を与えるわけではありません。
 
しかし、高血圧、糖尿病、高コレステロールの合併割合が高いため、
 
妊娠中に気を付けなければならないと言われている妊娠高血圧症候群(妊娠中毒)を併発確率が上昇。
 
めまいや吐き気が強くなるだけではなく脳出血などで母体の命とも関係があります。
 
 
ママだけではなく胎児の発育にも悪影響を与え障害リスク、胎盤早期剥離、早産、死産、
 
産道に脂肪が付く事で難産など赤ちゃんの命をも危険にさらしてしまうのです。
 
肥満を解消するという事は不妊体質改善だけではなく、
 
ママと赤ちゃんの命を守り無事に出会うための予防法でもあります。
 

まとめ

妊娠中大きいお腹の中お散歩で軽い運動が出来るように、長時間の陣痛の痛みと戦えるよう、
 
ダイエットでは食事制限だけではなく運動もしっかり取り入れていってくださいね。
 
妊活には早すぎるなんて事はありませんので、パートナーと出会っていなくても
 
赤ちゃんとの楽しい生活を想像した時から妊活を始めてみてもいいと思いますよ。
 
健康を意識した生活習慣はストレスを受けにくい心作り、美容のサポートにも一役買ってくれますので、
 
綺麗になりながら妊娠しやすい体を手に入れていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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