忙しい30代の睡眠負債がもたらす子作りへの悪影響と解決法

忙しい30代の睡眠負債がもたらす子作りへの悪影響と解決法

2017年睡眠負債と言う言葉が流行しました。
 
睡眠負債は健康を害すると注目されましたが、
 
子作り生活にも悪影響だらけ。
 
残業が続き睡眠時間の確保が難しくなる
 
30代では妊活のために睡眠の質を上げて、
 
男女共に妊娠しやすい体作りを心がけていきましょう。
 

睡眠負債は妊活の敵

睡眠不足は1日の睡眠が足りなく
 
日中に眠気に襲われて集中できなくなる事。
 
睡眠負債とは、簡単に説明すると忙しい日々が続き
 
睡眠が足りない日が積み重なって、
 
自分では気づかずに健康を脅かしている状態の事です。
 
睡眠不足が続くと仕事のパフォーマンスにも影響が出ますが、
 
卵子や精子の質だけではなく、脳が鈍り人の表情を読み取るのが
 
難しくなり夫婦のコミュニケーションの危機にも陥ってしまうのです。
 
 
寝不足でいる頭痛やめまいなどの症状が出るだけではなく、
 
面倒くさい、ちょっとした事でイライラすると
 
実際に体験した事はありますよね。
 
余裕がなくなるという事は相手の事を考えてあげられなくなる、
 
子作りは二の次、疲れているのにセックスを求めるパートナーに苛立ちを感じる…。
 
赤ちゃんとの幸せな家庭を選択したはずが、
 
妊活とは程遠い生活になってしまうのです。
 

睡眠負債を返上するコツ

借金のように借りた分を返せないのが睡眠負債です。
 
働く人は寝る時間は違っても、
 
起きる時間がだいたい決まっていますよね。
 
長期間同じ時間に起床していると、
 
ほとんどの人は睡眠サイクルが出来上がっていきます。
 
休日寝だめで返上をしようとしても、決まった時間に目が覚めて、
 
もっと寝たかったのにとガッカリしてしまった経験はありませんか。
 
それは睡魔よりも体内時計が優先になっているからで、
 
それ以上無理に寝ようとしても眠りは浅く、質の良い睡眠をとる事ができません。
 
 
寝だめで睡眠負債は返す事が出来ず、質の悪い睡眠でかえって逆効果なのです。
 
睡眠負債を返上するためには、寝不足が1日、2日続いたら
 
次の日は30分早く寝るといった解消方法がおすすめ。
 
だけど、家に帰ってから趣味の時間や好きな事のために
 
時間をあてて気分を落ち着かせたいと思ってしまうのは仕方のない事です。
 
そういった場合は仕事の休憩時間に10分~20分程度の仮眠をとる、
 
休日はお昼寝をする解消法をとると良いでしょう。
 
 
心をリラックスさせるという点では、マッサージは体を休ませ睡眠導入にも効果的、
 
夫婦のスキンシップにもなります。
 
週1回でも夫婦のコミュニケーションdayを作ってみてはいかがでしょうか。
 

まとめ

子作りのために貯金をしたいとバリバリ働くパパやママですが、
 
赤ちゃんを授かるためには妊娠しやすい体と心、
 
パートナーとゆっくり過ごす時間も大切です。
 
不妊に悩む要因となる事を全て一気に改善する、
 
生活習慣をガラリと変えようとすると余計にストレスがかかってしまいます。
 
夫婦で心と体が満たされて愛あるセックスで妊活をすすめていくためにも、
 
無理せずにできる事からコツコツと習慣化していきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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