40代の妊娠・出産の確率 妊娠するために必用な9つの事

40代の妊娠・出産の確率 妊娠するために必用な9つの事

近年は40代での女性の妊娠・出産が増えています。しかし、卵子の老化・精子の老化とともに

生殖医療の体外受精をもってしても流産率は高く出産にまで至らない事も多く

妊娠を望む女性にとっては不妊の悩みは深刻です。妊娠確率を高め、出産できるように取り組むこと

をみていきましょう。

 

すすむ晩婚化 男性・女性の結婚年齢の引き上げ

「2016人口動態統計特殊報告」のデータによると、2017年の男性の結婚平均年齢は約31歳という結果になっています。

男性の平均年齢は初婚の場合は過去最高の年齢となっており、晩婚が進んでいることがうかがえます。

また、10年前に比べると、1.2歳遅くなっています。

女性については、男性と同じく過去最高だった2014年と同じ年齢で30歳になっています。

女性も10年前と比べると男性と同じく1.2歳遅くなって過去最高年齢でへと結婚年齢が引き上げられています。

晩婚化が進む背景には様々ありますが、女性の社会進出、金銭的な理由から安定するまで先延ばしにする、

結婚の必要性を感じないなど価値観も多様化していてるようですが、

妊娠を望む場合は、あまり先延ばしにしてばかりもいられないという、

精子や卵子といった生殖細胞の老化の問題も出てきています。

 

増える40代での妊娠と出産

 

引用 厚生労働省 平成28年(2016人口動態母の年齢(5歳階級)・出生順位別にみた出生数 )

 

40代での妊娠・出産が増加傾向にあります。40代では、年齢をすごく気にして不安や焦りが強く出てきます。

40代になると妊娠はできないのではないか?このまま赤ちゃんが授からなかったらどうしよう

と心細い気持ちでいますが、40代で妊娠されているケースとしては実際にはあります。

2016年の人口動態統計によると、40〜45歳の女性からも赤ちゃんは生まれており、

その数は53,474人で、昭和60年よりずっと増加傾向にあります。

 

第1子出産の平均年齢は30.6歳(厚生労働省平成26年人口動態統計による)にまで上昇。

20代の出産は減少し、35歳以上の出産数が増える傾向になってきています。

晩婚化がすすみ、40代で1人目を出産というケースも増えています。

40歳以上の出産に着目すると、40~44歳女性が産んだ子供の数(出生数)は、95年に1万2472人に対し、

約20年たった2014年は4万9606人と、ほぼ4倍に増加している状態です。

他の年代での出生数は下降傾向なのに対して、40歳以上では年々出生数が増加しています。

晩婚化や女性の社会進出により女性の出産年齢が引きあがっているのと同時に、

不妊の悩みも増加会傾向にあります。40代でも妊娠は可能といっても、

40代での妊娠は簡単なわけではない現状があります。

 

高度生殖医療(体外受精など)でも低い40代の妊娠確率

引用:日本産婦人科学会ARTデータブック2013

 

体外受精での妊娠率は平均すると、10~20%程度と言われています。

もちろん年代によって違う部分もあります。40歳では、体外受精 凍結胚移植で8%程度

45歳 体外受精 凍結胚移植で 2%と言われています。

こちらは医療機関ごとの違いや、技術などの違いもありますが、決して高い値とは言えません。

さらに注目すべきは妊娠率よりも流産率にあります。

妊娠だけではなく赤ちゃんを授かるには流産せず、妊娠を維持すること、

無事出産までたどり着けるかという点も重要でしょう。

30歳で体外受精して出産にいたる確率は19.9%、35歳で16.3%と言われています。

気になる40代はどうでしょう。40歳で7.7%、45歳で0.6%です。

グラフから見ても、40代を境に、妊娠率も出産率もがくんと下がり始めます。

そして逆に分と高まっているのが流産率です。40代以降では体外受精などの高度医療の治療による

妊娠においても中々成果が見えにくい点が浮かび上がってきます。

つまり、40代ではほとんど産むことが難しい治療だという事です。

 

昔は40代高齢妊娠・出産数も実は多かった

家族で公園へ

実際に今よりも90年前で医学も、不妊治療もないときでさえ、

もっと高齢の出産件数が多かった統計があります。

1925年、大正末期には、40歳から45歳の女性が約12万人、

45歳以上で約2万人の赤ちゃんが出産されています。その年の総出生児数は約200万人にも上り、

産まれた赤ちゃん100人に1人は45歳以上の妊娠・出産という事になります。

その時代、基礎体温表もなければ、高度な生殖医療だってありません。

昔だけ卵子が老化しなかったわけではないでしょう。

卵子を良い状態で保つような生活ぶりがあったことがうかがえますし、

避妊せず性生活の回数が多いという点も子供を授かるには重要なポイントです。

セックス回数の多さが妊娠率に比例するため医学的には毎日セックスがある夫婦ほど

妊娠率が高いという報告もあります。

40代でも、自然妊娠というのは1年間で累積した場合は確率で見るとまだまだ妊娠しやすいとも言えます。

 

不妊治療の後に40代でも自然妊娠している

2003年に現在リプロダクションクリニック大阪院長 松林秀彦医師が

論文にて発表した中には、採卵さえできなくなり、移植も不可能になり治療を諦めた後に

50代で自然に赤ちゃんをさずかり無事出産しているケースがあります。

そこにおいて示されていることは、不妊治療や体外受精は万能でもなく、

不妊治療をやめることは子供を諦めることでもなく、

夫婦で支え合い、協力し合う姿勢や、心穏やかに過ごせることによって自然妊娠に至っている

重要性がありことが示唆されています。このように、不妊治療をやめ赤ちゃんを諦めた

後に40代で更年期と重なる年齢の時に自然妊娠されているケースの事例を耳にします。

不妊のつらさや、不妊治療のつらさ、夫婦仲の険悪化、性生活の減少などは

どうしても妊娠を遠ざけてしまう点があります。

 

海外では40代でも自然妊娠率が高く合計特殊出生率の引き上げに

引用:内閣府 世界各国の出生率www8.cao.go.jp

 

日本での40代 40歳から44歳までの出生率は11%ですが、世界で見ると、22位

日本よりも40代での出生率が高い外国の国はたくさんあります。

上位3国はイスラエル28.9%、アイルランド22%、マレーシア20.4%ですが、

その他でも注目したいのが、ヨーロッパ各国の40代での出生率の高さです。

フランス・スウェーデン・イギリスなどは経済的な支援に加え、環境整備を整えてきた

結果もあるのでしょうが、35歳以上の出生率が回復し、一度は減少してしまった

合計特殊出生率も回復させています。

海外では性生活の回数が多い事や、卵子提供などによる体外受精などもあり、

高齢出産が多い部分もあるのかもしれません。

コンドームメーカー デュレックス社調査によると、日本はセックス回数が世界一とまで

言われています。子供を授かる確率を高めるものは性生活の回数・頻度の多さも

妊娠確率に影響するため、40代でも自然妊娠を望む場合は性生活を充実させていくことも必要でしょう。

 

 

40代では子供ができにくい 卵子や精子の老化

妊婦お腹に赤ちゃんペイント

NHKでも卵子の老化について取り上げられ、妊娠しやすさに

年齢が関係し、しかも卵子という細胞は老化し子供を授かるのに

限りがあることが伝えられたことで衝撃を受けた女性も多いようです。

学校での性教育では妊娠しないようにという点は教わってきたため

避妊を止めればすぐ妊娠ってできるものだと思っている女性が多く、

また高齢では産むことがそんなに難しい事だと知らない女性も多くいるのです。

35歳をさかいに女性も、男性も妊娠しにくく体は変化してしまうため、

子どもを授かることを考えたらやはりできるだけ早い方がよいといえます。

 

女性の卵子について

卵子のもととなる細胞、原子卵胞は、生まれる前から体内にあり、

その後産まれてから新しく作られることはありません。

そのため、卵子の数は加齢とともに減少していき、驚くことに、初潮を迎える頃にはすでに

生まれたときの10分の1以下の数にもなってしまいます。

さらに、年齢を重ねるほど老化はすすみ、卵子へのダメージは蓄積していきます。

自分の年齢が20歳なら、卵子も20歳。40歳になれば卵子の年齢も40歳の細胞

という事です。生まれたときから年齢を重ねる度に、卵子も一緒に歳をとると考えてください。

卵子の老化は、単純に年齢を重ねることだけでなく、

子宮や卵巣の病気、過剰なストレス、偏った食生活、喫煙習慣や手術なども

老化を加速させています。35歳を過ぎると閉経に向かって徐々に卵巣機能も低下が始まります。

老化した卵子の場合は体外受精などを行っても受精卵の分割に問題が生じ

着床しにくい、流産を起こしやすいといわれています。

 

男性の精子について

精子は思春期以降高齢になっても新しく作られる細胞のため老化はしない、

男性はいつまでたっても精子は老化しないと思われているかもしれません。

精子も年齢とともに変化していきます。精巣も年齢とともに徐々に小さくなり

男性ホルモンをつくり分泌する能力も低下していってしまいます。

1日に作られる精子の数も減少傾向があり、たとえ運動する精子が存在したとしても

精子の機能が低下していると受精率や妊娠率も低下してしまい、

男性の加齢という点からも流産のリスクが高まることが研究症例も多数報告されています。

女性年齢や他要因を除き、男性年齢が30代では10.2か月、40歳から44歳では10.1か月

45歳から50歳では19.0か月、50歳以降は32.3か月と、妊娠までの期間が長期化

しています。

 

40代不妊で悩む問い合わせ内容などについて

引用 厚生労働省 不妊に悩む夫婦への支援について

年々増加している不妊についての相談件数ですが、不妊の悩みについての相談内容は

多岐にわたっているようです。その中でも不妊の原因についてのお問い合わせに次いでは

多くが不妊治療にまつわるもの。日本は世界でも最も体外受精の実施件数が多い国ですが、

成果としたら妊娠率は低く、不妊治療を受ける女性の年齢が上昇している点が

関係しています。不妊の検査方法や治療方法のについてが36.9%と最も多く、

次には不妊治療を実施している治療機関の情報を求めるものが18.1%と多く、

不妊治療を受けての病院や医師などへの不満や質問が5.8%と6割近くを不妊治療に

関するもので占められています。日本で最も体外受精を受けているのは39歳で

それに続き、40代で妊娠を望む女性が不妊治療を受ける件数も増加しています。

40代で妊娠していくための選択肢として選ばれていることが伺えます。

 

不妊治療の内容とステップとは

不妊治療

不妊治療のステップとしては、保険適応となる排卵のタイミングを見ながら

性生活のタイミングの指導を受けるタイミング療法、

保険適応外となります、子宮内に精子を注入していく人工授精、

採卵した卵子と採取した精子をシャーレの上で受精させ、

子宮へ移植する体外受精があり、検査の状況や夫婦の意向と合わせ

ステップアップしていきながら治療が行われます。

40代での不妊治療の場合は治療に時間をかけている間により妊娠率が

下がってしまわないように積極的に体外受精が勧められるケースもあるようです。

しかし、体外受精であっても不妊治療での妊娠率・出産率は上記でも

示したように治療の進め方については夫婦でよく話し合う必要性があり、

また不妊治療の辞め時についてもあらかじめ話し合っておくことが

望ましいでしょう。

 

40代では流産率も高いため有効なケアを

 

図の引用 不育症の診断と治療 慶應義塾大学医学部婦人科 丸山哲夫

 

2006年にイギリスやデンマークの研究チームが、

習慣流産の夫婦に実施すべき治療法として「テンダー・ラビング・ケア」を挙げています。

もちろん、禁煙やダイエットやアルコール摂取についても触れていますが、

心を癒していくことの重要性がうかがえます。

流産回避のためにテンダーラビングケアがどれくらい有効になるのかみてみましょう。

テンダーラビングケアを行ったことで流産を回避している割合が様々な研究でもたかまっており、

ストレスを緩和し、安心して女性が過ごせるように関わる事の重要性がお分かりいただけるかと

思います。逆に、心のケアを欠いては授かりにくくなることもうかがえますね。

 

40代高齢出産では 出産までに費用も掛かりやすい?

赴任治療医師と話す女性

高齢だから出産に費用が直接かかる費用が高額になるという事はありませんが、

高齢出産の場合リスクが高まり、そのために出費になる部分も増える可能性もあります。

一般的には、妊娠から出産にかかる費用には、妊婦健診や各種検査のの他にも、

分娩・出産に伴う入院費用等があります。どこでどのように産みたいかによっても違う部分は

ありますが、順調な妊娠期間を経て出産しても40〜50万程度がかかり、

ある程度用意しておく必要性があります。

40代高齢の場合は、まず妊娠までに費用がかかるケースも多いという事になります。

妊娠しにくい、流産しやすい、不妊治療などを望めば保険適応にならずに

高額な医療費がかかる事もあります。体外受精などでは1回20万円~60万円程かかります。

高齢出産の場合はハイリスクになり、思いがけない合併症を併せ持つこともあります。

高齢出産の場合は、以下のようなものがあります。

・ダウン症など染色体異常など障害をもった児の出産確率が高まる

・妊娠高血圧症などの発症

・常位胎盤早期剥離の発生率が高まる

・帝王切開での分娩の可能性

・産後回復の遅延

そのため、処置や治療、入院の必要性や長引く可能性も出てくることもあるでしょう。

 

 

40代 妊娠しやすくするためにすべき9つのポイント

40代では妊娠しにくい点もありますが、妊娠はゴールではありません。

出産して子供を抱いてというところまで妊娠・妊娠経過・出産その後の育児まで

ふくめて順調に進められるのかどうか未来を想像した時に

あなたの体や心は大丈夫でしょうか?問題を抱えていないかが大事です。

また妊娠してからも40代では妊娠高血圧や妊娠糖尿病など日頃は影響を

感じずに過ごしてこれても妊娠をきっかけに合併症を引き起こすこともあれば

いざ妊娠したいと思った時に子宮筋腫や子宮内膜症、また他の甲状腺などホルモンに影響がでる

病気などがあり、そちらの治療を優先させなくてはならない場合も多く

日頃からのメンテナンスも重要です。

 

食事から 鉄・ビタミンD・葉酸など補って

40代では卵巣機能が低下し始めエストロゲンなど女性ホルモンの分泌も

低下する傾向にあるため、食事からもホルモンの素となるたんぱく質の摂取を

心がけましょう。また妊娠後は貧血になりやすく、鉄分は動物性のヘム鉄の方が

吸収が良いため動物性タンパク質から栄養を補うようにしましょう。

葉酸やビタミンDといった栄養はは妊娠初期から胎児の神経や骨の発育に欠かせない

ため妊娠前から妊娠してからも心がけたいものです。

 

適度な運動習慣

運動する女性

適度な運動習慣があるほど妊娠率が高いという研究報告もあります。

立ったままと座ったままでは、まず一に血液循環が悪くなり代謝が低下しまい

様々な病気にかかるリスクが高まり、健康度が低下します。

下半身をはじめ卵巣の血流がよくないと、卵巣機能が低下し

受精率や妊娠率が低下するといった報告もあります。

座位行動研究をおこなっているネヴィル・オーエン博士によると日本人の成人は平均して

1日に7時間座っていて、血液循環が悪くなりがちな事が示されています。

40代での妊活は、過度な運動はかえって酸化ストレスにさらされやすいため適度な1日15分程度の

ウォーキング習慣が好ましいと言えるでしょう。

 

禁煙 喫煙による流産や胎児への影響も

女性がタバコを吸う事による害は妊娠しにくいという事だけにとどまらず、

妊娠中の早期破水・前置胎盤・胎盤異常・早産や

妊娠期間の短縮、胎児の成長が制限されたり低出生体重の原因となってしまう事が

指摘されています。また喫煙の影響は出生後にも影響が続き、

乳児突然死症候群(SIDS: Sudden Infant Death Syndrome)を引き起こす可能性も指摘され、

小児期にはの肺の機能が低下する原因ともなって下部気道の病気にもかかりやすくなって

しまい妊娠・出産・授かった子供への影響とはかり知れません。

40代での妊活は男性も女性もどちらも禁煙が必要です。

 

飲酒 女性の健康と胎児への影響

ビール飲酒

昔は女性の飲酒はまれで1954年の国税庁の調査では13%したが今では

中高年の飲酒率は男性と変わらないのですが、女性はアルコールの影響が

男性よりも出やすく健康的な飲酒量は半量の1日摂取量は20gが好ましいといわれています。

妊娠中の女性は飲酒は生まれてくる赤ちゃんの体重がへり、顔面などの奇形

脳の障害などの悪影響が出てくる可能性も指摘されています。

これらは胎児性アルコール症候群(FAS)と言われています。

40代の女性はお酒とのお付き合いの仕方も気をつけていきましょう。

 

婦人科の病気をチェック

お腹痛い抱える女性

いざ妊娠を望んだとしても、子宮筋腫や子宮内膜症といった

婦人科の病気を持っている場合もあり不妊治療にすぐに入れなかったりもします。

例えば、子宮内膜症による癒着で卵管が詰まっている場合、

腹腔鏡で癒着をはがす治療を行ったりもします。ただ放っておけばまた

癒着を起こしてしまいます。大きな子宮筋腫がある場合は着床しにくくなるため

治療が必要になる事もあるため、定期的に婦人科系の病気などがないか、

あっても妊娠が可能か経過は見てもらっておいた方がよいでしょう。

40代でいざ妊娠というときにも困らないように備えておきましょう。

 

体形を標準化 痩せすぎ・肥満は妊娠に影響

ダイエット女性

妊娠しにくい原因の1つに体型が標準的でないという点もあります。

痩せすぎ、肥満は妊娠しにくいことが指摘されています。

体型についてはBIMとはボディマスインデックスのことで体格指数を参考にしましょう。

体重kg÷身長m×身長m で計算して出します。基準値・理想値は22と言われていて、

健康的で寿命が長いといわれている数値です。

基準値としては、WHO世界保健機構でも普通体重の範囲を18.5~25に設定しています。

標準的な範囲としては18.5~25 位を目安にされるとよいでしょう。

女性が痩せていても胎児の健康に影響がでますし、肥満(BMI25以上)では妊娠してからも

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まります。40代での妊活は体形への配慮も

欠かさないようにしましょう。

 

睡眠 メラトニン濃度と妊娠しやすさ

睡眠女性

睡眠ホルモンで知られるメラトニンは抗酸化作用が高く、

卵胞液中のメラトニン濃度が高いほど残っている卵子の数が多く卵子の質が

高い傾向があるという報告があります。

山口大学医学部産婦人科の杉野教授らは、メラトニンの抗酸化作用に注目し、

卵胞液中のメラトニン濃度と卵の質について、さまざまな基礎研究や臨床試験の結果を発表し

以下の点を報告しています。

・排卵過程において、酸化ストレスが生ずると卵の成熟を妨げる。

・メラトニンが卵胞内で抗酸化物質として働き、卵を保護している。

・メラトニン投与が実際に卵の質を改善、受精率や妊娠率の向上につながる。

そして、メラトニンというホルモンは睡眠中に分泌されてくるホルモンで

睡眠が妊娠とも影響がしていることがわかりますね。規則正しい生活によって

睡眠の質は高まり、メラトニンホルモンも分泌されるようになります。

特に40代は多忙なため1日の睡眠時間が6時間以内という割合が多く、問題にも

なっています。

 

性生活 セックス回数が多いほど妊娠率高い

ハートを手に持っている

性生活が多いほど、妊娠率が高いという報告があり、性生活は

排卵日以外もあることが望ましいといえます。妊活をしていると

行為となりやすく女性も義務感を感じ負担に感じる傾向が強いため

性生活も少なくなりがちでセックスレスも問題で不妊の原因となっています。

プレッシャーを感じることでいざ妊娠したいのに男性側に

勃起障害や射精障害がおこる事もあり、子どもを望む場合はリラックスした

環境とコンディションで性生活が遅れるように妊娠に一喜一憂しすぎない事も

大切だといえます。結婚して長くなるとマンネリ化したりムードも感じない

楽しめないというご夫婦も増えていきます。40代ではタイミングを意識しすぎず、

夫婦で楽しめる工夫も必要ですね。

 

ストレス

ハートの木

ストレスを抱えた状態では自律神経の影響から発生学的にみても流産しやすくなると

言われています。不育症専門医で、青木産婦人科クリニックの青木耕治院長は、

過度のストレスが流産につながると考えています。

ストレスは免疫機能と関係があり、ストレスを感じた時は、アドレナリンが分泌され、

免疫機能をもつナチュラルキラー細胞が増えます。

受精卵や胎児を異物としてみなして攻撃してしまうようになるという説もあります。

妊娠しやすさにカウンセリングなど悩みを打ち明け不安の解消など心を整えることも

必要になって生きでしょう。40代では流産も起こりやすくなりより子供を授かっていくことに

傷つきやすくもなります。心のケアを怠らないようにしていきましょう。

 

まとめ

不妊はつらい、不妊治療はもっとつらい。中には死んでしまいたいとまで

思い詰めてしまうほどうつ状態になってしまう女性もいるくらいです。

つらい状況の中では妊娠というのはしにくく、心身ともに健康的で

良い状態という事がもとめられるため、夫婦で支え合いながら

排卵期以外の性生活も大切にし続けたいですね。40代の妊活は男性も女性も

年齢の影響もうけ細胞の老化という事に直面し流産率も高まります。

40代であっても基本的な生活習慣の改善に取り組みながら累積した場合は

妊娠率は高まり1年間でみると妊娠につながっています。

実際の妊娠報告もあるため赤ちゃんが欲しいという思いを大切に、

医療機関、様々なカウンセリング相談なども取り入れながら前向きに

取り組みましょう。

 

 

参考文献

厚生労働省「平成28年(2016)人口動態統計(確定数)の概況 第4表 母の年齢(5歳階級)・出征順位別にみた出生数」

日本産婦人科学会「〔閉経シリーズ〕 閉経と卵巣の老化」

日本生殖医学会「不妊症Q&A」

日本産科婦人科学会『ARTデータブック2013』

厚生労働省「不妊に悩む夫婦への支援について」

厚生労働省「女性の飲酒と健康」

厚生労働省「喫煙の妊娠出産などへの影響」

内閣府 世界各国の出生率www8.cao.go.jp

高齢出産VOICE 話題の詳細 https://www.babycom.gr.jp/voices/kourei/detail_topic.php?topic_id=8018

増える40代出産 現実と「今からできること」 /日経WOMANhttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO93979420T11C15A1000000

医療法人オーク会/不妊治療と婦人科疾患(婦人科手術)についてhttps://www.oakclinic-group.com/funin/infertility.html

妊娠しやすい体になるためにはhttp://www.mizuuchi.or.jp/

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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