妊娠しやすい人・不妊の人の特徴 【心とストレス】

妊娠しやすい人・不妊の人の特徴 【心とストレス】

頭を抱える女性

妊娠しやすい人には特徴があります。受精しやすい

着床しやすい、妊娠を維持しやすくなるようにホルモンバランスが整っている

という事もポイントになります。エストロゲンやプロゲステロンといった

女性ホルモンの分泌には心のメンタル的な状態も大きく影響してきます。

そのため、心の癖によっても妊娠しやすいかどうかも違ってきますね。

不妊で悩みやすい場合の心の特徴、妊娠しやすい人の心のくせなどをみていきましょう。

 

ストレスと不妊

ストレス度が高く、心の状態が良くない場合、不妊になりやすく

また妊娠までの期間が長くなるといわれています。

ストレスを感じているかどうかを唾液や毛髪に含まれるアルファアミラーゼという

物質の濃度によって測定することができ、この濃度が高いほど

ストレス度が高い状態を示し、濃度の高さと不妊との関係をみています。

唾液内のストレスマーカーの多さが、そうでない女性と比べると

不妊になりやすさが2倍のリスクを抱えているようです。

心の癖も妊活には整える必要性がありそうですね。

 

不妊で悩みやすい心の特徴

妊娠しにくい人にはストレスをため込みやすくなるような特徴があります。

・神経質でこまいかい

・ネガティブ思考

・不安で心配性

・比較しては劣等感を感じる

・気になる事にこだわりすぎてしまう

・真面目で几帳面すぎる

 

 

妊活の基本マインド

相手のことを一生の相手として決めて、男女としてひかれあうから結婚して、

結婚したらその二人で過ごす日々が幸せで、ぽっかぽかの家庭があるからこそ、

赤ちゃんが欲しいねぇ・・・となっていくわけですよね。

それらの途中を飛ばして、赤ちゃんだけがきてくれればいい。

そのマインドでは、やはり結果はついては来ません。

 

妊娠しにくい人はの特徴でもある「心の特徴」があると、

物事を悲観的に捉えて、いつもなんで私だけが・・・と心の中は沈みがちになります。

不安が強い方は、妊娠したいのに、

妊娠して授かった赤ちゃんがちゃんと育ってくれるかわからない、

もしも障害があったら、ちゃんと育てられるのか自信がない、流産せずに産めるか、

いつも、まだありもしない不安な未来でいっぱいになってしまいます。

 

不安や落ち込みの落ち着けないトラブル状態の時に、

男女としてお互いがラブラブなセックスができるでしょうか?

そして、ぽっかぽかの家庭が築けるでしょうか?

赤ちゃんが安心してやってきたいと思えるぽっかぽかの体つくりができるでしょうか?

 

妊娠しやすくするようにする心がまえ

不妊で悩んだときに、その問題を夫婦の問題として捉えて、

どうしていったらよいのかよく夫婦で話し合い、

夫婦お互いがいつも同じ方向を向きながら進ませていくことをしない限り、

やはり簡単に妊娠にたどり着くという事は難しいでしょう。

そのため、よくコミュニケーションやボディータッチ・スキンシップをとり、

自分の心をオープンに、夫婦でこまめに日頃から些細な事から本音、

将来のビジョンなども含め話し合い、共有すうるように心がけていきましょう。

そして、相手の話もよく聞き、夫婦として共有するようにしていきたいですね。

 

不妊治療にむけての心構え

不妊治療をはじめれば、医師に言われるままに治療さえ進めれば

妊娠できると思っていたら、必ず後悔がのこります。

ステップアップの最終段階にある体外受精ですら40代に入れば妊娠率は5%以下、下降をたどります。

医師任せで主体性がなく進めば、

あれだけ治療したのに!!あれだけお金も使ったんだから!!

妊娠できないなんて絶対に許せない。諦めきれないとなってしまいます。

あの病院が悪いんだ、あの先生の腕が悪いんだとなってしまいます。

お金がもったいなかった。何も残らなかった。

そう思ってしまいそうなら、不妊治療は初めから受けない方がいいでしょう。

 

ご夫婦のできない部分を手助けしてくれる素晴らしい治療と

捉えることができたら、何も残らないという事はなくなります。

 

だからこそ、

夫婦でよく話し合い、妊娠したい、それはもちろんなのですが、

常に、自分たちが望むものは何か、どうしたいのか方向性を揃えて、

ご夫婦で向き合っていって欲しいと思います。

 

子どもができやすいマインド

妊娠しやすい人は、いつも、妊活以外でも大らかで明るく楽観的です。

そして、主体性を強く持ちます。

物事がうまくいかない原因を自分にあると思って

どうしていったらいいのかを考えて行動することができるからです。

羨むこと、恨むこと、ひがむことに一生懸命になってはいては時間がもったいないです。

 

ストレス対処、心のトラブルに対処しておくことで、

妊娠率が3倍にも高まる事が海外の不妊治療と合わせた研究でもわかっています。

それだけ、心の状態は妊娠に直結してくるといえます。

メンタルコントロールや、ストレスコントロールなどを行い、

もともとの性格、性質として捉え変えられないものだと思いこまず、

改善させていくための取り組みも必要です。

ホルモンバランスをはじめ妊娠しやすい体つくりにつながる、

心つくりも同時に行うようにしてあげましょう。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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