妊娠・受精の確率を高めるセックス改善ポイント |

妊娠・受精の確率を高めるセックス改善ポイント

男女 話し合い

妊娠を望む場合においての妊娠確率・受精率はどれくらいかご存知でしょうか?

不妊で悩む場合、排卵日やタイミングについては気をつけている事も

多いかもしれませんが、受精・妊娠しやすく性生活において改善できるポイントもあります。

妊娠していく仕組みから見た受精を手助けするセックスのポイントをお伝えしていきます。

 

自然妊娠する確率

排卵日あたりに夫婦の営みがあった場合、

妊活半年で約80%、1年で約90%が妊娠したというドイツの研究があります。

おおよそ、生理1周期で20%前後の確率で自然妊娠している事になります。

・25歳  25%~30%
・30歳  25%~30%
・35歳  18%
・40歳  5%

しかし、女性の年齢が上がり高齢になるにつれて、卵子の質の劣化が関り、

妊娠率が低下はしていきますが、30代では18%~30% 40代でも5%ほどの確率です。

ここでのポイントは、性生活が良好な場合、回数もある程度ある場合は1周期で見ると

やや少ないですが半年から1年近くでみると40代でも20%~30%ほどの

かなりの高確率で妊娠できているようです。

あくまでもある程度性生活の数が多いという事がポイントにもなるので、

タイミング狙いの妊活となる場合、セックスが義務的で嫌になりレスの傾向が出てきますので

性生活が自然と増える様に性生活が心地よいとか、楽しい、オーガズムを得られる

といった工夫をしていく必要性はありそうです。

 

受精率

卵子が精子と受精する確率は80%と高く、その後、受精卵が着床する確率は

50%以下となり、さらに着床した受精卵が

妊娠継続していく確率は10~20%程度と言われています。

受精できるように体内の環境や、卵子と精子の質の良さも影響してくるので

整えてあげる必要性がありそうです。

そして、さらには妊娠を目指して、受精できたとしても、

その後着床していかれることの方が難しく、妊娠を維持していかれるように取り組んでおくことも

欠かせなそうですね。

 

受精しやすい環境をつくるには

受精しやすい環境とは大きくは3つあります。

「排卵期の際に性交渉を自然にタイミングを合わせてとれること」、

「子宮頸管や膣などからの分泌液が増えるという事」、

「精子の質を高めておくという事」になります。

 

排卵期の際に性交渉を自然にタイミングを合わせてとれること

排卵期狙いのセックスのタイミングを合わせる事ばかりでは、

プレッシャーに感じる事や義務的に感じることが増え、リラックスした

心地よい性生活を送れなくなってしまいます。

不妊に悩まれるご夫婦は、セックスレスや男性の勃起障害や射精障害なども併せ持つように

なることが多く、性生活にまつわるトラブルも増えていってしまいやすくなります。

そのため、排卵日やタイミングばかりを気にする事よりは、

性生活を楽しむ、心地よさを重視することを忘れずに行きたいですね。

もともと、男性は本能的に排卵期近い女性を見分けているという興味深い研究もあります。

性生活において、タイミングの主導権を女性が握り過ぎずにいきたいところです。

 

子宮頸管や膣などからの分泌液が増えるという事

女性は、排卵期が近づくほどホルモンバランスの変化とともに分泌液の量が増え

粘性も強くなっていき、精子を受け入れる準備をはじめます。

子の分泌液が、精子の進入を手助けしてくれる働きをするためです。

セックスにおいても、女性の膣分泌物は愛液とも言われ、男性の挿入を助け、

精子と受精しやすくさせるために分泌されています。

この分泌物は副交感神経が優位となりリラックスできているほど分泌量も増えます。

そのため、妊活ばかり意識して頭で考えたセックスをしているほど、

緊張し交感神経が優位となり分泌液は減り、心地よく感じにくくもなり、

かえって妊娠しにくくなってしまうという循環になっていきます。

 

ゆっくりスローでリラックス

リラックスすることを最優先にすると心地よさも増しホルモンの助けを得て

妊娠しやすくなりますので、ゆったり、ゆっくりと性生活を持つ時間を確保するようにし、

スローセックスを心がけていきましょう。

 

女性は性生活の前に水分をとる

女性側の膣分泌物を増やして受精を助けるようにするには、

性生活の前にコップ1杯の水を飲むという方法があります。

膣の潤いを増やして、心地よさを感じる性生活は男女とも

妊娠に必要なホルモンを大量に分泌させます。

 

精子の質を高めておくという事

受精においては、精子の質も重要になってきます。子宮の中を泳いで侵入していくので

運動率の良さ、奇形率の少なさ、DNAの損傷率の低さ、ある程度数が多いことなども

受精はひつようです。

そういった精子の質の部分は、日頃からの生活習慣やストレスなどの影響も大きくなる部分です。

それと合わせて、射精の回数が多いという事も質を高める事につながります。

また、女性の膣からの分泌液と同様、男性から分泌されるカウパー液なども、

精子の進入を助ける役割があります。そのため、カウパー液を多く分泌させられるように

男性もリラックスしてセックスにのぞめるようにすることと、視覚的な刺激を加えてあげます。

男性はセックスの際に視覚から得られる刺激で興奮が高まるため、

鏡をつかって、お互いがを映っている姿を密といったことや、

女性の上半身や顔が見れるような体位にし、会話をできるゆとりをもてるとよいでしょう。

特に、勃起障害や射精障害がある場合は男性側にもゆとりがなく、

射精させようとすることに必死になりがちで、カウンセリングをしながらお話を伺っていると、

お互いの反応や表情をみる、会話するなどといった点にもゆとりのなさが出てきやすいようです。

 

まとめ

妊娠しやすく受精率を高めていくための性生活におけるポイントをご紹介しました。

妊活を意識しすぎてしまうがゆえに、かえってリラックスやゆとりがなくなった

セックスに陥って、悪循環になりがちです。妊娠においては受精も大事ですが、

それ以上に大事なのは着床していかれるように整えておいてあげるという事も必要なようです。

そのため、受精させるという事だけにこだわらずにリラックスしていかれるようにしていきましょう。

アメリカ人1750組の夫婦を10年間調査したところ、

週のセックスの回数が4回以上の夫婦はそうでない夫婦にくらべて7~12歳ほど若く見えることがわかりました。

満たされたセックスは女性ホルモンであるエストロゲンの生成を促進し、

卵子を育て、排卵しやすいようにもはたらきます。ホルモンの分泌や分泌物が増える様な

セックスは妊娠においても重要そうですね。
出典元 アメリカの雑誌「GLAMOUR」 スコットランドエジンバラ病院のデイヴィス・ウィーク医師の調査による

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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