あまり知られていない20代男性が子作りに取り組む体づくり

あまり知られていない20代男性が子作りに取り組む体づくり

子作りのための知識を20代男性に聞くと、
 
タイミング法や夫婦で妊娠について話す
 
といった事は知られていても、
 
男性がどのような取り組みが実際には必要となるかといった、
 
改善方法などがあまりにも知られていなかったため、
 
男性が取り組む子作りのための体作りについて説明します。
 

男性が考える子作り

世の中の男性の中には、排卵日に合わせて性交渉を
 
行う事によって妊娠することが出来ると思っています。
 
確かに、排卵日に合わせた性交渉は間違いではありませんが、
 
排卵日より2日前か前日から性交渉を行う事で
 
妊娠する可能性は高まります。
 
 
一度の性交渉で妊娠する確率はたったの約15%です。
 
そのため、20代の健康的なカップルだとしても
 
不妊に悩むことが起きます。
 
 
また、子作りを続けて1年以上妊娠しない状態を不妊症
 
と診断されることが、あまり知られていません。
 
もちろん、女性の中にも妊娠に対して知らない方は多く存在し、
 
実際に妊娠を望むようになり、初めて知る事も多かったでしょう。
 
 
そして、不妊症の原因となるのは、女性だけでなく、
 
男性の方に原因ある場合も考えられることを知るのは、
 
不妊治療やカウンセリングを受けて初めて知った方も多く存在しています。
 
 
このように、男性も妊娠への理解が乏しいため、
 
女性が負担に感じる事もあります。
 
ですので、子作りと向き合い、真剣に考えた場合は、
 
不妊でなくてもしっかりと自分自身の体づくりが
 
必要という事を意識して欲しいのです。
 

男性の妊娠させる体づくり

子作りで妊娠させる身体づくりにおける男性の役割は、
 
男性ホルモンを増加させ、精子量を増やし、
 
精子の質を高める事が男性に課せられた使命です。
 
では、実際にどのようなことを行えばよいのかと言うと、
 
 
まずは食事改善になります。
 
摂取した方が良い栄養素は、
 
・亜鉛
・セレン
・アルギニン
・ムチン
・ビタミンE
・ビタミンQ
・含硫アミノ酸
 
このような、栄養素を体内に供給することで、
 
体内環境に変化を促すことになります。
 
 
また、下半身の血流を良くするために、
 
スクワットやウォーキングなどの運動で
 
お尻周りや太ももの筋肉を鍛えましょう。
 
日頃、PCの前に座り仕事をされている方が
 
増えているため、特に運動は重要となります。
 
 
そして、最後に射精する回数を増やす。
 
性交渉を行う前まで、精子は溜めた方が、
 
精子の量が増え良い効果が見込める。
 
といった考えを持つ男性は多いのですが、
 
それはちょっとだけ違います。
 
確かに一度の精子量は多くはなりますが、
 
精子を作る機能は衰えてしまいます。
 
 
なぜなら、廃用萎縮といった、
 
人間は体の機能で使わなければ使わないほど
 
衰えるといった機能が備わっているため、
 
男性機能を使う回数が減ることにより
 
機能も低下していく事になります。
 
そのため、一度きりの性交渉よりも、
 
重ねて性交渉を行う方が妊娠する確率は高まるため、
 
精子をつくるスピードを上げることも大切です。
 
 
最後になりますが、
 
精子の量や質を高める食事や運動などを行っていも、
 
ストレス・飲酒・喫煙・睡眠不足などの生活習慣が悪ければ、
 
精子を減少させてしまう行為となりますので気を付けましょう。
 

まとめ

男性が出来る子作りのための体づくりは、
 
女性と一緒に行うことにより、妊活への話し合いもスムーズになり、
 
協力し合い妊娠への気持ちも整理し高める事に繋がります。
 
 
何をしたらいいのか分からない男性は、
 
パートナーと一緒にカウンセリングを受けて見るや、
 
インターネットで情報を調べてみましょう。
 
必ず一歩へ前進し、前向きな気持ちで妊活に励むことが出来ますよ。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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