50代子作りで妊活に疲れた時は人に甘えて頼る事も大切

50代子作りで妊活に疲れた時は人に甘えて頼る事も大切

年を重ねると人に甘えづらく、感情を表に出せなくなってしまう人もいるのでは?
 
人に話したり、頼ったりする事は心がスッキリする事もありますので、
 
50代の子作りでは心に負担を掛けないためにも、
 
一人で溜め込まないように注意して下さい。
 

幸せホルモン

細胞修復に必要なメラトニンは卵子の細胞の中にもあります。
 
妊娠しやすい体作りにも重要なメラトニンは、
 
心の安定をもたらす作用がある「幸せホルモン」のセロトニンから作られています。
 
そのため、セロトニンを増やす方法である
 
睡眠、食事、運動だけではなく、セロトニンを減らす妊娠の焦りや不安などの
 
メンタルダメージにも気を付けていかなければなりません。
 
 
大人になると数が減ってしまう「泣く」という行為。
 
実は泣く事でもセロトニンが分泌されます。
 
そして、強張っている状態の交感神経から緊張の糸がほどけ
 
リラックス状態の副交感神経に切り替わり、
 
泣いた後にスッキリするといった現象が起こるのです。
 
泣く事は恥ずかしくて我慢してしまいがちですが、
 
辛い時は思いっきり泣きましょう。
 
妊娠について考えないようにしても、
 
ふと頭をよぎって心にポッカリ穴が空いたような
 
悲しい気持ちになる事もあると思います。
 
そんな時は泣いていいのです。
 
心だって全力疾走したら疲れてしまい動けなくなってしまうでしょう。
 
泣く事は心の休憩。気持ちをリセットさせてまた前に進めばいいのですよ。
 

一人で抱え込まない

不妊で悩んでいる事を周囲の人に話す事、
 
相談する事で不妊から出産まで乗り越えた人の体験談を聞く事が出来ますし、
 
同じ境遇の方ですとお互いに情報交換ができるだけではなく、
 
今まで抱えていた不妊での悩み事をスムーズに話す事が出来ると思います。
 
誰にも言えなかった不安が自然と話せストレス解消にもなりますし、
 
悩みすぎ防止にも効果的。
 
 
また、一人で抱え込んでしまうと、
 
「なんで分かってくれないの」とパートナーにあたってしまう人も…。
 
旦那さんはエスパーではありません。
 
話さなければ伝わる事はないのです。
 
不満が爆発してから話し合いをするといい方向に話は進まず
 
イライラは募ってしまいます。
 
旦那さんが帰って来たら「お疲れさま」ときちんと声をかけ、
 
「悩みがあるから聞いて欲しい。疲れているのにごめんね」
 
と優しい気持ちで冷静に話す事が大切。
 
一人では解決できない心の問題もあります。
 
心が崩れてしまう前に人に頼る、
 
甘える勇気も必要だという事を知っておいて欲しいのです。
 

まとめ

大人になると社会に出て我慢しなくてはいけない場面が増えていくでしょう。
 
我慢する毎日が当たり前になってしまうと、
 
耐えなきゃいけない事、甘えていい事の境界線が難しくなっていってしまうものです。
 
だけど、お腹に赤ちゃんを宿す事が出来るのは女性だけで、
 
赤ちゃんにとってママはあなた一人だけ。
 
子作りだけではなく妊娠、育児でも心のバランスを崩さないために人に
 
頼る勇気を忘れないでおいてくださいね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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