男性不妊セックスレスになっていく原因と解決方法

男性不妊セックスレスになっていく原因と解決方法

男女 ベッド

不妊で悩むご夫婦の多くが抱えるセックスレス。

恋人同士の頃は・・・結婚したころは・・・妊活を始める前までは・・・

こんなに性生活が苦痛だったり、義務的になるなんてこと

なかったのに、子どもが欲しいのに性生活が苦痛、回数は増やしたいけど

セクスレスになってしまったという事で悩まれている妊活中のご夫婦はとても多いです。

不妊で悩んでいると、どんどんレスで悩むようになっていてしまう

原因と解決にむけての方向性についてみていきたいと思います。

 

不妊症の原因の一つにセックスレス

セックスレスというのは1カ月以上夫婦の間で性交渉がない状態と定義されていますが、

単純に回数が少ないという事から使われている感じがあります。

現代の全体的な特徴としてセックスレスの夫婦は増えている傾向はあるのかなと感じています。

その背景には、恋愛への経験不足、異性と関わる事のわずらわしさ、コミュニケーションがうまくとれないなど

色々あるかと思いますが、性欲の衰える時期もあります。

性欲を司る男性ホルモンの分泌量は、20代をピークに、30代から徐々に減少傾向となっていくため、

晩婚化などの影響から性欲が衰えだしていたり、

結婚してもあまりセックスをしたくない状況だったり、

妊活を始めたら勃起障害になってしまったりと、さまざまなトラブルが起きているかと思います。

セックスレスになれば、どうしても、妊娠することが難しい状況になります。

妊娠したいという気持ちはあっても、性生活を持つことが苦痛という精神的な負担が

セックスレスを招き、それが不妊症へつながっているのです。

 

セックスレスになっていく原因

セックスレスになっていく原因としては、性生活がとても義務的になって

しまうという点になります。子供が欲しいと思うと、

受精させることを最優先に考えようとするので、

タイミングを排卵日に取る事を大事にし、

男性にはとにかく早くに射精をしてもらう事を求めるようになります。

基礎体温をつけ、病院などでタイミングの指導を受けると

つい、旦那さんにそのタイミングを伝え何とかそこで性交渉をと力んでしまうようになります。

そのタイミングで何とかしたい、せっかく病院まで行っているし、

1周期に1回のチャンスなんだし、できないとイライラする、

ガッカリするという事を繰り返すようになってします。

どんどん男性がプレッシャーを感じるようになっていくと、

女性がなんとかしたいと思うほど、レスは悪化しタイミング法・不妊治療の弊害が噴出します。

 

妊活夫婦のセックスレス

妊活中のご夫婦はセックスレスになる傾向がありますが、海外の調査では、不妊治療を受ける

ご夫婦でも普通の夫婦と回数におけるセックス習慣は大差がないようです。

妊活という事で、セックスレスに陥てしまうものが浮き彫りになりだすのかもしれません。

 

セックスレス男性 妻にだけ性欲低下?

精神科医の阿部輝夫氏(あべメンタルクリニック院長)は、多くのセックスレスカップル

の治療にあたってくる中で、セックスレスになる原因の多くは男性側に原因がでてくると

傾向を示唆しています。

その中で、もっとも多いのが「性嫌悪症」といって、性的な接触や性的なムードになる事を

極端に嫌って避けようとする状態になってしまう事だそう。

性欲がないという男性が増えているかというとそうではなく、

妻にだけ性欲がなくなっているというから、妊活にはげむ女性にとってはとても傷つく現象が起きています。

男性の性嫌悪症の98%が、セックスできなくなってしまったのは、妻とだけ”であり、

性欲自体はあり、マスターベーションや浮気はできるというのだから何とも悲しい限りです。

ただ、なぜそのような現象が起きてきてしまうのかという事を考えると、

どうも夫婦関係に性的対象に見れなくなってしまう関係性が作られているという点がありそうです。

男女という関係性よりは、夫婦間で母子関係のような、友達関係のような、兄弟関係のような

そんな一見中は良いのだけれど異性として見れなくなってしまうような

関係性を作り上げている背景があるようです。

そのため、一方的に男性パートナーを責めるわけにもいかず、

どうして私ではダメなの?魅力がないの?と嘆いていても改善の兆しは見えてこないでしょう。

まずは、男女の関係性を築き上げ直すことを大事にしましょう。

 

心因性の射精障害がレスをまねく

射精障害がある場合は、どうしても男性も妻と性交渉を持つことを何となく

拒みがちにはなります。そういった射精障害を引き起こすには心因性のものも多々あります。

原因としてはかなり根深いものもあり、夫婦だけれどセックスができない未完成婚をはじめ、

セックスに対して極端な経験・知識の不足がある場合もあれは、

何かの事情で嫌だな、と性に対して拒む気持ちがある場合もあります。

性欲そのものがおこらない性欲障害という事もあれば、

過去の女性体験の中にトラウマみたいに抱えている何かがある場合もあります。

男性が育ってきた背景に、性についてよくないもの、悪いものという考えをもたされていた場合、

セックスなどはいけない事ととらえてしまう傾向もあるようです。

特に厳格な親に厳しめに育てられているほど、精神的な健全性が損なわれやすく

ストレスを抱えやすく男性でもホルモンバランスを崩しやすい、

性欲に影響がでる、生殖機能が衰えてしまうといったところも出てきます。

 

仲良し夫婦でもセックスレス

セックスレスになる夫婦には、主に2パターンあります。

1つは夫婦仲が冷え切り破綻しているタイプ。それではレスになってしまっていてもしかたもないですし、

そもそも双方がセックスなんて嫌と相互に思っている事でしょう。

しかし、もう一つある仲良し夫婦だけどセックスレスというパターン。

これは妊活夫婦にも多いのですが、手をつないでお買い物やデートもするし、

ハグもキスもある二人。でも性にまつわる事となるとそれ以上発展していきそうな

性的な関りというのは極端に少なく、セックスもレスがちで回数が少ないというのが特徴的です。

仲良し夫婦がセックスレスに陥ってしまうのには夫婦関係が

男女という性を感じさせる関係性なのではなく、

フラットな友達関係みたいになっていたり、母親が息子の世話をするような母子関係のような

関係性を夫婦で築いている点があります。

そのため、友達や母子間では通常性的な関係には発展していかないためセックスレスになってしまいます。

仲が良いことは悪い事ではありませんが、夫婦二人の関係性が友達同士の様だったり、

母子関係のようだったりすると性的な興奮や刺激というのは起こりにくくなってしまいますね。

特に母子関係のような関係性だと、近親相姦を防ごうとする心理が本能的に働いてしまうため

相手に性欲がわかなくなるという部分があります。

妊娠をのぞんでいく場合には、夫婦関係の見直しも必要になると言えるでしょう。

 

妊娠できないでいる原因は

タイミングがあっていないというだけではなく、

心地よい性生活ができなくなり、

心地よさ重視よりも、射精をしてさえもらえばいいという妊娠しにくいセックスになってしまっています。

回数が減り、性生活への満足度も下がり、

妊娠をサポートしてくれるセロトニンやオキシトシンといったホルモンや

精子の進入をサポートしてくれる分泌液が減ってしまうことです。

それだけでも妊娠率は下がるようになってしまいます。

義務感を感じると心理的に負荷がかかり、頭ではどれだけ

妊娠するにはセックスが必要でタイミングも合わせることが重要だと

わかっていたとしても 嫌だ という感覚の方が勝るようになって

何となく仕事を理由にしたり疲れているという事を理由に拒まれたり

プレッシャーから勃起障害などを起こしてしまう男性も少なくありません。

性生活の回数が減れば減るほど、男性の精子の運動率は低下すると

言われており、質も悪化してしまいます。

 

レス解消にむけて

タイミングにこだわり過ぎない事、男性に膣内への射精を求めすぎない事

早く何とかしてほしいというプレッシャーをかけないようにしてあげる事です。

プレッシャーがなくなるだけで随分性機能障害への影響は軽減されるようになっていきます。

レスになれば、回数が少なくなれば、義務的になればなるほど

妊娠しにくくなっていくのであれば、こだわりすぎる事をちょっとお休みして、

レス改善に努める事、そして、夫婦関係の性生活の見直しが必要です。

一度陥っているセックスレスの状況は、ご本人同士では解消しにくい部分も多々あります。

第3者を交えて解消に向かっていくことが効果的になるでしょう。

男性は女性が思う以上にナイーブですし、男性の生殖機能に大きく影響を与えるのは精神的なものです。

メンタルによって勃起障害や射精障害がおきてくるようになります。

リラックスできる状態がないと、男性の性器には血液が流れ込まず、

勃起に維持が難しくなります。おして、セックスが成り立たなくなりますし、

射精に向けてはリラックスから一転興奮状態に切り替わる必要性があります。

自律神経が整っていることが必要です。

 

セックスレス解消のために妻が取り組むこと

夫婦の関係性がただ仲良しというだけでなく、男性と女性がひかれあったことによって

成り立つ共同生活であるという部分を取り戻していく必要性があります。

友達同士、お母さん代わりではなく、1人の女性として見られ接してもらえるように

まずは自分自身が女性らしさを意識して生活をしているかを振り返ってみましょう。

身だしなみやオシャレ、言葉使いやしぐさなども振り返ってみれば、

あまり気にしていなかったかもなんてなっていませんか?

まずは、自分の中の女性性磨きから取り組み、

また夫を男性パートナーとしてみて接していくことから始めてみましょう。

男性らしさとして、頼りがいがある、力がある、支えてくれる、かっこよさ、といった部分から

夫を立ててあげるようにしていきましょう。

生活をしていると、仕事も家事も私の方が頑張っているしと女性も思い対等、もしくは女性の方が上という

意識が芽生えてしまいがち。そうすることで、夫に対して男性らしさを尊重しているような接し方が

不足してしまいがちになっていきます。

男性を立てるという事は、男性の言いなりに服従することではなく、尊重するという事です。

またセックスの誘い方として、女性が主導権を握りセックスをコントロールしようとすると

大体がレス化していきます。男性の心理として、支配欲や征服欲があります。

自然界を見ても生殖のお誘いはオスからです。そのため、女性から積極的に

誘うというのは、逆効果になりやすくなるため、男性が誘いやすいように性的な刺激を与えつつも、

男性側から誘いたくなるように、本気の拒否ではなく、OKだけど「ダメ」とか「イヤ」と

やや拒みがちの誘い方の方が、ハンターとしての男性の欲求が満たされやすくなります。

 

参考サイト AERA dot セックスレス男性が「妻とだけ」できない理由

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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