子どもができない不幸から授かる幸せを選択していく方法

子どもができない不幸から授かる幸せを選択していく方法

子供ができない私は不幸。あの人よりよほどママになるのには私の方がふさわしいのに

不公平。私だってみんなと同じように普通の幸せを手に入れたいだけ。

赤ちゃんを授かれない自分に対して劣等感や不満、不幸感を感じていませんか?

私たちは無意識に、心の中で、自分にはどれくらいの幸せがふさわしいのかを測っています。

どうして私はいつもこうなんだろう。そう思っているのは、何も妊活に限ったことではなかったはず・・・

 

ネガティブ思考ほど不妊になる

ストレスを抱えやすい人ほどネガティブ思考の持ち主です。

性格的にも心配性や不安症、完璧主義や頑固にこだわってしまうなどなど持ち合わせています。

気分の浮き沈みがあって、落ち込みやすいなどもそうです。

ストレス度が高い人ほど不妊になりやすく、妊娠までの期間も1.3倍長くなるといわれています。

心の中に抱えている自分ってこれくらいの安心感を持っている人間。

この程度の幸福感を持っている人間。そんな自己イメージをもっています。

私たちはいつも、その自己イメージに沿って、無意識に、物事を考え、行動を選択しています。

そのため、私ってダメだな・・・私ってみんなと同じことができない・・・

私っていつも不幸・・・私って価値があるように思えない・・・自分の事好きになれない・・・

そういう心があれば、どうしても無意識に不幸になるような考え方をし、

現実にも得たいはずのものを手に入れられずに苦しいきもちを抱えて、つい生きてしまいます。

 

自分にはどれくらいの幸せがふさわしいのか

今までの生き方で、自分がどれくらい幸せになることがふさわしいのかを選択しているため、

どれだけ子どもが欲しい!ママになりたいと思っても、

自分にとって妊娠していくことが少し遠い幸せだとすると、

赤ちゃんを授かっていくその先の未来を楽しみだけで思い描くことができず、

赤ちゃんが欲しいのに、赤ちゃんがいる未来にも不安になったりもします。

ちゃんと育てられるのだろうか、健康で生まれてくれるのだろうか、

染色体の異常があるのではないか、流産しないだろうか、

産まれては欲しいけど自由がなくなるなぁ、

赤ちゃんは欲しいけど育児は夫に協力してもらえないと難しいはずだから今の夫で大丈夫?などです。

 

幸せを手に入れる事が同時に不安になってしまい、無意識にその幸せを手に入れる事を

回避してしまうかのように、ネガティブ思考になって、

精神的に不安定になったり、それが原因で夫婦仲が険悪化したり、セックスレスになりやすくなります。

仕事をしている人であれば、妊活のために疲れているから体を休める事を優先させたいのに、

頼まれた仕事があったら本当は嫌なのに引き受けて家への帰りがつい遅くなってしまって

平日につかれやすくなってしまうなんてこともあります。

 

自分の価値観が低いと自己犠牲的に

自分には高い幸福感がふさわしくないと思っている人は、自分の心の中での価値観が低いため、

自分のことを犠牲にしてしまいがちです。

疲れているのに頑張りすぎてしまう傾向もあります。自分の体を休める事、自分をいたわることが後回しで

別の事を優先させてしまって後々、あ~~~~と後悔してみたりします。

自分への肯定感が低いと自分は大切に扱わなくてもよい、自分は我慢すればよい、

そうすれば物事がうまく回るからと思いながら、現実は真逆に物事がうまく回らず

妊娠できないままの不幸感を抱き続けてしまったりしてしまいます。

 

妊娠しやすく、心の中にある幸福感を高めていくには?

ハートを手に持っている

無意識に、自分はこういう人間という自己イメージを形成しているため、

まずはそんな価値観を変えていく作業が必要です。

自己イメージに沿った考え方をして、それに沿った行動をとってしまうのが

私たちの心の中で無意識におきることです。

 

過去の人との関り方や経験や体験などから、パターンを作り上げていきます。

なので、自分自身の価値観は子供のころから、

両親や兄弟姉妹をはじめ先生や友達、恋人や周囲の人とどうかかわってきたかによって

作り上げてきているものです。

自分がどんなパターンを作り、どんな気持ちを抱えて生きてきたかを受け止めてあげる事が

心の中の自己イメージの作り変えのスタートにんなりますよ。

心理学では過去の自分の受容、過去体験のとらえ方を変えていくことが重要視されます。

 

ポジティブになるには自分の心を変えていくこと

メンタルトレーニングとは、自分の無意識の中にある自己イメージを変えていく作業とも言えます。

そうすることによってポジティブな思考ができ、前向きな行動や良い習慣に、

そして良好な人間関係を築けるように変わっていきます。

だから不妊を改善していくことが可能になります。

 

思えば妊活というのは、ちょっとちょっとの習慣などの積み重ねが大事と言えることでしょう。

ちょっとしたストレスだって積み上げれば病気になりますし、

卵巣や子宮の機能不全にまで陥ってしまいます。

夫婦とは、ただ仲がいいだけでなく、一緒に暮らすことでもなく、

性的な関係を良好に築けないと性生活がレス化して、生殖機能が衰えて、妊娠しにくくなってしまうのです。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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