子供ができないのはご先祖様との因縁のせいって本当?

子供ができないのはご先祖様との因縁のせいって本当?

赤ちゃん 手の中

スピリチュアルな世界や、ヒーリングなどの世界にはご先祖さんの因縁が

子孫にも影響し子どもができないという事がおきているといった考え方もあるようです。

どうしても頑張っても子供ができないと、どうして?という疑問に答えが欲しくもなりますよね。

ご先祖さんから伝わる良い因縁も、悪い因縁も、子孫に影響する、

それそのものはわかるのですが、霊的な因縁や先祖の因縁といった考え方には、

とらわれ過ぎてしまうと危険性もあるのではないかなと思います。

妊活とご先祖さんの供養についてもみていってみましょう。

 

ご先祖さんからの因縁って?

先祖の因縁とは、ご先祖さんの良い行いや悪い行いがともにどちらも子孫に影響してくる

ということです。そんな因縁には大きく分けると3タイプあり、

肉体的、精神的、霊的と言われています。

肉体的、精神的な因縁って、シンプルに自分の子供に妊娠しにくくなる要素が影響していくことが

最もわかりやすいですよね。

肉体的な遺伝の事を意味するので、体質なども遺伝する部分もあるかと思います。

体外受精で生まれた子供は不妊になりやすく同じように体外受精で子供を授かる確率が

かなり高いことが海外の追跡調査でもでていますので、

子供ができない体質の部分は遺伝していきやすさもあるでしょう。

また精神的な因縁として、この部分も影響するのもわかりやすいかと思います。

自分の価値観や、物事の感じ方、考え方が子供に伝わっていくから、

同じような精神性を持ちやすく、影響を受けることも多々ある事でしょう。

精神的にストレスをためやすいとしたら、ストレスをためやすくなってしまう要素が

伝わっていくということですものね。

そのため、ある意味ご先祖さんの影響が子孫に出て、妊娠しにくさや子供のできにくさに

繋がる本当だと言えるでしょう。

 

気をつけたい、先祖からの霊的な因縁って?

ただ、一番よくわからないのが、霊的な因縁。ご先祖様の霊が子供のできにくさに影響を

与えるのかという事は科学的に証明することって難しい気がします。

ご先祖さまが行ったことによってかった恨みや、憎しみ、苦しみなどなどが

子孫に影響が出てくるという部分は本当のところはわからないですよね。

あるような、ないような。絶対ないとも言い切れないですが、とてもあるとも思えないようなきがしますよね。

 

というのも、そういったご先祖さんの霊的な因縁を浄化させていくには

先祖供養が大切で、自分に影響が出ている部分を浄化したかったら、

ご先祖の霊の浄化を行う事こそが先祖供養だという考え方だからです。

 

自分のご先祖さんってさかのぼったとしたら、たくさんの人数になってしまいます。

数百年前をさかのぼったとしたら、武士で人を殺めたことがあるとか、

戦争でひどいことをしたこともあるかもしれないわけで、ぜったに全てキレイごとだけではない

時代を生きたご先祖さんのお陰で今の平和があるとしか思えないです。

ご先祖様の供養そのものが悪いわけではなく、「ご先祖様の行いの浄化」という部分が

疑わしいのです。

 

先祖の霊を浄化したのに妊娠しません・・・って

自分と夫のご先祖さんの6代前までさかのぼって

浄化してもらってきたのですが妊娠できないのです。と私のところに相談に来てくれた方もいます。

一口に先祖と言ってさかのぼっていったとしても、さかのぼれば何千人にもなってしまいますしね。

子供ができない原因に、ご先祖様の霊的な因縁は関係ないでしょうから、

それよりは、自律神経を整え、着床しやすい子宮環境を整えていってあげた方が良いでしょう。

スピリチュアルとか先祖の浄化、ヒーリングなどにはまり過ぎは要注意ですね。

 

ご先祖の因縁を浄化する先祖供養

ご先祖様の因縁を浄化する方法は、先祖供養を行う事とされています。

ご先祖さまの供養ってどんなことをしたらよいか見つめてみましょう。

まず、思い浮かぶのは、お墓詣りもありますよね。

お墓参りをする習慣ってありますか?お墓まで行って手を合わせる習慣って、

ご先祖様に対して感謝の気持ちや、尊ぶ気持ちがないとできないような気がします。

1回きりならできる気がしますが、お墓参りの習慣って、何度も足を運ぶことなので、

それなりに意味がある事だと心から思えていないとできない事でしょう。

今の自分が在ること、生活できる事、命が続いている事への感謝を込めて、お墓参りにいき、

仲良く楽しい家庭を築いていきましょう。

 

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妊娠しやすく行う 本当の先祖供養とは

子供ができたら、大事に育てたいと思うでしょう。

もし、自分に孫ができたらかわいがってあげたい。

子供や、孫、子孫を苦しめたい、傷つけたい、そう思う親やご先祖様もそうはいないはず。

そうやって命をつなげてきてくれたご先祖様に感謝し、

にこやかに楽しく暮らすことこそが本当な先祖供養になると思います。

夫婦でお互いを尊重し合い、助け、協力し合う。

子供に何を求めるかって、幸せに生きて欲しいという事に尽きると思います。

ご先祖様もそこを見守りたいはず。自分の子孫が幸せに楽しそうに生きてくれているのかを

お空からいつも見てくれている気がします。

悲しんで落ち込んでばかりいたら、きっと心配しているはずですし、

これから行こうと思っている赤ちゃんもママのお腹に宿るタイミングを見計らっている事でしょう。

赤ちゃんはいつ行っても大丈夫なように、いつもにこやかで穏やかに笑っている、

ママのところに安心して会いに行やすくなりますよ。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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