不妊治療はいつから始める?病院へいくタイミングについて |

不妊治療はいつから始める?病院へいくタイミングについて

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もしかして不妊?不妊治療っていったいいつから始めるべきなの?

病院へ行く目安ってあるのかな。赤ちゃんができないでいたらどうしたらいいのか迷うのが

治療についてというのもあると思います。

治療を開始すべきタイミングなどについて、治療を受けていくにあたり知っておきたいこと、

病院へ行く前にしておく妊娠にむけて取り組むべきことなどを見ていきましょう。

 

不妊の定義からみた治療の開始時期

避妊をせず、セックスをしていても中々妊娠できずにいると、

不妊治療を考えた方がいいのかなぁ・・・早い方がいいよなぁ・・・

不妊治療のタイミングをいつにしようかと悩む方むこともあるかもしれません。

まずは、不妊症の定義を見てみましょう。

不妊症とは健康的な夫婦が一定期間、性生活をもち避妊をしなくても

赤ちゃんを1年間たっても授からない状態をいいます。

以前は日本では1~3年もしくは2年間授からない場合はとしていましたが、女性の晩婚化やキャリアに

よって妊娠する年齢が上昇している事から治療による成果を高めるためにも変更されています。

 

この点からみても、この条件を満たしている場合は、赤ちゃんができないなぁと思ったら

1年ほどしたら病院への受診を検討してみるのもよいかもしれません。

ただ、不妊で悩むご夫婦の中には、性生活が一定以上なかったり、

タイミングばかり狙った性生活になっているケースも少なくはありません。

今一度、夫婦そろって健康的であるのか、タイミングに関わらず週2回以上の性生活があるのか、

そういった点を振り返ってみましょう。

 

不妊治療に進んだ郡と自然妊娠に取り組んだ郡の妊娠率

オーストラリアの研究では、不妊治療に進んだ郡と治療を受けず自然に妊娠できるよう取り組んだ郡とを

比較した場合妊娠率に違いがあるのかを追跡した結果、双方大差がなく、同じくらいの

妊娠率だったという結果があります。

妊娠という命、赤ちゃんを授かっていく過程においては、受精・着床・妊娠の維持という流れがあります。

治療というのは受精させるという点に焦点が合ったっているといる一方、

着床や妊娠の維持という点においてはママになる女性の心身ともに良い状態が必要なため

性生活を基本とし、子どもができるように取り組むべきことに取り組んでいることが

重要になるという点も見えてきますね。

 

不妊治療とは別に、婦人科での検査は受けてみましょう

そうはいっても、不妊を引き起こしている医学的な原因を知っていることによって、

治療に進むことが妊娠への近道になる場合もあります。

受精しにくいという状況を作っている場合においては、人工授精にしても体外受精、

顕微授精にしても不妊治療はかなり有効になるため物理的に子宮の入り口や卵管などの閉塞などがあるケース

セックスが成り立たない勃起障害や射精障害などがあるケースにおいても有効になったりもします。

中々赤ちゃんが授からずにいたら、産婦人科を受診して、

婦人科系の病気がないか診てもらっておくことは大事でしょう。

治療できるものがあれば治療して妊娠しやすいようにしておくことも有効になります。

 

ただ、不妊治療についてはそれほど焦らずに慎重に進められた方がいいかと思います。

慎重にしているうちにどんどん年齢的にも焦ってしまうのでは?と思うかもしれませんが、

慎重に考えて欲しい部分は不妊治療がもつデメリットの部分です。それも含めて検討し夫婦で

足並みをそろえて進めていかれるかを検討していきましょう。

 

不妊治療のデメリット

ストレスや負担増

不妊治療を開始すると大事なあなたの心身がストレスだらけになってしまいます。

不妊治療をするとうつになると言われるくらい、精神的に負担がかかります。

もちろん治療費もかかりますし、期待がかかる分不安とプレッシャーもさらに重く気分的にのしかかってきます。

治療に対しては女性の負担が多くなるため夫婦間で治療に対する温度差も生じ、

喧嘩が増えたり、結果がともなわない場合には離婚といったことへ発展しかねないのです。

ストレスは妊娠にとっては大敵ですね。

赤ちゃんを授かるというのは、もっと自然な事で、

もっと楽しく幸せな毎日の生活の中にあるものではないでしょうか。

 

不妊治療の妊娠率は決して高いわけではない

また、不妊治療を始めると妊娠できるものという期待も膨らむことと思いますが、

実際、不妊治療はどれくらいの期間を見ていた方が良いかというと大体2年以上といわれています。

ホルモン療法は半年以上続けて行うと逆に妊娠率は低下する傾向にあるという点、

人工授精の妊娠率は20代でも10%程度で、30代では7%程度だという点、

体外受精であっても38歳までも20~30%ほどの妊娠率を誇っていても、40代になれば5%未満になります。

人工授精は続けて行う事によって妊娠が期待できるの6回まで。

体外受精は4回までというラインがあります。

ある程度成果を出すには2年以上は見ていた方が良いという一方で、

長引くほど治療での成果は出にくくなり、妊娠しにくくなる現実が待っているわけですね。

医師によっても不妊治療はギャンブルに近いといわれています。

期待だけが先行することなく、現実の妊娠率を見ながら妊娠において必要な着床しやすさ

妊娠を維持していかれるような母体づくりというのは欠かさないようにしていきたいですね。

 

治療開始に伴ってセックスが激減するリスク

今まではセックスも、今までは色々考えずにできていて、とても良い関係であっても、

不妊治療後も全く同じでではいられなくなるのです。

疲れている時や、その気が無い時にも、夫に協力してもらわないといけない、

セックスが義務になってお互いに気持ちがこもらないセックスになったり

夫のやる気がなくなったり、自分の不安や焦りすぎてカリカリしたり、落ち込んだりで

精神的な負担で体調を崩しかねません。

不妊治療で夫婦仲がギクシャクする話もよくあります。喧嘩をすることが増える事もあるでしょう。

男性は、不妊治療を開始すると性欲が低下し、勃起障害や射精障害を起こすリスクが高まります。

 

不妊治療を受ければ必ず授かるとも限りませんし、何年かかるかもわかりません。

そのため、不妊治療をはじめる覚悟も必要かもしれません。

 

まずは妊娠の基本 セックス回数と質の見直し

不妊治療を開始すると、セックスをしなくてもよいという事でホットさえされるご夫婦も

あるようです。それくらい性に対する嫌悪症があったり、夫婦なのに異性として関わる事に

負担感を感じているご夫婦が増えているのかもしれません。

ただ、生殖の基本であり、精子や卵子といった生殖の細胞の質を高めておくには

性交渉が多いという事も大事な事であります。

あまり性というのを無視して赤ちゃんだけ欲しいというのが先行してしまうと

かえって治療をすすめる事や受精させることだけに意識が行き過ぎてしまうかもしれないですね。

赤ちゃんは愛の結晶ともいわれています。

夫婦間の愛のコミュニケーションであるセックスをなおざりにしてしまっているほど

妊娠は遠ざかってしまうといえるでしょう。まずは妊娠を望むのであれば

タイミングばかりを考えすぎず、週2回を目安にし、心地よいコミュニケーションを心がける様に

していきましょう。またセックスレス不妊夫婦に多いのですが、仲もよくキスもハグもあり、

手つなぎデートすらあるけれどレス気味ですという現実。これは性的にパートナーを見れていない

という事につながります。そして極端に少ないのが性的なボディタッチやスキンシップです。

まずは触れ合う事から行うようにしてみませんか?

 

妊娠しやすく心身ともに健康的に

栄養バランスを考えた食事を規則的にとり、適度なウォーキングうはじめ有酸素運動など

を習慣にするのもよいでしょう。

また、卵子の質を高めるのは睡眠によって修復されることです。

睡眠に関するメラトニンという睡眠ホルモンの濃度が高いほど卵巣に残された

卵子の数も多くまた受精後の分割がスムーズで質が良いじょうたいである傾向があるようです。

特に、寝る前のスマホ・パソコン・テレビ・ゲームこういったものは避けるようにしてください。

 

合わせて自律神経やホルモンバランスが整うようストレス対処なども取り組んでいきたいですね。

下記も参考になさって、妊娠体質を取り戻していってくださいね。

 

・質の意睡眠のとり方

・運動の仕方

・ストレス対処の仕方

 

まとめ

不妊治療はいつから始めたらよいかというと、まずは性生活が週2回以上ある状態で

夫婦が心身ともに健康な状態であれば1年経過したら病院へ行ってみるのが目安です。

すぐに治療へと進む前に、夫婦でよく話し合い、治療によるリスクやデメリットも知ったうえで

夫婦で協力して受けていきたいのかも決めていきましょう。

また同時に、夫婦で心身ともに健康的になれるようなバランスの取れた食事や適度な運動

睡眠など生活の基本をはじめ、ストレスなどについてケアしていってあげることが

着床しやすく妊娠を維持できるようになっていきますね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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