卵子細胞内のミトコンドリアが喜ぶカリウムで自然妊娠に
妊娠しやすいように体を整えてあげるには、栄養バランスが整っていることが基本です。
食べ物は消化されて吸収され、さらに体の中で合成されたり生成されて細胞は生まれ変わり
を繰り返しています。体が元気に機能するように摂取してほしい体を作り上げていくものを細かく見ると、
その中の栄養の1つに K カリウムがあります。
カリウムが持つ栄養が妊娠しやすさ、不妊改善にどのように関わるのかを見てみましょう。
ミトコンドリアと生殖細胞卵子と精子
卵子や精子など生殖細胞の若返りや劣化防止に関わる細胞内の器官にミトコンドリアがあります。
卵子や精子を若返らせて妊娠力を上げる事ができるようになる、
不妊克服のカギをにぎるという、細胞内にあるミトコンドリアですが、
そのミトコンドリア活性化させるのに一役買ってくれるのです。
ミトコンドリアとは
人間は60兆個の細胞からなるといわれていますが、
1つの細胞に、複数個のミトコンドリアが存在しています。
ミトコンドリアは私たち人間が必要とするエネルギーATPを産生しています。
このミトコンドリアがエネルギーを生み出す過程で、
2通りのエネルギーの作り出し方があります。解糖系とミトコンドリア系の2つです。
解糖系は酸素を必要とせず、糖分(ブドウ糖)からエネルギーをつくります。
いっぽう、ミトコンドリア系は、糖分や脂肪などを原料にして酸素を取り入れ、
解糖系の19倍の効率でエネルギーをつくりだします。
ミトコンドリアが効率よく、エネルギーを生み出せるようにしてあげる事が
細胞が若々しく、酸化しないで健康でいられるようになる秘訣になるのです。
では、どうしたらミトコンドリアが効率的にエネルギーを作り出せるように、
喜ぶことをしてあげられるのでしょうか。
ミトコンドリアが活性化していくためには
体の中に十分な酸素がいきわたっていることが必要です。
そのためには深く、長い副交感神経を刺激するような呼吸が望ましくなります。
基礎体温が36度台はあるような基礎代謝がある程度活発な事、
3度の食事や、適度な運動習慣がある事、日光を浴びて生活している事をはじめ、
カリウムを摂取している事もポイントです。
カリウムを多く含む食品
カリウムを多く含む食品は野菜や果物に多く含まれます。
カリウムが多いからといって、バナナとか果物をたくさん摂取することは
お勧めできません。同時に糖質(果糖)も多く含みますので、
血糖値の乱高下がおこり代謝が不安定になりがちです。
良いからといってたくさん食べすぎるのは別の問題をうんでしまいます。
カリウムは野菜から積極的にとると他のビタミンや酵素も摂取できるのでお勧めです。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
上記と反対の事はミトコンドリアが嫌う事になります。
卵子は特にミトコンドリアが多い
細胞になります。
あなたのミトコンドリアがイキイキと元気を取り戻せるよう応援しています。









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