1年以内に自然妊娠するためのストレス軽減・女性ホルモンケア

1年以内の自然妊娠のを目指す場合、女性側のホルモンバランスケアは怠れないですね。
エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが
月経・排卵・受精・着床・妊娠に関わっていきます。そんな女性ホルモンの分泌には
ストレスの影響もおおいもの。
女性ホルモンのバランスが崩れ、基礎体温表のグラフにも
乱れのサインがあったら、はやめに解消していきましょう。
女性ホルモンと妊娠について
女性ホルモンの分泌については複雑に体の中のメカニズムが働いていますが、
女性ホルモンとしての代表エストロゲンとプロゲステロンが
妊娠にどのようにかかわているのかをみていきましょう
エストロゲンの役割
女性らしさを作り出すホルモンで、月経や妊娠にも関わりますし、
髪や肌のハリと艶、女性らしいまるみのある体つきを作り出しているのも
このホルモンになります。
・卵胞や卵子を育てる
通常では、卵子が入っている袋である卵胞が成長しての成熟すると排卵になります。
ただ、未成熟の場合は月経不順をはじめ排卵障害や無排卵になりやすくなります。
・受精しやすくさせる
また排卵期近くなってくると子宮頸管より分泌液が増えていきます。
射精された精子の進入を助け受精しやすいように働いてくれますが、この分泌液が
少ない場合は、精子が子宮内に進入しにくくなり、受精しにくくなってしまいます。
・子宮内膜を厚くしてくれる働き
排卵期になるころには、1mmほどの厚みの子宮内膜が厚くなり10mmほどに
暑くなり着床しやすいように働いてくれていますが、
この子宮内膜が厚くならない場合(6㎜以下)は着床しにくいといわれています。
プロゲステロンの役割
子宮内膜を厚くし着床後の妊娠の維持に関わるホルモンです。
不足したりバランスが悪いと、着床しにくい、着床後に育ちにくい、流産しやすいといった
ことを引き起こしてきます。
・子宮内膜を厚くしていく
プロゲステロンにも子宮内膜を厚くしていく働きがあり、
着床後赤ちゃんを育てていくためのベッドつくりとして胎児に
栄養や酸素を届けてあげられるように環境を整えてくれています。
・雑菌の進入を防ぐ働き
プロゲステロンによって排卵後は子宮頸管の粘液の粘度はまし、雑菌の進入を
防いでくれています。
・妊娠の維持
着床、妊娠になると、胎盤が出来上がるくらいまで分泌が継続し、妊娠を維持してくれるように
働いてくれます。
妊娠しにくく女性ホルモンを乱す原因
ホルモンバランスを乱してしまうよう影響するのは、栄養不足や栄養の偏り
運動不足、睡眠不足、ストレスなどがあります。
不妊で悩む方の多くが抱え一番問題になるのにケアが充分にできないのが
ストレスです。
食事や運動は気をつけやすいというのがありますが、
心のケアは手が行き届かないところもありますし、デリケートな悩みなだけに
相談しにくいうえに、不安になる焦るし、つい気負ってしまうのが妊活です。
そのためには、絶対欠かせないポイントがメンタルケアになります。
自然妊娠できる体質へ健やかな心の整え方
1 イメージする
感情のコントロールは、妊活において、とっても大事なポイントになります。
うまく心の中でストレスケアができていないと不妊うつになりかねないですね。
まじめで、頑張り屋さん、しっかりさん、几帳面、心配性
そんなかたは、心も疲れやすいタイプと言えます。
一番は自分の過去を振り返って調子が良かった時のこと、嬉しかった時のこと、
喜びを感じた時のこと、幸せを感じた時のことを思い出してみてください。
そして、いつも自分が幸せ、喜び、嬉しさ、そういったポジティブな感情を
持ち続けているのをイメージしてみましょう。
感情は自分で意識すれば、コントロールが可能な部分なのですね。
自分で、コントロールできるんだということに気づくだけでも感情に振り回されることも
減っていきやすくなりますよ。
2 イライラのもとを絶つ
睡眠不足では、交感神経が優位となり、イライラしやすくなってきます。
感情のコントロールも難しくなるので、睡眠はたっぷりととって、
寝る直前にテレビやスマホ、などからの強い光を入れない事も睡眠の質の高さを高めてくれます。
寝る時は、遮光カーテンやアイマスクを使うなどして光をシャットアウトすると、
メラトニンという深い睡眠に関係するホルモンがたっぷり出るようにもなります。
深い睡眠では成長ホルモンもたっぷり分泌されるので、
イライラをおさえ心の安定を促すとともに、細胞が活性化して、
卵巣や子宮の機能も高まり自然妊娠しやすい体質改善が期待できそうです。