男性精子も30代は要注意!妊娠できるようにするには?

男性精子も30代は要注意!妊娠できるようにするには?

2017年、ここ40年で男性の精子の質が変化し世界的に見ても

不妊が深刻化しているようです。

「欧米の男性の精子の濃度が40年で半減した」といった驚くべき査結果が発表され、

欧米だけにとどまらず、日本も欧州4か国との比較すると、

精子の数が最も少なかったという事も判明しているようです。

卵子は年齢とともに減っていく細胞、精子は毎日作り変えられる細胞。

そんな精子にもタイムリミットがあり、ある年齢をさかいに生殖能力に影響が出てくる

可能性も高まるようです。

 

今、精子になにが起きているのか、精子の生殖能力を高めるためにすべきことを見ていきましょう。

 

不妊にかかわる 精子の数が激減?

男性の精子の数が急激に減っている事態がおきているようです。

精液検査の結果、自然妊娠に必要な基準値を満たせない男性も増えているようで、

都内のあるクリニックにおいて、3年間で564人の精子の濃度や運動率を検査してみたところ、

およそ6人に1人がWHOの基準を下回っていたというのです。

日本生殖学会辻村晃教授の報告によると、思った以上に男性の精子の数が減り、

また残された精子の質が劣化してしまっている人が増えているという事です。

これは日本だけにとどまらず、お隣の国の中国でも同じような現象が起き、

特に大気汚染が心配される中国でも男性の精子の減少やDNAの損傷は進んでいるようです。

 

30代 特に35歳からは男性も要注意

精子もある年齢を境に、生殖能力が衰え、精子のDNAの損傷率も高まると言います。

精子の老化によって、受精卵の分裂を促すことが難しくなるとされ、

不妊の原因になってしまいます。

その主な原因が老化であり、DNAの損傷によって引き起こされるそうです。

30代になると精子の数が減り、運動率が悪くなり、DNAの損傷率が高まる割合が高まっていき

特に気をつけていきたいのは35歳から。

自分の精子が気になる場合は病院で検査を受けることも可能です。

不妊検査というと婦人科や不妊専門外来などをイメージするかもしれませんが、

男性の精液の状態などについては、泌尿器科などでも検査が可能なので、

精液の状態を知りたいけど、不妊検査への敷居が高い場合は泌尿器科で調べてもらうのも

知っておくとよいでしょう。

 

精子の製造には男性ホルモンが関わる

精子が作られるには男性ホルモンであるテストステロンの分泌が必須になるわけですが、

男性の性ホルモンの分泌にも年齢が影響してきます。

不摂生をしていたりストレスを抱えて生活していればホルモンバランスに異常が出ることは

もちろん、性欲がわかない、性生活そのものが少ない、射精回数が少ないということを

繰り返していれば、男性もどんどん生殖能力が衰えてしまう事もなんとなく想像できるでしょう。

でも、男性の場合はかなり高齢でも子供を授かるという事をよく聞きますよね。

芸能人でも60代でも子供を授かった例がありますし、徳川家康も60歳で19人目の子を授かったとも

言われています。そういった情報から男性はいつまでも生殖能力が高いものという

イメージを持たれやすいかもしれませんが、

実際は、年齢や生活習慣をはじめ、性生活などの影響をうけ、生殖能力がどんどん劣化し

精子が老化してしまうという事もおこっているのです。

 

 

精子の老化対策とは

精子の老化、質の劣化に影響する部分としては、

大気汚染や食品添加物などによってうける細胞の劣化に加え、

ライフスタイルの変化に伴う、睡眠、食生活、運動、ストレス、肥満、喫煙などの影響に加え、

射精回数などが大きく影響してくると言われています。

他には精巣をあたためないように、サウナや高温の入浴を控えること

下着はブリーフよりもトランクス派にかえ、

ノートパソコンなどを膝の上にのせて作業しないなども挙げられます。

また育毛剤によっては男性ホルモンに働きかけてしまいます。

 

そのため、働きすぎの場合は、休養をとるようにしたり、

睡眠が不足している場合は睡眠の改善も必要になります。

食生活の見直しはもちろん、現代では運動習慣がすくなく夜遅くに飲食をする、

共働きのためコンビニ食や外食が多いという事もすくなくありません。

タバコを吸う習慣があったとしたら男性だって禁煙が必要です。

また、精神的なストレスも性欲を減退させ、活性酸素やコルチゾールの分泌により、

精巣の機能低下をはじめ、精子を劣化させ、DNAの損傷を傷つけたりもします。

生殖において老化するのは女性の卵子だけではないため、男性もできる対策にしっかり取り組んで

行きたいところですね。

 

不妊で悩む男性において精子劣化の重要課題

精子というのは毎日作り変えられる細胞という事で、禁欲がよくないといわれています。

精子の数を増やそうとして、射精回数を減らし精液をためようとする人の方が少ないとは思いますが、

禁欲はかえってよくない事。

どちらかというと、性欲がわかない、射精したいとも思っていない、

子供のために仕方なく、なんとかそのタイミングだけは取り組むなど、義務的に性生活を送っているご夫婦が

不妊で悩むご夫婦の大半になっていきます。

セックスレス化がすすみ、女性が男性から誘われないという現象が起きています。

男性も妻との妊活期間を経て生殖、性生活に消極的になってしまうということが

精子劣化を招いていて、重要な課題とも言える点です。

 

妊活期間に女性が男性とどのように関わっていくかが男性の性生活に対し積極的になれるか

消極的になってしまうかを分けているといえます。

夫も30代、35歳を超えているとしたら関わり方を変え、精子劣化の予防に努めていきましょう。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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