不妊治療と仕事の両立するためのストレスを軽減方法
妊活をしていると、仕事との両立にも悩んでいたり、不妊治療と合わせた
休みの取り方でもストレスを感じたりもします。
でも、治療を続けるためにはお金が必要で仕事はやめられない、
また仕事をすることで疲れるストレスを感じるといったループで
悩むこともあるのではないでしょうか。
仕事そのもののストレスだけでも解消したり、妊活のことからちょっと離れて
リラックスできるようにするための方法をご紹介します。
仕事のストレスも 妊娠率に影響する
妊活をしていて、さらに不妊治療などをはじめていくとストレス度が
高まります。(1)またそういったストレスが、社会的な活動や
日々の生活、毎日の生きるという事全般にわたって影響がでてしまっても
います。(2)特に、不妊治療をしていたら、経済的なものから
仕事をして、不妊治療費を何とかしなくてはという点もおこり、
仕事と不妊治療をなんとか両立するケースも多いのではないでしょうか。
仕事でのストレスも、流産と関係があることもわかっているので、(3)
赤ちゃんを授かりたいと思っている女性が少しでも仕事でも
ストレスを減らせるようにする工夫も良いのではないのでしょうか。
仕事のストレスの解消法はリラクゼーションではない
ストレスの解消というとリラクゼーションとかを考えるかと思います。
仕事で疲れたから休日はゴロゴロ、ダラダラ過ごしたい。
せっかくの休みだから好きな事をしていたい。
そんな事もあるかもしれません。どこかへ出かけたりショッピングが
ストレス発散になっているかもしれませんね。
でも仕事に関するストレスはそれではあまり解消されないことがわかっています。
仕事でもストレスを抱えている場合は休みの前になると楽しみで、
日曜の夕方には憂鬱になり始めるといった事がおこり始めます。
妊活ストレスと仕事のストレスとダブルでは身が持たないですよね。
仕事のストレスは新しいことを学ぶということで解消されることがわかっています。
約200人のサラリーマンを対象にした実験では、(4)
ストレス解消になると言われているいわゆるリラックス法と、
自分がしている仕事に関する新しい技術や知識を学ぶという二つのグループに分けて、
その効果を検証した場合、その結果、新しい事を学んだグループの方がストレスに強くなっています。
さらに、ずるい行動や非倫理的な行動を取りにくくなったということまでわかっています。
忙しいと、そういった新しい事を学んだりというゆとりも持てず、
かえってストレスをため込んでもしまうという事ですね。
妊活も離れて、新しい事を学んでみよう
新しい事を学ぶことそのものにストレス解消の効果があり、さらに
それがきっかけで抱えていた仕事の問題なども解決していってしまうため、
妊活のことを考えていると鬱々としてきてしまうため
いっそ新しい事を学ぶという行動をとってみましょう。
新しいことを学ぶと、自分の中では、成長できているような、前に進んでいるという
感覚も持つことができます。これは自分で物事をコントロールできていると思える
自己効力感を高めてくれます。
不妊で悩んでいるとこの自己効力感を失い、不安や焦りにかられ感情的にもなっていってしまいます。
仕事のことでもいっそ、新しい何かを学んだり取り組んでみて、
この前に進んでいるという感覚を得ましょう。これが心の中から沸き起こる
モチベーションにつながっていきます。頑張っているのに何も変われない、
結果を出せないと悶々とし、疲れて、仕事でも疲れてでは、ポジティブに妊活も難しく
なってしまうでしょう。前向きに生活でき、心の中が充足してこれるよう
ちょっと新しいことを始めてみましょう。大事なのは、成長しているという感覚です。
まとめ
どんなストレスでも過度に抱えていれば不妊リスクをたかめ、結果が出ないという事に
つながりかねません。ストレスは発散させるものでもないですし、
仕事などで抱えるストレスはリラクゼーションよりも
新しい事への挑戦や学びという姿勢において解消されていきます。
仕事もして家事もして、妊活もして、それでは疲れ切ってしまって
思った以上に悩んでいる時間だけが長くなってしまっているかもしれません。
新しい事に勇気を出してちょっと取り組み始めてみましょう。
自分の中にも自分はできるんだと思える力や、自分のしたことで前に進んでいると思える気持ち
を取り戻していくことで、不安なども解消していきます。