キャッチアップ障害!卵管采の機能向上のためにできる事とは

キャッチアップ障害!卵管采の機能向上のためにできる事とは

悲しむ女性

なかなか妊娠しない原因のひとつに、女性の卵管采がうまく動いていない、

機能していないという事があります。

不妊の原因の1つになっている

キャッチアップ障害(卵管采不全)で

卵子を卵管に取り込む卵管采が機能しない状態というのがあります。

このキャッチアップ障害を起こしてしまう原因と機能向上のためにできる事、

少しでも改善していくための方法についてお伝えしていきます。

 

卵管采とキャッチアップ障害について

卵管采とは、卵管の先にある、

排卵に合わせて卵管に取り込もむために手を伸ばしているかのように動き、

まさにキャッチアップしようとするものです。

 

しかし、卵管采がうまく動いていない場合、癒着などがある場合は

その卵管に取り込むことができないため、

卵子を卵管に入れることができないため、不妊症になってしまうことです。

キャッチアップ障害になってしまう理由としては、主に、卵管の癒着や炎症です。

そういった場合は、不妊治療では、体外受精が有効な治療法となります。

ただ、キャッチアップ障害があるからといって

自然妊娠できないという事でもないですし、

体外受精をしたらスムーズに妊娠できるわけでもありません。

 

癒着や炎症といった状態に至る原因

何かのハッキリと傷害や病気という形になって体の状態があらわれ

出てくるという事は、そうなるにいたった過程がある事を無視できません。

そのため、癒着や炎症という事によって起きてしまった

キャッチアップ障害がある場合は、

治療と合わせたとしても日々の生活習慣の改善が必要になってきます。

妊娠したいからといっても、

卵管采だけをいい状態にするという事も出来ないため、女性の体全体を整えながら

癒着を起こしてしまう血液の逆流や炎症反応などを落ち着かせていくための

とりくみが大切ですね。

 

そのための食事や運動という事を意識される方も多いでしょう。

ただ、食事と運動で目覚ましい変化を求めることはかなり難しいので、

血液の逆流や炎症反応と関係が深い、

精神的なストレス、心の状態をいい状態に整える事も合わせて行う事が

望ましいでしょう。

心身共にいい状態にすることで、

血液の逆流や炎症反応を鎮静化させていくことにつながっていきます。

 

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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