必見!妊娠しやすいセックス どんな体位が効果的?
なかなか妊娠しない場合、どんなセックスなら妊娠率が上がるのか気になりますね。
妊娠しやすくするために、セックスの体位を工夫することで、
体の反応が変わり射精、精子の進入、受精、を手助けしてくれるように役立つこともあります。
セックスレスになっている、タイミングの時だけ
それは生殖機能を低下させ、不妊の悪循環への危険サインです!
セックスには、妊娠には欠かせないホルモンの分泌が大きくかかわりますので、
妊活中は夫婦の愛のコミュニケーションとして大事にしていきましょう。
セックスの体位を間違えることで、勃起障害、射精障害にもつながりやすくなります。
良好なかかわりをパートナーと持ち続けるために、妊娠しやすいセックス体位についてお伝えしていきます。
女性の子宮位置から妊娠しやすい体位を
精子が子宮内に入ってきやすいように体位を考えてあげるという視点で見ていきましょう。
妊娠には精子が射精され子宮内に入ってきてくれるという事がポイントになります。
そのため子宮口の位置からみた妊娠しやすい体位というと、正常位になります。
一般的には女性の子宮は前屈であり、子宮の奥が入口に比べて前(膀胱側)に倒れています。
そのため、射精された精液がスムーズに子宮内に入っていくには、
一番「正常位」が妊娠しやすい体位となります。
腰の下にクッションや座布団などを置いて、腰の位置を少し高くすることで、
子宮の奥の方に精子がスムーズに移動出来るようにするといわれています。
ただ、あくまでもこれは射精段階に入ったときの体位となります。
そのため、挿入後からすぐに正常位、そしてすぐに射精へと流れでは、
妊娠しやすくなる過程が省かれてしまいます。
なので、導入時の体位としては不向きです。
あくまで、最後の精子を受け入れるというタイミングで向いている体位となります。
子宮後屈の方の妊娠しやすい体位は?
また、子宮が後屈している場合は精子の進入という事を考えると、
正常位ではなく、また別の体位が適するようになります。
子宮の奥が入口に比べて、お尻のほうへ倒れているのが子宮後屈です。
子宮が後ろに傾いている人(子宮後屈)は、射精された精液がたまる部分ができます。
そのため、精液の進入をできるだけスムーズにするために、
胸膝位、腹臥位が比較的良いとされています。
ただ、自分の子宮が前屈なのか、
後屈なのかは、産婦人科で診察してもらわないと
わからないので、気になるようでしたら見てもらうのもよいですし、
妊娠しやすくするために、いろいろとご夫婦で体位を変えながら
工夫してみるもの一つの手段です。
不妊で悩むご夫婦に多い、クイックなセックス、とにかく疲れているから、義務感だからという
早く終わらせたいというセックスではなく、
ゆっくりと試しながら楽しんでみるといった、心に遊びとゆとりをもった関りも時として大切ですね。
男性が射精しやすい体位は?
男性にとって、射精しやすい体位は、妊娠しやすい体位ともいえます。
せっかくのタイミングなのに射精してもらえないという状況は
せっかくの1周期が無駄になってしまうと焦ってしまいます。
なので、男性が射精のタイミングになったときに射精しやすい体位をとる事も大事です。
正常位は最も射精しやすい体位となります。
どうして正常位が射精しやすい体位なのか、みていきましょう。
人間のからだは、
自立神経の働きによってカラダのバランスが保たれています。
自律神経の一つである交感神経は緊張を、副交感神経は弛緩を司ります。
男性にとって、セックスにおいては、副交感神経が優位である、
リラックスした状態が必要ですが、
いざ射精となると、交換神経が優位な状態で促進されます。
カラダはうつ伏せの状態ときは交感神経が優位にはたらきます。
その逆に、仰向けのときは副交感神経が優位にはたらきます。そのため、
前傾姿勢となって動きやすい上に、女性の体や表情が見えて興奮しやすく、
一気に交感神経も高まり男性にとっても射精しやすくなります。
ただ勃起障害や射精障害がある男性は気持ちの上で精神的にプレッシャーを感じているため
はやく挿入して射精させないとという事ばかり考えがちになります。
せっかくのタイミングで射精できないという状況はよくないと思っているから余計必死になってしまいます。
勃起を維持して最終的に射精できるようにする過程では、初めは副交感神経が優位でないと
セックスはスムーズに運んでいかなくなってしまいます。
そのため、初めから交感神経が優位になりやすい正常位は逆に避けるべき体位になります。
気持ちよいセックスでは子宮頸管粘液がたくさん分泌
妊娠しやすいセックスとは、心地よさを感じるセックスであるといえます。
心地よさを感じることで、
女性は子宮頸管粘液がたくさん分泌されるようになります。
また、子宮頸管粘液はアルカリ性であるため、本来膣の中は酸性の環境にあり、
酸性に弱い精子が子宮頸管粘液のおかげで、膣内から子宮へぐいぐい泳いでいくための
道筋を作る作用があります。
また、気持ち良く濡れると、性交そのものがスムーズになり、
膣の奥深くに男性器を迎え、精子を受け入れられるようになり、妊娠しやすくなるといえます。
心地よいセックスといえば、オーガズムを感じるとよいのでしょうか?
もちろん、女性も快感をえられれば、オキシトシンというホルモンによって、
子宮が収縮したり膣の入口が締まりはじめます。
そのため、精子を妊娠しやすいように子宮の奥へ導けるようになります。
さらに、オーガズムを感じるとバルーン現象と言って、
膣がしまり、膣内(奥の方)が風船のように空洞化して子宮口が下がってきます。
まるで膣が男性器をしっかりと捉えて、膣の壁が蠕動し、
精子を吸い取る・吸い上げるような状態になるのです。
そのため、心地よいセックスは最も妊娠しやすいセックスになるといえます。
オーガズムを感じるときは、脳波もシータ波がでています。
その時にでる分泌液は子供をつくりやすい環境をつくります。
義務的なセックスをしていると感じられるときは、リラックスへの誘導はかなり難しい状態です。
妊娠はゆったりとリラックスした心地よいセックスから成り立ちやすくなるという事になります。
オーガズムを感じやすい体位
オーガズムを感じやすいセックスのために、どんな体位を選択したらよいかを見てみましょう。
女性がオーガズムを感じられるようにするには、
副交感神経が優位な状態を維持してリラックスし続けられるような体位がベストです。
そのため、女性が主導権を握りやすい騎乗位や男性が動きにくい側位
ゆっくりと肌を触れ合わせて密着出来て安心感を得られる対面座位などです。
男性があえて動きにくい体位をとる事で、スローセックスができます。
ゆっくりとソフトな関わり合いができる体位を選んでいきましょう。
心地よいセックスをするために必要な事は?
妊娠したい。妊娠したい。と、セックスの意義が子供を作るためだけに意識がむくと、
セックスでの二人きりの交わりを楽しんだり、
心地よさを感じるゆとりは一切なくなってしまうのではないでしょうか。
子供が欲しいと妊活や不妊治療に専念しすぎることで、
かえってプレッシャーを感じたセックスや、
排卵日のみにセックスをするといった
セックス回数が減少して、生殖機能が低下してしまう悪循環を招いてしまいます。
お二人にとって、ここちよさを感じるためにできること始めてみませんか?
セックスで心地よさを感じるには、男性も女性も、リラックスと、性的興奮が必要です。
まとめ
女性でも、自分の性器のこと、自分の感じやすいポイント、
心地よい触り方など、自分自身のことを知らないでいる女性は多いといわれています。
自分のことをよく知らない場合、相手にうまく伝えることは絶対にできません。
お互いに心地よいセックスをするには、相手に自分のことを伝え、
相手のことをことを聞き出しながら、二人にしかできない
コミュニケーションをとるしかありません。
それを怠れば、お互いに心地よい妊娠しやすいセックスにすることはできません。
不妊で悩んで、仕事に振り回されて、主婦もして、周りと比べて
ストレスをためて、なんで私は妊娠できないの?
そう思い悩むことはリラックスからは遠ざかってしまうといえるでしょう。
そのために、心と体を整えて、
お互いが妊娠しやすいセックスにも向き合っていくことが大切ですね。
参考文献 ベッド上の心理学 Daigo