妊娠したいなら摂取しておきたい不妊改善ビタミンB

妊娠したいなら摂取しておきたい不妊改善ビタミンB 

料理する女性

女性で不足しがちな栄養にビタミンBがあります。

妊活中の方でしたら、葉酸というのを心配される方もいらっしゃるでしょう。

葉酸は、ビタミンBの一種です。

妊活中の女性だったらとっておきたい栄養素ビタミンBについて

お伝えしていきます。

 

ビタミンBとは

3大栄養素と呼ばれる糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変換する時に

必要となる栄養素であり、元気に過ごすためにはとっても大きな役割を

果たしてくれるのですが、ビタミンBは、

糖質を多くとる食生活をしていると、簡単に不足してしまうようになります。

糖質は、主に主食になる部分で、ごはんやパン、麺類などに代表される部分です。

糖質をとることが悪いことだなんてこれっぽっちも思わないですよね。

むしろ必要なはず。そう思われることでしょう。

もちろん、糖質は必要なのですが、現代のライフスタイルだと、

栄養バランスの偏りから見ると、食べ過ぎの傾向が強いのです。

そのため不足しがちになってしまいます。

そのため、ビタミンBを補える食事スタイルがいいという事になります。

そんなビタミンBがどれくらい、妊活において必要なのか

役割をみていきましょう。

 

ビタミンBの役割

糖質の代謝を助けてくれる

ビタミンB1は、炭水化物(糖質)を

エネルギーに変える時になくてはならない栄養素です。

 

神経・筋肉を正常に保つ

神経系が集まる脳に栄養をおくり、

正常に機能するようサポートしてくれます。

私たちの体は、そうはいっても脳が全て指令を下しコントロールされています。

妊娠に必要な卵巣や子宮ももちろん、

自律神経やホルモンなどを介してコントロールされているのです。

そんな脳がうまく機能できなかったら・・・どうでしょう?

 

また、不足すると、疲労、倦怠感がでやすくなります。

糖質を効率的にエネルギーに変えることができないため、

疲労感や倦怠感・食欲不振を招きます。

イライラ、集中力の低下

糖質は脳の唯一のエネルギー源ですが、

ビタミンB1が不足すると脳に充分なエネルギーを供給できなくなります。

その他にも、ひどくなると手足のしびれやむくみ、

動悸、食欲不振といった症状があらわれます。

妊娠初期にビタミンBの一種である葉酸が不足すると、

赤ちゃんががうまれつき先天的にもつリスクが高まります。

そのため、厚生労働省でも妊娠を予定している女性は積極的に葉酸を摂るように指導していますよね。

 

 

ビタミンB6とは

ビタミンB6は神経伝達物質の合成に関わっています。

神経伝達物質は脳の神経細胞の間で情報の橋渡しをしている物質です。

 

神経伝達物質にはGABA (γ-アミノ酪酸)やα-アミノ酪酸、

セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、

ノルアドレナリンなどがあり、これらが合成される時にはアミノ酸が使われています。

 

ビタミンB6はアミノ酸の代謝と関わっているため、

神経伝達物質の合成を促進する作用があります

 

また、タンパク質の代謝を活性化させるため、

丈夫で健康な皮膚・粘膜などを作り上げる事が出来ます。

女性ホルモンであるエストロゲンの代謝にも関わり、

ホルモンバランスを整えていきます。

 

 

ビタミンBが不足していないかをチェック

あなたは以下にあてはまりませんか?

・音に敏感である

・イライラしやすい

・よく夢を見る

・よく口内炎ができる

・肌荒れを繰り返す

・糖質が好き

・ぼーっとすることが多い

・疲れやすい

 

以上があるとビタミンB が不足している可能性が大きいといえます。

妊活には栄養と整ったホルモンバランスが必要ですね。

では、そのビタミンB を多く含む食品はどういったものがあるのか

みていきましょう。

 

ビタミンB が多い食品

肉に多く含まれており、

時に豚のモモ、バラ、ロースなどです。

他にもウナギ、玄米、胚芽米などです。

 

肉は、体や血を汚すという誤った情報が飛び交ったりしていますが、

肉も必要です。

体のもと、筋肉のもと、ホルモンのもとになるのも肉の役割です。

食べ過ぎる必要はありませんが、程よくバランスよく食べるには

問題よりもメリットしかありません。

野菜中心の食生活が健康的かというと、必ずしもそうとはいえません。

肉類などの脂肪分を極端に避けた食生活では、

生殖ホルモンの材料になるコレステロールが十分につくれなくなります。

また、女性ホルモンだけでなく、他に関連しあう別のホルモンも不足するため、

関連して生殖能力が衰えてしまいます。

 

妊活中の食事といって、色々な食事療法がはやっているのかもしれません。

子だくさんだったひと昔前に比べて、飽食の時代です。

逆に補えない栄養の方がないはずです。

また、栄養不足の戦時中でもかえって妊娠率は高まります。

健康的な体を食事から整えるという考え方はとても大事だとはおっもいますが、

変に神経質になりすぎてそれにとらわれてしまう事の方がデメリットが大きいでしょう。

 

 

美味しいね。楽しいね。にっこにこの食卓にすることも大切にしていきましょう。

不妊の原因は不明な事も多々ありますが、

栄養のバランスが整っているか、栄養が足りているかもチェックしておきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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