妊娠したい人の卵子をアンチエイジング(老化対策)この食べ物に注目!

妊娠したい人の卵子をアンチエイジング(老化対策)この食べ物に注目!

食事女性

高齢 30代、40代不妊で悩む場合、

卵子の老化が不妊の原因になってくると言われています。

卵子は作り変えられる細胞でないため、質をいい状態で保つことで

細胞の質を高め、妊娠しやすさにつながっていきます。

注目を浴びている、卵子や精子を若返らせて妊娠力を上げる事ができるようになる、

不妊克服のカギをにぎるという細胞内にあるミトコンドリアの活性。

卵子のアンチエイジングに注目したい点をご紹介していきます。

 

ミトコンドリア活性がポイント

女性の卵子も男性の精子も細胞の中の、

ミトコンドリアが活性化すれば若返る事ができるという代謝に関わる器官です。

卵子は女性の体の中で胎児の時に一番多い細胞で、

産まれてから加齢とともに年をとっていってしまう細胞ですね。

さまざまな要因でその老化の進行度合いは全く違ってきます。

細胞内のDNAやミトコンドリアが傷ついたり変形してしまったりすることも

関係してきます。

生殖医療では卵子や精子の細胞の中のミトコンドリアを活性化させて

若返らせて、妊娠力を上げるといったミトコンドリア治療が注目されてきています。

細胞の中のミトコンドリアを活性化させることができたり、

ミトコンドリアが機能しにくくなるのを防ぐことこそが細胞レベルで妊娠力を

あげる事につながってくるの事がわかります。

 

生殖細胞ミトコンドリア治療とは

生殖細胞ミトコンドリア治療は、老化により弱まった“卵子のミトコンドリア”と、

精子の活動率を左右する“精子のミトコンドリア”に対し、

細胞機能の根本的な改善を図ります。

卵子や精子といった生殖細胞内の“ミトコンドリア”に、

活動源となる微小電子を補給し細胞機能を改善、そして老化した卵子を甦らせます。

その結果、卵子・精子、そして母胎が本来もっていたはずの活発な細胞機能を回復させ(若返り)、

健全な受精・着床環境を整え妊娠率を高めます。

また、健全な母胎の細胞環境も取り戻し、流産の危険性低下を目指します。

出典:日本不妊治療学会JFTS

 

ミトコンドリアを活性化させるてえられる効果

ミトコンドリアの機能を活性化させると、

抗酸化作用、抗老化作用が得られます。

錆びさせない、老化を食い止めるということです。

酸化して錆びていくと細胞は劣化してしまいます。

 

 

ミトコンドリアとは

 ミトコンドリアとは、細胞の中にある小さい器官で、

エネルギーをATP(アデノシン三リン酸分解酵素)という形で生産します。

ミトコンドリアは糖や脂肪を分解する過程でエネルギーを生み出しそのエネルギーを

使って生きています。ミトコンドリアはそれ自体にも核があり、ミトコンドリアDNAを

もっています。このミトコンドリアが変質してしまった細胞を活性化させてくることに

重要な役割を担っている事が判明しています。

 

ミトコンドリアが不活化していく経緯について

 糖質からのブドウ糖ばかりにエネルギーを頼っていると、

脂肪から分解して作られるケトンを燃料として使用していく回路が活性化してきません。

ブドウ糖が足りない時には、タンパク質から糖を

作り出す糖新生がおき、好ましくないダイエットをした場合

大事な筋肉が痩せてしまうばかりです。

脂肪からケトンをつくり、それをエネルギーにすることができるようになっていると

効率よくATPを作り出すことができ、酸化の元になるフリーラジカルと言われる物質も

減らせるようになります。

さらにケトンには異常に作用するアポトーシス(DNAにプログラムされた細胞を死なせる機能)

をも抑制する効果があると言われています。

摂取するエネルギーの割合が炭水化物(糖)にたよった食事では

細胞の酸化やアポトーシスがすすみ、ミトコンドリアも活性化しません。

 

こんな食事が卵子の老化を防げる

細胞の老化を防ぎ異常なアポトーシス(細胞死)を防ぐために、

糖質をとり過ぎないという食事で細胞の老化を防いでいきましょう。

また、一旦、体の中をリセットするには断食という方法もあります。

断食をしたのと同じような効果を得られる方法を試していただきたいのです。

 

過剰なカロリー摂取はもちろん適性の範囲に収めた方がいいですし、

摂取している栄養のバランスを変えていきましょう。

ブドウ糖は体にとってとても大切というイメージがあるので、

食事に野菜やタンパク質、良質な脂肪は抜いたとしても、

主食を抜く人はほとんどいないのではないでしょうが?

炭水化物からのエネルギー補給に頼ることなく、

炭水化物は今までの半分くらいを目安に

控え目にして、その分は良質な脂質を摂取していくようにします。

 

血糖値の安定を意識

糖質を多く含んでいるかどうかは、血糖値を上昇させやすいかどうかで

判断していくことができます。

血糖値の上昇を緩やかにするようにする食品 

低GI値の食品を意識して多く摂取していくことがポイントになります。

そのため、逆のGI値の高い食品は避けるようにします。

フリーラジカルの生産が少なく、細胞内のミトコンドリアが活性化することが

わかっています。

参考文献「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 デイビッド パールマター (著),

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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