妊活中はNG食品の誘惑から卵子を守る心理テクニック
妊活でうまくいくには、最も大事なのがセルフコントロール能力になります。
妊活の目的は妊娠して赤ちゃんを授かる事。これが最大の目標になりますよね。
何でも物事を達成したいと思った場合に重要になるのは、目標達成のためのよい行いを増やし、
それを妨げる行いを減らすという事が絶対的!あのひとは何も努力もしてないのに授かっているのに、
何で私だけはそんなことしなくてはいけないの?と思う時もあるでしょう。
でも他の人の事ってわからないものですよね。
大事なのは、あなたがママになっていくことです。
自分にとって妊娠の妨げになる行動を減らしていくときに最も大変なのが誘惑に打ち勝つという事。
ストレスがかかっているときほど、このセルフコントロール能力はエネルギー切れになってしまって、
あなたはとんでもない行動に出てしまうかもしれまん(汗)
妊活中のNG食品から卵子を守ろう!
2007年までの論文から、一般集団あるいは体外受精など不妊治療を行っているケース
妊娠に与えるライフスタイルの影響
(年齢、体重、喫煙、食事、運動、心理的ストレス、カフェイン、アルコール、環境汚染物質)を調査した
研究(1)では、年齢の上昇、太り過ぎ、痩せ過ぎ、喫煙は特に妊娠に与えるマイナスの影響が強という事です。
そして、食事と運動についてはさらなる検討が必要とはしていますし、
心理的ストレス、カフェイン、アルコール、環境汚染物質に関しては、妊娠に与えるマイナスの影響が存在しますが
曖昧な部分もあるとしています。
ただ、他研究をみても、近年ではどれも影響が大きく出ていて、糖質の摂取や、
ライフスタイルの改善は、自然妊娠であっても体外受精の妊娠を目指す方にとっても本当に重要な点に
なっているのです。
卵子老化に関わるものって、炎症反応を高めてしまうものや酸化させてしまうものなので、
ジャンクフードをはじめ、お菓子や添加物たっぷりの加工食品はNGですよね。
でもNGと思うと余計に食べてしまうのが心理ですよね。
我慢して、我慢して、そうしてリセットを迎えた時には食べてしまえ~~~ってなるかと思いますが、
その時に食べてしまう場合は通常食べた時よりもきっと2倍近く多くの量を食べてしまっているはずです。
NG食品を回避するための簡単な心理テクニック
エラスムス大学の研究では参加者たちに大量のお菓子を提供したうえで
2パターンで誘惑に抵抗してもらった場合どうなるのかというのが調べられています。(2)
1つは、「食べてはいけない」と自分に言い聞かせてもらい我慢してもらう
もう1つは食べたいと思ったら、「食べてもいいけれど、もう少し後でと」先延ばしにしてもらう
という2パターンで「食べたい!」という誘惑に対処した場合
どうなったかというと、
食べてもいいけれど先延ばしにする場合は、食べた量が50%も少なく、
さらに誘惑に勝つ効力が1週間も有効になったというのです。
何かしらの欲望が高まった時に、その衝動を引き伸ばしにしてその場で行動しないと、
多くの人はそのモチベーションを持続できなくなってしまうといいます。
我慢して、食べてはいけないと思ったら余計食べたくなってしまうので、
つい甘いもの食べたくなっちゃたら、食べてもいいけれど、後にしようと先延ばしにしてみてください。
妊娠しやすくNG行動は先延ばしで対処
妊娠しやすくするためにはNGだという事は、きっと我慢しようとすると本当に
逆に食べてしまう、飲んでしまう、やめられないみたいになってしまいます。
ダメと思うと余計したくなってしまいますよね。
自分に禁止するのではなく、OKの許可を出してあげながら、ちょっと先延ばしにして
うまく衝動性をコントロールしていきましょう。
NGな食べ物についてはこちらを参照してみてください。ただ、全部完璧に食べてはいけない
そう思うと本当にストレスが強くなってしまうでしょう。
食べてもいいけれど、後でね!心理テクニックをつかってうまく衝動に対処していきましょう。
参考文献