50代の子作りで自然妊娠や不妊治療の期限はいつまで抱くか

50代の子作りで自然妊娠や不妊治療の期限はいつまで抱くか

不妊治療により、高齢女性が妊娠することも可能になった現代において、
 
子供を産む年齢が高齢化しています。健康的で体が若い状態に保たれている女性の中にも、
 
50代で自然妊娠をする人も20代女性と比べれば少なくはなりますが可能性は0ではありません。
 

高齢出産の限界は

昨今、女性の社会での活躍により、高齢出産が増えてきています。
 
そのため、30代後半や40代での妊娠を望む夫婦は数多くいらっしゃいます。
 
 
高齢出産の限界については所説ありますが、閉経までが自然妊娠の限界と考えられますが、
 
実際は、閉経の約10年前から妊娠が難しくなり。
 
卵子は少なくなっているので、妊娠しにくいカラダとなっています。
 
そのため、男性・女性の体内の環境によって、妊娠がしずらいといった状況となっています。
 
また自然妊娠が難しくとも、卵子保存や精子バンクといった方法もあるため、
 
何歳までといった答えを出しにくいと言った状況でもあります。
 
 
高齢妊娠・高齢出産に関しての記録をひも解いてみましょう。
 
インドの70代女性が人工授精に成功し出産。
 
アメリカでは、66歳の女性が体外受精し、双子を出産したという報告が上がっています。
 
自然妊娠ではアメリカで57歳の女性が妊娠出産し、
 
イギリスでも59歳の女性が自然妊娠し、帝王切開で出産したという記録があります。
 
また、日本国内では、妊娠・出産の最高齢は60歳。アメリカで卵子提供を受け、
 
体外受精による妊娠・出産に成功しています。
 
国内の自然妊娠ですと、49歳の女性が国内で妊娠・出産を成功させています。
 
なんともパワフルなママが世の中には存在していることを分からせてくれる記録ですね。
 

高齢出産に耐えられるカラダづくり

出産は個人差が大きくあります。重い人もいれば軽い人もいます。
 
20代など年齢が若くても体力がない人もいますし、
 
50代でも内臓も筋力もしっかりしていて、心身ともに健康体の人もいらっしゃいます。
 
出産を考えている人は、自然妊娠でも、不妊治療での妊娠も
 
健康な体を維持することが最も重要なポイントと考えましょう。
 
 
卵子の老化を遅らせるためにも、体内に余分な毒素や栄養素を取り込むことがない食生活や、
 
出産・産後も耐えられる体力作りもひつようです。
 
もちろん、ストレスを溜めず毎日規則正しい優しく明るい気持ちを
 
持ち続け生活すことを気にかけていきましょう。
 
 
50代での妊娠や不妊治療は、確かに簡単な話ではありません。
 
しかし、お子さんを持ちたいと願う女性が増えてきているのも事実ですので、
 
あきらめず取り組めることにはゴールはあります。
 
しっかり、自分の身体、パートナーとの信頼関係を育み、子作りに取り組んでいきましょう。
 

まとめ

50代での子作りには限界はありますが、体外受精などの方法を要いて
 
お子さんを生める可能性があり、絶対にあきらめたくない。
 
こういった気持ちがある女性は40代後半や50代の女性であっても、
 
子供を授かる事を諦めない方法にトライすることも大切です。
 
 
それでも、授かる事が出来なかった場合は、夫婦で過ごす生活を具体的に子作り中に
 
話し合っておくことも重要であることも忘れないでおいてください。
 
子供が絶対に授かれることが出来るといった医学は、まだ存在していません。
 
この点が今なお続く不妊治療の重要なことであることでもあり、
 
自身で妊娠しやすいカラダづくりの重要性にも繋がってくると言えるでしょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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