無精子症でも奇跡の自然妊娠体質になるための9つの習慣 |

無精子症でも奇跡の自然妊娠体質になるための9つの習慣

不妊は女性側に何らかの問題がある。

というイメージを持たれやすいのですが、

男性側の原因と女性側の原因の比率はほぼ同じくらいでなのです。

今回は、男性側の不妊原因のひとつである無精子症であっても、

希望は残っており、妊娠可能な体質になるための習慣についてです。

 

無精子症とは

無精子症とは、精液中に精子が全く無い状態をいいます。

男性の100人に1人は無精子症であるといわれています。

無精子症は、「閉塞性」と「非閉塞性」の2タイプに分けられます。

 

閉塞性はというのは、、精子の通り道が塞がっている状態で、

非閉塞性は、精巣内で精子が全くもしくはほとんど作られていない状態です。

閉塞性の場合は、適した治療を受けられるのがベストです。

しかし、無精子症の8割は非閉塞性無精子症といわれています。

さらに、ごく少量の精子があらわれるものも広い意味では無精子症にはいります。

 

先天性(染色体異常、遺伝子異常、原因不明など)あるいは

後天的(抗癌剤治療、放射線治療、ムンプス精巣炎など)原因により、

精巣(睾丸)で精子を作る能力が低下してしまったために無精子症になったものを、

非閉塞性無精子症と呼びます。広義には時々ごく少数精子が精液中にあらわれる症例を含めることがあります。

 引用 泌尿器科・生殖医療(男性不妊)・内科

 

原因不明の非閉塞性無精子症

 

最近の晩婚化により、結婚前にすでに精液所見が悪化している男性が増えています。

ブライダルチェックを受けた男性の7~8%で精子数の減少もしくは運動性の低下が認められ、

1~2%で無精子症が認められました。

引用 意外に多い男性の不妊症について 

 

非閉塞性無精子症の場合は、ホルモンの異常なのか、精巣の造精機能に、何らかの問題が

あるかのどちらかが原因と考えられてはいますが、

医学的には、原因を突き止めるのは難しい状態です。

 

最近の傾向ではブライダルチェック時の妊活を始める前から男性も生殖能力が低下している

ことがうかがえます。ホルモン異常が原因の場合は、ストレスを上手に解消したり、

生活習慣を整えて、ホルモンバランスを整えることで、

体外受精・顕微授精などでの成功率を高める道、奇跡の自然妊娠が見えてきます。

 

男性ホルモンはストレスの影響を強く受けますし、生活によって体質は大きく変わります。

 

治療によって改善できる無精子症であれば適切な手術・治療で

妊娠が見えてきますし、精子の質を高めるための生活を心掛けるだけで

妊娠体質にも変わっていかれます。

 

精子の質は精液が決めている

不妊治療の現場で行われてきた、男性の精液検査では、注目してきたのは、

もっぱら精子ばかりだったはず。精子こそが妊娠に必用だからでしょう。

しかし精液に含まれるのは精子だけではなくのこりのこり99%が性しょうという液体成分です。

血液検査などで、コレステロールや血糖値などを調べるのと同じように、

精子以外の精液成分(精しょう)を調べていくと、

生活習慣や健康状態、妊娠能力まで分かる可能性があるといわれています。

精子が妊娠力を決め、精液が精子の質を決め、その精液がを決めるのは

生活習慣をはじめその人の健康状態そのものとなるという事。

ダンテ取締役CTOで広島大学大学院生物圏科学研究科の島田昌之教授によると、

精子の運動は精液成分によって決定されるため、

精液に含まれる脂肪酸やアミノ酸などの成分が精子に取り込まれ、精子の運動性に

影響を与えているためそこの改善こそが必要とも言われています。

 

精子力は男性自身の全体的に見た心身の健康度そてその長期に渡った期間の

本人の健康レベルをそもままに反映してくるものですね。

 

 

男性の精液や精子はいい状態に変わりうる?

夫婦

医学的にも原因を突き止めることが難しいという原因不明な精子をつくれない状況。

でも希望の光が見える研究があります。

 

山口大学医学部泌尿器科の白石准教授らよる研究では、

内科疾患が男性不妊にどの程度影響しているのかということが研究されています。

男性不妊と内科疾患を併せ持っている場合は、内科疾患の治療が精子をつくる働きを改善させるのかどうかを、

約3,800名の男性を対象に実施されました。

その結果、高血圧などの生活習慣病を併せ持っていることが多く、それらを治療、

改善することで精液所見のほうが改善される可能性があるというのです。

これまで精子濃度や精子運動率が基準値を下回り、男性不妊と診断された場合には

精索静脈瘤がある場合は、手術療法による治療が可能でしたが、それ以外の

原因不明の場合は、確実に効果が期待できる治療法がありませんでしたが、

この研究でもって、生活習慣を改善することが、男性の健康状態を改善させることになり、

男性の精液や精子の状態が改善されれば、妊娠、出産を目指せる可能性があるということなのです

 

精子をつくる・精子の質をよくすることは生活習慣から

夫婦 食卓

カナダのマニトバ大学の研究では生活習慣 その中でも年齢・睡眠・体型(BMI)・アルコール摂取

などが男性ホルモンにどのように影響を与えているのかを

2011-2012年の米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey: NHANES)

のデータより調べています。

男性ホルモンは性欲を高めたり、精子の生成にも関わっているホルモンであり、

妊活中の男性にとってこの値が低いというのは避けたいところです。

そのための生活習慣改善のヒントを得ていきましょう。

 

その結果については、

男性ホルモン値は関連し低下しています

年齢・・・ 1歳高くなるほど0.49ng/dL低下

睡眠時間 ・・・1時間短くなるほど5.85ng/dL低下

BMI(体格指数)・・・BMIの単位が高くなるほど6.18ng/dL低下

アルコール摂取量 飲酒量が増えるほど2.99ng/dL低下

 

男性ホルモンの低下から見ると、睡眠時間が1時間短くなるという事は、

約12歳年をとることに相当するほどであり、

睡眠に影響する日中の活動・運動を増やしておくことストレスを軽減するメンタルケアの

必要性を感じます。

肥満度というのは生殖能力にかなり影響してくるという事ですので、

座ったまま、ゴロゴロ寝てスマホをみたり、ゲームをしたりという事は

控えたいところであり、肥満の一番の原因は食生活が影響するため、

太る原因である糖質を控えていく必要性も見えてきます。

 

無精子症の男性は健康度も低く病気発症率・死亡率も高い

近年研究が進めば進むほどに言われるのが、不妊は生活習慣病の一歩手前ということ。

生活習慣病になる前にまずは生殖能力から低下し損なわれているという事です。

特に男性の精子をつくるといった事から、勃起から射精という性行為には

血液の状態と血管の状態と自律神経が大きく影響するからです。

そのためそこに影響を与える生活をしていると不妊にもなるし、糖尿病や高血圧、

心臓病やがんなどいわゆる生活習慣病になっていくリスクが高まっていくのです。

無精子症の男性は、がん発症リスクが高いというアメリカの

スタンフォード大学の研究Fertil Steril 2003; 100: 681-685.e1では

報告されています。男性不妊の男性の場合はがんになるリスクが1.7倍高くなり、

さらに無精子症の場合はの一般男性に比べて3倍も高いという結果でした。

さらに、30歳以下で無精子症と診断された男性は同年代の男性に比べてがんにかかる割合は8倍となっています。

 

自然妊娠へ精液精子の改善 9つのよい生活習慣

習慣1 ホルモンのもと、タンパク質を食べる

 

ホルモンはタンパク質から作られています。

なので、そのもととなるタンパク質が不足してしまっては

質の高い精子は作られなくなってしまいます。

卵はとってもアミノ酸のバランスも良いのでお勧めですし、

肉、魚もたっぷり取るようにしていきましょう。

 

 

習慣2 ストレスをためない

男性ホルモンであるテストステロンは非常にストレスに弱いホルモンです。

仕事上のストレスももちろんそうですが、

妊活におけるプレッシャーも

義務感から強いストレスになっている可能性もあります。

また子供のころからの両親との関りやどう育てられたかによって精神的に不安を抱えていたり

人とうまくコミュニケーションが取れずに日常的にストレスを抱えている人もいます。

厳しく育てられていたり、褒められなかった、比較されたという経験でもって

心に傷を受けているとそれが子孫拒否など生殖に関わってくるのです。

 

習慣3 ゴールデンタイムには眠って快眠習慣

平成29年度国民健康・栄養調査によりますと、

30代40代の男女の半数弱が1日の睡眠時間が6時間未満、そして、3人に1人が睡眠で休養が十分にとれていないと感じています。

寝る時間によってホルモンの分泌に影響が出ます。

ストレスや不摂生から睡眠不足によって、質の悪い睡眠、浅い眠りによって

睡眠の恩恵にあずかれずに、精子の質を劣化させてしまっている可能性があります。

睡眠時間が1時間平均で減る事で、男性ホルモン値が加齢よりもより低下させていると

いわれています。夜の10時から夜中2時はのゴールデンタイム

しっかり眠って、成長ホルモンを出して、

細胞を修復させたり、自律神経のバランスも整えるようにして精子の質を高めていきましょう。

特に睡眠に関わるメラトニンというホルモンはその濃度が高いほど生殖能力が高いという事が

言われています。1日の睡眠時間が7-7.5時間がベストと言われています。

 

習慣4 禁煙

精子の量を増やすためには、

身体にストレスをかけないことが大切です。

煙草は、人体にとって有害物質がたくさん含まれており、

その影響は孫にまで影響すると言われています。

活性酸素を生み出し、血の巡りを悪くするたばこは

精子にもよくないといわれています。

煙草の成分により、

精子の運動機能が低下していまうだけでなく精子の形成にも異常を及ぼします。

 

 

習慣5 夫婦のコミュニケーションにロマンスを

射精を大きく左右するのがホルモンの影響です。

夫婦のコミュニケーションの取り方1つで、

射精の瞬間、快感を最も強く感じ、幸福感を感じると

男性ホルモンの分泌にも影響します。

男性は視覚によって快感を大きく左右されます。

なので、女性が気持ちよさそうにしているのを見るというのも

部屋の明るさというのも大事なんですね。

ほんのり薄暗い月明かり程度がベストとされています。

 

習慣6 ウォーキングなどで有酸素運動

運動によって、血流が良くなり体の機能が向上します。

血流の良いカラダは、夫婦の仲良しの時の勃起にも影響してきます。

さらに、軽い疲労感で、夜の睡眠の質も高まりますね。

日中の活動量が多く、20程度の運動をしている人ほど体型BMIも標準範囲に収まっている

といわれています。特に男性は筋力を鍛える事でも男性ホルモン濃度が高まっていきます。

適度にウォーキングや有酸素運動などで体を動かす習慣を大切にしましょう。

 

習慣7 禁欲をしない

マスターベーションなどの習慣も必要ですし、

できれば夫婦の仲良しの回数が増えるに越したことはありません。

射精の瞬間には大量の男性ホルモンテストステロンが分泌されます。

大量の男性ホルモンを分泌させる習慣があるのと

ないのとでは、精子の質に大きな違いが出てきます。

妊娠を望むのであれば、禁欲はやめて、回数を増やす事が

妊娠率は高まるようになってきます。

 

習慣8 糖質を控える

血糖値が高いというのは最も生活習慣病を引き起こしていく最たるものです。

血糖値が高くなることで血液の中では糖と他の物質が結合し体にとって有害な産物を

生み出します。そのためカラダは劣化してしまいます。

そのため、できるだけ精製されて血糖値を上げてしまう糖質を避けることが大事です。

しかし、外食やインスタントな食事では糖質過多になるという事が言われています。

お料理をしてくれる奥さんと協力しながら糖質を控え、ホルモンの素となるような

タンパク質・脂質を多く摂取する献立などを日々に取り入れながら

食事を摂取していきましょう。スナック類やお菓子・清涼飲料水などは子供のころから

比較的摂取してきたという男性は要注意です。

 

習慣9 男性としての自信を取り戻す

男性不妊と診断されると、少なからず精神的なショックを受けるといいます。

少ないどころか、男性不妊で治療を受け男性への聞き取り調査では9割以上がショックを受けています。

始めは自分には原因がないと思っていた。そのため自分に不妊の原因があるというのは

正直ショックであり、男性としての自信そのもの消失した減ったという割合は

50%近く、さらにそれが人と関わっていくこと性生活にも影響を与えるようになった

という男性も少なくはありません。男性にとって、妊娠させられるという力が

男性であることを肯定するからであり、そうでない自分を肯定できなくなってしまいます。

それがきっかけで心因性の勃起障害や射精障害を引き起こしてしまう男性もいます。

心の中に肯定感を育て、精神的にショックを受けても立ち直る力レジリエンスをそだてるメンタルケアも

必要です。

 

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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